目次
- スペースシャワーTVのNFパンチを観て
- 出演者
- 鈴木さん(女性)の場合
- 白石さん(女性)の場合
- 田辺さん(女性)の場合
- 石岡さん(女性)の場合は
- 赤村さん(女性)の場合
- 山口一郎からみんなへの質問
- 松本(女性)さんの場合
- 漆谷さん(男性)の場合
- 和田さん(女性)の場合
- 飯田さんの場合
- 片桐さん(女性)の考え
- 鹿野淳(MUSICA編集長)の考え
- 山口一郎の考え
- サカナクション山口一郎の熱愛相手は誰ならゆるせる?(山口本人からの質問)
- 好きなミュージシャンの許せる熱愛相手は?
- 最後に
- アイドルもミュージシャンも同じようなもの?
- 1つだけ気になる部分
スペースシャワーTVのNFパンチを観て
先日、スペースシャワーTVで放送された、サカナクションの冠番組の内容が興味深かったです。
音楽ノススメというコーナーで、様々な音楽に対する問題提起に対して、一般公募によって集まったパネラーと山口一郎と雑誌MUSICAの編集長である鹿野淳が同じ目線でストレートに議論する新企画。
今回のテーマが”ミュージシャンが熱愛発覚するとCDは買わなくなるもの?”
ミュージシャンに恋人がいる事が発覚すると、CDの売れ行きが落ち込む事があり、そのためミュージシャンも自分の恋愛事情を隠す事があります。
そのため、今回、一般の音楽ファンが本当にミュージシャンに熱愛が発覚するとCDを買わなくなるのかを話あっていました。
この内容をまとめて、今回集まった音楽ファンはどう思っているのか、ミュージシャンである山口一郎や、音楽業界で長く働いている鹿野淳はどう考えているのかをまとめてみました。
出演者
山口一郎
鹿野淳
一般公募者
鈴木さん(女性)
白石さん(女性)
田辺さん(女性)
赤村さん(女性)
松本さん(女性)
湊谷さん(男性)
和田さん(女性)
飯田さん(女性)
下川さん(女性)
片桐さん(女性)
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鈴木さん(女性)の場合
・川上洋平([Alexandros] のボーカル)が恋愛感情として好きだが、川上洋平が好きという気持ちと[Alexandros]が好きな気持ちは別物としての好きという気持ち。
・音楽が好きだからCDを買っているので、川上洋平に恋愛が発覚たらショックだけどもCDは買う
・ラブソングは、熱愛が発覚したら、その人のことを想って作ったのかと考えたりはするが、聴きこんで、あえてそれは自分のことを想って歌ってくれているんだと解釈を変える(自己洗脳)
白石さん(女性)の場合
・CDを通してその人の才能や音楽感を買っていると思っているが、恋愛に関しては自分に好意を貰うことがなく、買うこともできないので、熱愛発覚したらショックで買わなくなるかもしれない
・結婚や熱愛が共感に変わった時に初めて既婚者バンドや熱愛が発覚したバンドも売れているので、そうなれば信頼関係でファンと繋がって行くのかなと思う
・アーティストの年齢にもよる
田辺さん(女性)の場合
・熱愛発覚後、CDを買うか買わないかで言うと、どちらかというと買わない人が多いとは思う。
・好きなアーティストは片思い中の男の子と同じような対象と考えている
・自分の場合は好きな人に彼女が出来ても嫌いにはならないし、むしろ応援したいから買わなくなることはない
石岡さん(女性)の場合は
・ミュージシャンは芸能人でもアイドルでもないかもしれないけど、アイドルみたいに応援する人が多いから、アイドルが熱愛発覚して傷つくように同じ感情を抱く人がたくさんいると思う。
・ミュージシャンの曲は励ましとか慰めなど、普遍性があるからこそ支持される部分があると思う。
・熱愛が発覚すると歌詞から熱愛の相手の顔が浮かんで来て、共感ができなくなり、ファンとしては複雑な気持ちになって、CDを買わなくなるとは思う。
赤村さん(女性)の場合
・ミュージシャンは例えば曲を作ってCDを売る時に好きな人のことを思って作ることはあるかもしれないけど、それが1番伝えたいことではないと思う
・CDを売るからには、買ってくれる人のことを思って作っているんじゃないかなと思うし、それだったらお金を払って音楽を聴きたいと思うし、応援したいと思う。
山口一郎からみんなへの質問
山口「さっき鈴木がミュージシャンに片思いをしている気持ちだって言っていたけど、その気持ちがわかる人は手を上げてもらってもいい?」
※ほぼ全員手が上がる
山口「あー、やっぱりそういう気持ちはあるんだ?」
松本(女性)さんの場合
・My Hair is Badが好き
