パソコンが重いとき、無駄にメモリを食っているプロセスを落としたりしますが、タスクマネージャーをみてもどのプロセスが何を表しているのか(特に実行ファイルの名前が略称だったりするものなどは、落としていいかわかりません)がよく分からなくて困ったことはないでしょうか。「System Explorer Portable 2.7.3」はアイコンなどを用いて、どのプロセスが何をしているかが分かりやすいタスクマネージャーです。
よく見慣れているタスクマネージャーと比較してみましょう。
System Explorer Portableではシステム名がアルファベット順にソートされているのでタスクマネージャーの方もアルファベット順に並べて比較します。
比較すると分かるように、
- Windowsのタスクマネージャーの「説明」の部分に稼働中のアプリケーションの名前が書いてあるが、System Explorer Portableはイメージ名のアイコンから簡単に分かるようになっている。
- System Explorer Portableはタスクマネージャー以上の項目数をもつ。
具体的にSystem Explorer Portableにどの程度の項目があるかを見てみましょう。
- イメージ名
- Security
- CPU
- PID
- メモリ使用量
- VMサイズ
- Parameters
タスクマネージャーにおける同様の名前の箇所です。
稼動しているイメージ名のプロセスがどのような働きをしているかを見ることができる。ただしチェックマークが入ってReviewsというリンクがある場合だけです。クリックするとウェブページが開き、該当のプロセスがどのような働きをしているかを教えてくれます。
たとえばexplorer.exeなら
このように詳細が表示されます。
各プロセスのCPUの使用率です。
プロセスの識別番号です。
各プロセスの物理メモリの使用量です。
各プロセスが使用している仮想メモリ(VM)の量です。
パラメータの存在するプロセスに対しては、パラメータが表示されます。例えばiexplore.exe(インターネットエクスプローラ)なら、パラメータとして開いているページのURLが表示されたりします。
System Explorer Portableはタスクマネージャーと同じ感覚で使うことができます。つまり、プロセスの強制終了なども、System Explorer Portableから行えるというわけです。加えてタスクマネージャーで出来ることの殆どをSystem Explorer Portableで行えるので、タスクマネージャーの代わりとして使えるかもしれません。
タスクマネージャーにある、CPUとメモリの使用率の経過を表すグラフは、
このように表示されます。4コアあるので別々に表示していますが、全体的な使用率は数字でしか示されていません。
それに対してSystem Explorer Portableではメモリ、4コアそれぞれのCPUに加えて、全体のCPU使用率、SWP、ページフォルト、ネットワーク、I/Oの監視を1画面にまとめて行っています。
各コアごとでCPUの使用率が分かるところに惹かれました。また一番上のプロセッサ使用量は左上に最もCPUを使用しているプロセス名を表示しています。
他にもSystem Explorer Portableには様々な機能があります。
タスクマネージャーにおけるアプリケーション(強制終了処理は、このタブから行うことが多いですね)は、システム > タスクの項目に。
さらにはシステムに入っているドライバの確認やモジュール(.dll)の管理、システム情報の確認なども行えます。
タスクマネージャーだけでは使いにくいとお困りの方、情報が多くて煩雑になるかもしれませんが、必要な部分だけ取り出して使えば優秀なアプリケーションだと思います。
- 入力した文章を自動翻訳!「System Explorer Portable 2.7.3」
- ダウンロード:System Explorer Portable 2.7.3
- 対応OS: Windows 7/Vista/XP