※ver 0.2(2017.05.09更新)
アジア最大級のITイベントを取材しよう
2017年5月30日から6月3日までの5日間、台湾の台北市で「COMPUTEX TAIPEI 2017(コンピュテックス タイペイ 2017)」が開催されます。もともとこのイベントは台湾メーカーのコンピューター関連機器を展示するものだったのですが、最近では各国のメーカーが集結し、スマホやVR、IoT機器なども展示されるようになりました。アメリカで年頭に開催される「CES」、ドイツで9月に開催される「IFA」と並び、IT業界の重要イベントのひとつとして位置づけられています。

COMPUTEX TAIPEI 2016の様子
筆者は2016年5月に開催された「COMPUTEX TAIPEI 2016」を個人的に取材しまして、いろいろな刺激を受けました。単に記事のネタになっただけでなく、メディアでは取り上げられない世界的な潮流を肌で感じられたように思います。
海外イベントは業界関係者や大手メディアが参加するもの、と思っている人は多いでしょう。しかし個人でも取材する価値は十分あります。特にPC系やガジェット系のブロガーなら、一度は体験しておいても損はありません。
そこでこの記事ではCOMPUTEX TAIPEIに行ってみたい人のために、現地の情報や筆者の体験談などをまとめています。ただ筆者自身もそれほど経験豊富というわけではないため、適宜ほかのサイトから情報収集していただけると幸いです。
COMPUTEX TAIPEIの概要
展示内容について
じゃあ実際にCOMPUTEX TAIPEIではどんなものが展示されているのかという点ですが、筆者の印象としてはザックリと以下のような感じです。
- PC本体(そこそこ多い)
- スマホ/タブレット本体(少ない)
- PCパーツ(やたら多い)
- スマホサプライ品(やたら多い)
- 技術展示(そこそこ)
- BtoB製品(そこそこ)
PC本体についてはASUSやMSI、GIGABYTE、マイクロソフトなどのブースでそれなりに展示されています。スマホはASUSとAcer、HTCぐらいですかね。メーカーの数としてはそれほど多くはありませんが、最新モデルを実際に手にしたり、写真を撮影できるのがありがたいのではないでしょうか。

ブースによっては、スマホの機能や性能がわかりやすい形で展示されています

昨年はGeForce GTX 1000シリーズの発表直後だったということもあり、PCパーツメーカーからはGTX 1080搭載ボードが多数展示されていました

ADATAのNVMe SSD「SX8000」。日本では2016年11月ごろに発売されました

液晶ディスプレイでおなじみのBenQでは、なぜかフィットネスバイクにまたがったお姉さんがたが……。実はヘルスケア関連のソリューションの展示でした

Ankerは個人的に好きなサプライメーカーなのですが、展示はかなり地味でした
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またうさんくさいキワモノも多いので、見ているだけでもいろいろ楽しめます。

デン◯ロビウムのようなPCとか

極小サイズのメカニカルキーボードとか

ASUSのロボット「Zenbo」は個人的に表情が気に食わないのでキワモノ扱いです。スミマセン
とにかく、会場にはすごいプロダクトから変なモノまで大量に展示されていて、そこらじゅうがガジェガジェしています。PCやガジェット好きにはたまらない空間です。
出展メーカーについて
COMPUTEX TAIPEI 2017に出展する企業は、「BoothViewer」で確認できます(要Flash)。
個人的には先日発表されたGTX 1080 TiやTITAN Xpを中心に、ゲーミング系をチェックしようと思っています。あとはASUSとMSIのノートPCですかね。今年はDellも出展しているので、ここも忘れないようにしないと。
気になるのはマイクロソフトなんですが、タイミング的にSurface LaptopやWindows 10 S搭載モデルが展示されるのではないかと考えています。ひょっとすると、Surface Pro 5も……。ま、展示しないかもしれませんけどね。
おねーさんの写真でアクセスアップ!?
この手のイベントレポートでは、かならずと言っていいほどコンパニオンのお姉さんがたの写真も掲載されます。たとえば↓こんな感じ
大手でも(特にPC Watchあたりが)熱心にポートレート記事を公開していますが、あるIT系ニュースサイトのなかの人に聞いたところ、お姉さん写真はアクセスアップのための鉄板ネタとのことです。まあ、そうでしょうねえ。
さらに上級者ともなると、お姉さんがたのFacebook/twitterアカウントを聞き出すとのこと。これはお近づきになるためにではなく、記事を公開したらURLを連絡するためです。URLを伝えるとお姉さんがたが拡散してくれるので、彼女たちが擁する大量のフォロワーに届くという。そしてアクセス数がエライことになるという。真偽のほどはわかりませんが、試してみてはいかがでしょうか?
事前登録について
COMPUTEX TAIPEIの運営事務局は、事前の参加登録を推奨しています。現地の会場でも登録できますが、多少時間がかかるかもしれません(初日は比較的空いているようでしたが)。登録は無料ですので、あらかじめ手続きを行なっておきましょう。
ちなみに参加条件は18歳以上であること。開催日が近づくと事前登録が打ち切られるので注意してください。
リンク