・マイヘアは、恋愛の歌を多く歌い、彼女がいる事をライブで話しをしているので、その辺りは割り切っている、
・CDを買うことを彼氏とお揃いのキーホルダーを持っているような感覚になる人もいるし、そういう人は熱愛を許せないと思う
・電車に乗っている時にマイヘアの曲をイヤホンで聴いていたら、偶然マイヘアのボーカルが居て、それ以降より好きになった(恋愛感情的に)
・SHISHAMOのバンドマンというバンドマンに恋していることを歌っている曲に共感してSHISHAMOが好きになった
漆谷さん(男性)の場合
・音楽だけに対してだけ信頼していて、その信頼があるからこそ応援したいと思ってCDを買うなり、ライブに行くなりしている。
・熱愛や結婚や離婚や不倫があっても、それは彼らの家庭だけの話で、そっちで話がまとまれば良い話でファンがああだこうだ言う話ではない。
熱愛報道や不倫報道で好きだったアーティストやお笑い芸人が活動休止になったりして、自分が好きだったアーティストを駄目にされてきたから、アンチ熱愛報道、アンチ不倫報道。
・自分より下の世代にはゴシップ気にせず音楽を聴いてCDを買って欲しい。
・その人の文化を見る部分ではその人の恋愛を知ることは重要こもしれないけども、それを叩く必要はないし、社会的制裁を加えることもおかしいと思う
・スキャンダルがあってどれだけ叩かれてもCDをリリースしないという選択はしないで欲しい。
・アーティスト自身の人生が関わって音楽にはなると思うが、それは音楽を掘るための情報で、アーティストの人格を評価するための指標ではない。
和田さん(女性)の場合
・熱愛報道はファンへの裏切り行為だと思う。
・ファンがオワコンのCDを買ってお布施してたのに、有名になったことで恋愛の相手と出会えたのに、ファンを蔑ろにしたように思える。
・音楽を聞きたいなら無料アプリでもいいし、熱愛で裏切られたならお金払ってまで聴くのはもういいかなと思う。
・音楽を好きになったことがファンになるきっかけではあるけど、ファンを辞めるきっかけは、アーティストの人間性が嫌いになった瞬間。
・音楽が良いかどうかは、YouTubeで歌ってみたをやってる素人の歌を聴いても曲が良いと思えるかどうか。
・有名になったのは自分が応援していたことが理由なのに、有名になったら自分から離れるのは何故っていう気持ちがある
・例えばバレンタインにチョコ貰ってなかったって言ってたのに熱愛があると、ファンを騙してたんだ、バカにしてたんだって思う。
・ファン目線ではあるがアーティストを一人の人間として見ている(山口一郎が共感しまとめた)
飯田さんの場合
・既婚者なら既婚者と言って欲しい。
・熱愛や結婚隠しているからファンも恋愛感情を持つから、音楽を聴いて欲しいならきちんと既婚者だと言った上できいてくれと言うべきだと思う。
・俳優やスポーツ選手は発表するのに、ミュージシャンはあまり発表しない文化があるのはおかしいと思う。
・熱愛や結婚も公表していれば不倫で活動休止などの事件は起こらなかった。
・熱愛や結婚を公表することで、アーティストとファンという距離感を保つことができるんじゃないかと思う。
・恋愛相手や結婚相手がいるならファンも祝福したい
・結婚したり子どもが生まれると、そのことをインタビューなどで語ると新しい魅力も感じるし、ミュージシャンなら曲にもいい方向に影響があると思う。
片桐さん(女性)の考え
・熱愛相手や結婚相手がいるなら、アーティストの背景も知りたいから教えては欲しい。
・宇多田ヒカルや椎名林檎など母親になったアーティスの曲が好きなので、どのように創作方法や創作に対する考えが変わったかを知りたい。
鹿野淳(MUSICA編集長)の考え
・バンドマンはスターで偶像崇拝されている。
・バンドマンは自分が偶像崇拝されていると思うと、多くは語らない人たちが多い
・マイヘアのように偶像崇拝のカウンターとして、あえて自分の恋愛観を語ってファンに恋愛感情を出させて、今のロックの通常のスタイルを崩す人もいる
・それは戦略としてあえてやっている部分もあるかもしれない(山口一郎からの「それはあえてやっているのか?」という質問に対しての答え)
・スポーツ選手とミュージシャンとでは違いがすごく多い。
・スポーツ選手は結婚をして栄養バランスのとれた食事を用意してくれる家族がいたり、普通の生活を遅れていることでベストコンディションであることをファンに伝えることで、ファンの安心につながる。
スポーツ選手に対してミュージシャンは熱愛や結婚が発覚すると、自分の創作していること以上に”意味”が出してしまい、そのことに抵抗を感じて公表しない人も多い。
・ミュージシャンは熱愛や子どもができたことを隠していて語れない人が多い。
