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野暮用で急遽北京に行ってました。

帰りは一人での行動だったので、緊張した。
海外めちゃ怖い!

もう早めに空港に行こうと思って、鉄道も良く解らないからタクシーを捕まえて、英語で「空港までいくら?」と訊いても、全然通じてない。
紙に書け!というもんだから、手帳に「AIRPORT」と書いて見せても通じない。
おおー、中国人英語全然ダメなのか?
諦めまじりの運転手、狼狽する僕だったが、ちょっと閃いた。あ、漢字が通じるじゃん!
「空港」と書いて見せたら、「ああー空港(クンガン?)ね!」と納得の様子。

乗せてもらうと運転手さん、ノリノリの様子で、右手で飛行機の形作って、離陸のジャスチャーで「ブーン!」でしょ?と何度もやる。
こっちも楽しくなってきて、同じように「ブーン!」とやってみた。
しまいには鳥みたくバタバタのジェスチャーをして、「こっちじゃないよね?ブーン!だよね?」と、かなり上機嫌。

「行くよ行く!OK!」と、サムアップで自信満々で高速を走った。

その後「紙貸せ!」と言うので貸してみたら、運転しながら手帳に「机场」という文字を走り書き。
「中国(北京?)では机场っていうんだぜ!」と、発音まで教えてくれた。
もう発音忘れたけど。

終始上機嫌で運転してくれた。まぁ遠いから料金すげぇんだろうなーと思ってたら、25キロくらい走って1500円くらい!
安い!北京の物価は訳が解らん!

別れ際に「謝々!」と言ったら、「謝々(正しい発音)だよ!」と、教えてくれた。


いい街だった。いい人たちだった。

大陸は不幸な歴史もあるのだろうけど、やっぱり現代はずけずけと言い合って踏み込んだコミュニケーションをする。
解りやすくて、心地いい。それを実感した旅だった。


これを見てたら日本人はもう目も当てられないね。
本当にここがGDP世界三位?と、みすぼらしい東京の街を見て思った。