登録フォームで「台北国際コンピュータ見本市」を選択
社名については、適当で大丈夫なようです。筆者は昨年「Freelance(フリーランス)」で登録したのですが、問題ありませんでした。もしかすると「株式会社フリーランス」的に見られていたのかもしれません。
取材は一般参加で十分なのですが、メディア向けにプレスの受付も行なわれています。条件を確認したところ、なんと「ブロガーでもプレスで登録できるかもしれない」とのこと。ただし月間1万UU以上のサイトであることが条件で、さらにGoogle Analyticsなどのトラフィックレポートを提出する必要があるようです。登録も顔写真が必要なので非常に面倒なのですが、プレスで登録したい人は挑戦してみてはいかがでしょうか。プレスルームを使えるようになるだけでなく、もしかすると事前のアナウンスが流れてくるかもしれませんよ。
台湾への渡航について
費用は5~8万円程度。安くあげるなら3万円台も可
航空券と宿泊費については旅行サイトのツアーを使えば、ざっくり5~8万円くらいではないでしょうか。少しでも安くすませたいなら、LCCを使えば片道1万円以内で航空券が買えることもありますし、1泊3000円程度で泊まれるドミトリーとかゲストハウス的な施設もあるようですから、2泊3日で3万円台も可能なようです。筆者は楽天トラベルで予約しましたが、気になる方は調べてみてください。
現地でどれだけ必要かは、食事のクオリティや買い物しだいです。ちなみに筆者はコンビニや屋台で食事をすませ、お土産も最小限にとどめたところ、2泊3日で1万円も使いませんでした(ホテルは朝食付き)。台北を贅沢に堪能したいのであれば、それなりの所持金を持っていくべきでしょう。

台北滞在中に食べたもののなかで一番高かったのがマンゴーかき氷です。だいたい700円前後くらい
ちなみにCOMPUTEX TAIPEIの参加証があれば、MRT(地下鉄)はすべて無料で利用できます。交通手段をすべてMRTですませれば、そのほかの交通費はかかりません。

COMPUTEX 参加証があれば地下鉄が無料で乗り放題!
台北市内へは松山空港が便利
筆者は昨年、桃園国際空港を利用しました。ツアーの有料オプションとして用意されている送迎バスを使ったのですが、手続きにいろいろ時間がかかりすぎて、バスのほかの乗客から白い目で見られて……。なので、送迎バスは使わずに自力で移動することをおすすめします。
台湾に行くには台北松山空港か桃園国際空港を使うことになりますが、松山空港のほうが会場のある台北市内に近くて便利です。桃園空港は移動に40分から1時間程度かかります。ただし桃園空港のほうがチケットが安い場合があるので、コストを優先するならアリでしょう。最近はMRTも開通したので、もしかするとタダで移動できるかもしれません。
宿泊先については、台北市内にしておいたほうが無難です。場所を把握しないまま料金だけで選ぶと、とんでもなく遠い場所に宿泊するハメになります。
COMPUTEX TAIPEI 2017は南港地区で開催されるのですが、台北駅(Taipei Main Station)からMRTで30分くらいかかります。南港地区のホテルは高い上に1年前から予約されているので、予算が潤沢でないと厳しいかもしれません。
ちなみに筆者は中山地区のホテルを利用しますが、徒歩の時間も合わせて会場の南港展覧館まで1時間くらいです。けっこう遠いのですが、夜市へスムーズに行けるのと比較的安いホテルが多いので助かっています。

