加藤浩次の“AKB顔踏み騒動”の裏側〜殺害予告、AKBスタッフは激怒!?
8月3日18時30~放送されたテレビ番組『FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!!』(フジテレビ系)内の最初のコーナー『めちゃ×2イケてるッ!』で、お笑いタレント・加藤浩次が、人気アイドルグループ・AKB48の渡辺麻友らを投げ飛ばし顔を踏みつけたり、大島優子や松井玲奈らを床の上でぐるぐる回したりと“過激な”行動をとり、ネット上には一部ファンなどの間から批判が多数寄せられ“騒動”となった。6月8日のAKB48総選挙開票イベントでスピーチする渡辺麻友(撮影=岡崎隆生)
この騒動を受け、“犠牲者”である渡辺は自身のブログ上で「楽しかったー」「私は全然大丈夫ですよ! ご心配ありがとうございます」「この夏の一番の思い出ができました。うふ」などとコメントし、事態は沈静化に向かっているが、騒動を呼んだ放送当日の裏側について、8月9日1:00~放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に出演したお笑いタレント・岡村隆史(ナインティナイン)は、加藤に対する殺害予告が来ていたことや、AKB48側のスタッフたちが“冷めた”表情で収録を見ていたことなどを明かした。
まず岡村は、加藤に対する殺害予告について、「原因はっきりしている、AKB」と切り出すと、『めちゃ×2イケてるッ!』コーナー放送終了直後に、予告が来ていることを岡村は知ったが、岡村自身はアシスタント役として「あっちこっち行かなアカンかった」ため、「加藤浩次の身になんかあったらアカンから、知らせてやらないといけない」と思い、本番放送中に突然、殺害予告が来ていることを発表したという。
また、同コーナー収録中のスタジオの雰囲気について、「AKB側のスタッフの人たちは笑っていないですよね。色々と(スタジオの)外に出たりとかして。27時間(テレビ)のスタッフたちは笑ってましたけど」と明かし、AKB側のスタッフとテレビ局スタッフの間に温度差があった様子がうかがえる。
岡村によれば、加藤は27時間テレビの“トップバッター”という緊張で、数日前のリハーサルの時から様子がおかしく、「荒れるなとは思っていた」とある程度騒動が起こる事態を予想していたといい、加えて「殺さんでも、加藤浩次は反省してますから。殺さんでもいいじゃないですか。ホンマに反省してますよ」と加藤の近況を伝えた。
毎年恒例のフジテレビ『27時間テレビ』、今年放送分の平均視聴率は9.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)という過去最低の数字を記録し、あまり振るわなかった様子だが、放送本番の裏側ではかなり物騒な事態も進行していた様子がうかがえる。
(文=編集部)