・そのため音楽メディアのインタビューも知っていても聞けないことがあるので、やりづらい。
・その後に熱愛や不倫報道がなどが出たときのフォローや肯定はできない。こちらに語ってくれなかったのだから。
山口一郎の考え
・ミュージシャンもタレントも同じ物差しで測られることが問題に思う。
・ワイドショーがミュージシャンの不倫などを叩いていた時に、音楽メディアはそれをフォローして欲しかった。
・バンドマンの熱愛によってセールスが下がる現実はある。
・熱愛発覚や結婚、子どもが生まれることによって音楽性や方向性も変わることが多いので、ミュージシャンにとって1つの分岐点にはなっている。
鹿野「これは難しい問題で僕らは言いたいことは言っているのね。でも、それは1つしか言えない。それはアーティストの表現と人生は別物と考えていて、表現は表現として存在の理由があるはずだと。表現自体の中身に関しては評価していきたい。でも人生に関しては無関係だという話はします。でもそれ以上は言えない。これは、自分がアーティストに全てをさらけ出して貰いたいと思ってるからで」
・サカナクションの”バッハの旋律を夜に聴いたせいです”は失恋したときに作った曲。
・ミュージシャンにとって、恋愛や失恋や創作をする上で重要な大きなできごと。恋愛をしないミュージシャンはいない
サカナクション山口一郎の熱愛相手は誰ならゆるせる?(山口本人からの質問)
・世間的に見て高感度の高い女優さんだったら良いけど、色々な人に手を出してそうな悪い女だと、一郎さん引っかかっちゃったのかなと思う(下川さん談)
・一郎さんにはファンはみんな幸せになって欲しいと思っているから悪い女には引っかからないで欲しいという熱い想いがある(下川さん談)
・山口一郎「女優さんかあ・・・・・・!」
好きなミュージシャンの許せる熱愛相手は?
・好きなミュージシャンが熱愛発覚したとして、この人ならOK、この人なら駄目という基準はある(和田さん以外全員)
・基本的にいい人ならOK。悪い人はダメ
・和田さんは誰だろうが許せない。
・自分が好きなミュージシャンの彼女だったらOK。それ以外は許せない。(和田さん談)
・むしろ好きなミュージシャンと結婚したい(和田さん談)
・和田さんはミュージシャンに対して本気。
最後に
・とても難しいテーマで結論も永遠に出ないテーマだと改めて感じた。
・ポップミュージックは現状、芸能とアートが一緒になってしまっているので、アーティストが人生観の具体的なものを語るかはアーティスト自身が語るものになっている。
・世の中に公表することで創作が楽になる人もいれば、公表しないことで創作が楽になる人もいる
・長く続けてるバンドはメンバーが結婚したり子どもが生まれたりする。フロントマンはそれを見て、自分が結婚して子どもでかはきたらどうなるのかを考えて自分は結婚できるのか、できないのかを考える場合も多い。
・結婚して家に誰かいたら曲を作れないですよ。だから性格もあると思うけど、親が倒れた時とか自分がツアー中だったらどうしようとか、自分が体調崩して入院したら誰に服を持って来てもらおうとか考える(山口一郎談)
・アーティストも一般の人が普通に考えるようなことも考える普通の人間。
・ミュージシャンが作る曲はその人の人生だと思う。それで良い曲を作れなくなったらミュージシャンの寿命だと思う。
・色々な考えを持っているファンがいるバンドは良いバンドだと思います
アイドルもミュージシャンも同じようなもの?
今回の参加者の話を聞くと、ミュージシャンに対して”ガチ恋”している人も少なからずいるということ。
むしろ、異性のミュージシャンに対しては、そう感じているファンも多いのではと感じた。
だから、ゲスの極み乙女。の川谷絵音も、KANA-BOONの飯田も結婚を公表しなかったのかもしれない。
ぶっちゃけあの程度の見た目でも、ガチ恋ファンはいるのかもしれないし(挙句の果てに不倫をしたけれども)
しかし、昔からミュージシャンは憧れの存在でもある。
ビートルズだってアイドルのような人気だった。
それに、好きになるきっかけは、やはり曲が良いか悪いかだろう。
それがきっかけで、ミュージシャンの人間性にも興味を知り、ますます好きになるのだと思う。
1つだけ気になる部分
今回の企画で1つだけ気になる部分がある。
それは、”なぜ山口一郎は自分の熱愛相手がどんな人ならいいのか?”という質問をしたのか?
そして、一般公募者から”好感度の高い女優さんなら良い”という答えを導き出している。
何が目的で聞いたのか?
何が目的で聞いたのか?
何が目的で聞いたのか?
何が目的で聞いたのか?
何が目的で聞い(ry