最近は最強主人公が減り、オタクが感情移入しやすい主人公が増えてきてますね。
そんな現在のアニメの傾向に、僕はオタクに媚びすぎでは?と思ってます。
SAOや劣等生、ノゲノラに代表される、いわゆる俺tueeeストーリー。
(正直この言葉自体インターネットの気持ち悪い部分が出てるのであまり好きではない)
この手のストーリーでは視聴している最中、視聴者が主人公に感情移入し、気持ちよく視聴することが出来ます。
実際、僕も中学生の頃はこの手のアニメにドップリハマっていた時期もありました。
しかし、この感情移入が生み出した負の遺産があります。それは「中二病患者」です。
古代の文化「萌」を嗜むオタクであれば、俺tueeeではなく、ヒロインに目が行くので中二病にかかりにくかったはずです。
しかし、問題は、俺tueee時代からオタクになり始めた世代です。オタクになり始めた初期は特にストーリーに影響されやすいため、インパクトの強い「俺tueee」で人格が形成されていきます。これが「中二病」に繋がっていくのでしょう。
しかし、中二病というのは一時的な病気で、熱が冷めると突然今までの自分の行動が「黒歴史」に変わっていきます。この世代の感情の変化が現在のアニメの傾向につながっていると僕は考えています。
エロ漫画先生、俺ガイル、冴ヒロ2期、これらのアニメは現在のアニメの傾向を良く表していると思います。
中二病を卒業すると流石に「俺tueee」が「痛く」思えてくるので、アニメの好みも変わってきます。
そこで制作側は次のジャンルに切り替えてきます。それは「主人公がオタク」という新たなジャンルです。
表面的なアニメとしてのジャンルは変わりませんが、主人公のキャラクターが大きく変わっています。
中二病患者はSNSで群れを作り、様々なオタクとコミュニケーションを取っているため、オタクの特徴を熟知しています。
その中二病時代の感覚をくすぐり、感情移入しやすい「オタクキャラ」は一定層のオタクに好評でした。
また、この頃からオタクの定型句のようなものが固まってきたためそれをアニメ側が使う様に成りました。
これが気持ち悪い
オタクとアニメの間には明確な壁があり、両者が客観的な視点で互いを見るべきだと僕は思っています。
オタクがアニメに近づこうとしたり(中二病)、アニメがオタクに近づくと(主人公オタク化)現実の世界観やアニメの世界観に大きな影響を与えてしまいます。
そのため、純粋なストーリーとしてアニメを見ることが出来なくなってしまうと僕は感じています。
互いに不干渉であった「萌」はその点今よりも良かったのでは無いでしょうか?
アニメの制作方針として、視聴者を掴むための「主人公オタク化」はとても上手い方法だと思います。
しかし、それで世界観を曖昧にして、作画で誤魔化すのでは本末転倒ではないでしょうか。
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