勝見壮史
2017年5月9日20時18分
4日のJ1浦和―鹿島(埼玉)で両チームの選手が小競り合いになった問題で、Jリーグは9日、相手選手に侮辱的な発言をしたとして浦和のDF森脇良太(31)に2試合の出場停止処分を科したと発表した。「臭い」などと言ったことが不適切だったとした。
森脇の発言を巡って、鹿島のMF小笠原満男はブラジル出身の鹿島MFレオシルバに向けられたと主張。森脇は、口論でつばがかかったので小笠原に言ったとし、侮辱するような意図はなかったと話した。両者の意見が食い違い、鹿島は試合全体を管理監督するマッチコミッショナーに報告。Jリーグの規律委員会が7日に小笠原と森脇から聞き取り調査をしていた。
Jリーグによると、森脇が誰に対して発言したかは確認できなかったが、鹿島の選手に対して「臭い」と言った点では一致したので、その発言を侮辱的だと判断したという。
処分を受け、さいたま市内で報道陣に対応した森脇は「僕の発言が不適切だった。試合の中で熱くなり、小笠原選手とレオシルバ選手に不快な思いをさせてしまったことを、心から反省している」と謝罪した。(勝見壮史)
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