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三菱重工、MRJに関わる従業員を2割削減へ
三菱重工業は、納入が遅れている国産初のジェット旅客機「MRJ」に関わる従業員を来年4月までにおよそ2割減らすと発表しました。
三菱重工業によりますと、現在、国産初のジェット旅客機「MRJ」の開発にはグループ全体でおよそ2800人の従業員が関わっています。三菱重工は来年4月までに、そのうちのおよそ2割を配置転換により減らす方針を明らかにしました。
「MRJ」をめぐっては、国による安全性を証明する「型式証明」の取得に時間がかかっていて、初号機の納入時期を5度にわたって延期しています。
そのため「MRJ」の開発コストは膨らみ続けていて、三菱重工としては人員対策を講じることで余分な人件費を抑えたい考えです。