中山地区なら徒歩圏内の寧夏夜市

士林夜市はアヤシゲなお土産屋さんがたくさんありました。そのためか、市場内は撮影禁止とのこと
持ち物について
海外旅行のための持ち物についてはほかのサイトで調べていただくとして、ここではCOMPUTEX TAIPEI取材に必要な物、あったらいいものを紹介します。
名刺(必須)
COMPUTEX TAIPEIの受付(空港や会場など)で、参加証を受け取るときに2枚の名刺(business card)必要です。一部で不要とのウワサもありますが、原則必須なので用意しておきましょう。
名刺は普段使っている日本語表記のものでもOKです。しかし会場でバラまくつもりなら、英語表記の名刺を用意するべきです。運が良ければ、メーカーからリリース情報が定期的に届くようになります。
ちょっと規模の大きいブログを運営しているなら、URLやサマリーのほかにPVやUUを掲載しておくといいかもしれません。別になにも発展しないかもしれませんが、万が一に備えて種をまいておくことは重要です。
招待メールをプリントアウトした紙(必須)
参加証受取時に、招待メールに掲載されたバーコードを提出する必要があります。スマホでも大丈夫かもしれませんが、紙に印刷しておくといいでしょう。

事前登録完了後に送られてくる招待(Invitation)メール
招待メールは、事前登録後2~7日くらいで到着します(受付開始直後だとさらに長くなることも)。届かない場合はメールの受取設定を確認したり、もう一度登録し直したりしてみましょう。
SIMフリー端末(推奨)
基本的に台北市内はどこにでも無料で使えるWi-Fi環境があるのですが、必然的に移動が多くなりますのでSIMフリーのスマホやルーターを持っていったほうが吉です。ホテルや空港でルーターの貸し出しサービスがあったりもしますが、ブロガー的にはSIMカードを買ったほうが記事のネタになるのではないでしょうか。
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SIMカードは空港で購入できるのですが、ショップの開店時間に注意してください。営業時間は早くて7時からで、20~22時には閉店するようです。LCCで早朝または深夜に到着するとショップが空いていない場合があります。市内の携帯ショップでも購入できるようですが、その場合は免許証などの身分証明書が必要になるかもしれません。
高感度のカメラ&F値の小さい明るいレンズ(推奨)
展示会の会場は光量が少なめで、そのまま撮影すると手ブレやノイズが発生するかもしれません。可能ならISO感度が高いカメラや、明るいレンズを持っていきましょう。格安コンデジで撮るくらいなら、たぶんスマホのカメラのほうがキレイに撮れるような気がします。三脚はたぶんNGではないでしょうか(未確認)。
ちなみに会場では、自撮り棒にビデオカメラを取り付けたユーチューバーらしき人もいます。それぞれの用途に適したカメラを持参してください。
カメラ用のフラッシュ(ストロボ)(推奨)
照明に色がついていると、本来の正しい色合いで撮影できないこともあります。光量の大きいフラッシュ(ストロボ)とリフレクター(反射板)またはディフューザーなどを使って撮影することをおすすめします。カメラ内蔵のフラッシュは使わないほうが無難。だったらノイズが出るのを承知で、ISO感度を上げて撮影するほうがマシです。

照明の影響で、本来の色で撮影できない場合があります
できるだけ軽いノートPC(推奨)
取材内容は帰国してから記事化してもいいのですが、早さや熱量を大切したいなら現地で記事を書くことをおすすめします。カメラやフラッシュ、その他機材を持ち歩くとなると重量が大きくなるので、なるべく軽いノートPCがいいでしょう。筆者は昨年約1.4kgのThinkPad X260を持っていきましたがけっこう重く感じたので、今年は790gのLIFEBOOK WU2/B1を持っていくつもりです。
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とりあえず今回はここまで。随時内容を更新するつもりなので、ぜひまたチェックしてみてください。
