気になるキーワードを入力してください
トピックスニュース
2017/05/09
大阪市交通局、第8号線延伸部BRT社会実験検討プロポ26日まで
大阪市交通局は、第8号線延伸部におけるBRT社会実験実施に向けた検討業務で公募型プロポーザルを実施する。参加申請書類を26日まで受け付けて、参加資格審査結果を6月2日に通知する。技術提案書を6月2~12日まで受け付ける。プレゼンテーションを6月下旬に行い、7月上旬に選定する。7月中旬に契約締結する予定。参加資格は入札参加資格を有し、12年度以降に完了した官公庁等業務発注の業務で「公共交通に関する定量的なデータ分析などの検討・調査業務」についての履行実績―など。
14年2月の「大阪市鉄道ネットワーク審議会」からの提言を踏まえ、第8号線延伸部におけるBRTによる需要の喚起・創出及び鉄道代替の可能性を検証するための社会実験の実施に伴って必要となる検討を行う。
内容は▽道路交通環境、地域の交通流動状況等の調査=沿線道路の交通環境、沿線地域の交通流動状況、沿線住民などの意向等について、パーソントリップ調査データ等既存のデータ等を活用した現況調査▽社会実験実施スキーム等の検討=他都市のBRT導入済あるいは導入を計画している事例について、既存路線バスとの機能分担、行政と事業者との役割分担、運行計画設定の考え方、BRTとしてのグレード・仕様、BRT導入効果についての整理。社会実験実施スキーム、運行計画、BRTの仕様および社会実験の効果検証方法・期間についての検討。運行ルート、停留所位置については、今里~湯里六丁目間を基本とし、その他、需要の喚起・創出に繋がるルートとして、起終点を他の地下鉄駅などにしたルートについてもあわせて検討▽需要予測=運行ルートにおけるパーソントリップ調査や国立社会保障・人口問題研究所の最新の推計人口データ等を用いたBRTの需要予測や沿線の路線バスの需要に与える影響検討▽収支計画の検討=道路の現況調査に基づくBRTの通行や転回に必要となる道路の改修費用も含めた運行経費の概算事業費の算出ならびに、収支計画についての検討▽需要の喚起・創出方策の検討=第8号線の延伸地域の特性等を踏まえた需要の喚起・創出方策について、まちづくりなど行政の視点や事業者の視点での検討▽起終点の停留所及び交通局が指示する中間停留所や転回地の設計=道路概況図、一般図および詳細図(必要な場合、構造計算の実施)、イメージパース、数量計算書(必要な場合、構造計算書)の作成▽車両ラッピングデザインの検討や協議資料の作成。納期18年3月16日。契約上限額3000万円(税込)。
今里筋線の延伸建設は今里~湯里6丁目間の6・7㎞に6駅を設ける計画。審議会では需要予測に基づく収支採算性、費用対効果等を検討し、BRT等の導入可能性を含めて検討する必要があるとしていた。既存インフラの有効活用や需要に見合った輸送力確保、利用者ニーズに合わせた柔軟なネットワーク構築などの観点からBRTの導入可能性について検討を加えることが必要とし、可能性を検証するための社会実験の実施を向けた検討を行うこととしていた。
一日分の建産速報(PDF)及びデータ配信サービス(エクセル)を送付いたします。 ご希望の方は下記【簡易サンプル希望】をクリック後、件名に簡易サンプル希望と入力いただき、ご希望の商品名(建産速報・データ配信サービス)、お名前、メールアドレス、電話番号(任意)を記載のうえ送信をお願いします。 【簡易サンプル希望】 |