終電後でも「乗り継ぎ」で帰れる裏技がある

プロが伝授する、首都圏の「終電ダイヤ」3選

終電を逃したと思っても、帰ることのできる乗り継ぎルートが存在する(写真:あやともしゅん / PIXTA)

飲み会で盛り上がり、終電を逃がしてしまった経験をお持ちの人は多いはず。

終電には、普段使っているルートより遠回りでも「帰れる」ルートや、鉄道各社間の乗り継ぎの配慮が施されているなどの特徴があることをご存じだろうか。今回は首都圏を例にとり、知っていれば10分以上現地滞在時間を延ばせるルートや、乗り継ぎの心配のないパターンを紹介する。

愛称のある「乗り継ぎパターン」がある

路線や列車には「湘南新宿ライン」や中央本線の特急「あずさ」などの愛称があるが、実は列車の乗り継ぎパターンにも愛称が存在する。

正式に制定されているのは京都市交通局が2010年から始めた「シンデレラクロス」。地下鉄の烏丸線と東西線が交差する烏丸御池駅で、23時30分以降の列車同士が、どの方向にも乗り継ぎができるよう、接続待ち合わせを行う。たとえば、月曜日~木曜日の終電では23時52分に4方向からの列車が到着し、23時55分に一斉に出発する。3分のうちに乗り継ぎたい列車に乗り換えが可能なのだ。

ちなみに、金曜日は各線ともさらに終電の30分繰り下げを実施。その列車には「コトキンライナー」という愛称がついている。もちろん乗り継ぎ可能だ。

このほか、俗称レベルで知られているのは「大垣ダッシュ」。臨時快速の「ムーンライトながら」が大垣駅に到着した後、米原行きの普通列車に乗り換える時間はわずかしかない。座席を確保するために駅のコンコースを走って乗り継ぐ人が多いことが愛称の由来だ。以前は「制限速度10km/h」と書かれた看板もあったほど(2017年現在は「走らないでください」となっている)。いずれも深夜や早朝の時間帯で列車の本数が少なくなる時間帯だからこそ、乗り継ぎできるか否かは重要なのだ。

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