名古屋「レゴランド」は、大人ひとりでも楽しめるか行ってみた!
2017.05.08
「レゴランド(R)・ジャパン」が2017年4月にグランドオープン。日本初上陸の地として選ばれた愛知県に住む筆者が、オープン前に行われたプレスプレビューに行ってきました!
▲外観すべてレゴブロック!テンションがあがっている筆者です
1,700万個のレゴブロックが使われ、
エントランスから全てレゴ、レゴ、レゴ……
ナゴヤドーム約2個分、東京ドーム約2.5個分の敷地面積に、40種類以上のアトラクションやシアター、レストラン、ショップなどが集まるテーマパーク「レゴランド・ジャパン(以下レゴランド)」。名古屋駅からあおなみ線のノンストップ便で約17分。車でも伊勢湾岸道・名港中央ICから信号なしで入れるようアクセス面でも整備されています。
メインターゲットとされているのは、2歳から12歳までの子供とその家族です。が、今回は“見た目は大人、中身は子供”の筆者によるひとり体験レポートです。入場料を払えば各アトラクションは乗り放題!ということで、子供でなくても楽しめるのか?
レッツ・レゴランド!
メインターゲットとされているのは、2歳から12歳までの子供とその家族です。が、今回は“見た目は大人、中身は子供”の筆者によるひとり体験レポートです。入場料を払えば各アトラクションは乗り放題!ということで、子供でなくても楽しめるのか?
レッツ・レゴランド!
▲エントランスにいたロボットもレゴでできてます!
▲エントランスを通ってすぐにあるデカい恐竜。迫力もありますが、筆者的には首が落ちてこないかヒヤヒヤしました。「エルマーのぼうけん」気分で乗ってみたい気も……
▲カラフルすぎる象の像!これを子供の頃に見ていたら、もっとクリエイティブな大人になっていたかも……
▲まずは入口でもらったマップで園内チェック!一番下にあるエントランスゲートを入ってすぐにある「ブリックトピア」から反時計回りに「アドベンチャー」「レゴ・シティ」「ナイト・キングダム」「パイレーツ・ショア」「ファクトリー」、そして真ん中の「ミニランド」と7つのエリアが広がっています
アトラクションのスリルは子供向け!
絶叫系が苦手ならちょうどいい
さて、最初に思ったのは「どんな順番で廻ろうか?」ということ。大人的な発想で「少ない時間で合理的に見て回るなら」とマップとにらめっこです。プレス・ブリーフィングでは、時計回りでも反時計回りでもどちらでも変わらないと言われたので、まずはテーマパークの花形でもあるジェットコースター的アトラクション「ザ・ドラゴン」がある「ナイト・キングダム」エリアに向かいました。
▲エントランスゲートから歩いて10分もかからず「ナイト・キングダム」エリアに到着です。「ナイト・キングダム」はその名の通り中世のお城がテーマになっているエリアです
▲いざ乗り込んだ「ザ・ドラゴン」は、絶叫マシンが苦手な筆者でも、ほどよいスリルを味わえて満足!
個人的な感想ですが、「ザ・ドラゴン」はスタートしてすぐに最頂点まで登っていくスピードが意外に早く、急降下する直前のタメもそれほどなく、子供向けに刺激を少なくしてあることを実感。この「ザ・ドラゴン」に乗ってみて、より一層ターゲット設定を感じました。
続いては「ザ・ドラゴン」の向かいにある「マーリン・チャレンジ」にライドオン!レゴブロックでできた汽車型のいわゆるメリーゴーランドです。
▲「マーリン・チャレンジ」の中央で筆者を見つめる魔法使い。彼が魔法使い・マーリンなのでしょう
「ナイト・キングダム」エリアには、他にも子供向けミニ・コースター「ドラゴン・アプレンティス」や「マーリン・フライング・マシーン」がありますが、この日は遊べる時間が限られていたため次なるエリアに向かいました。
「ナイト・キングダム」エリアには、他にも子供向けミニ・コースター「ドラゴン・アプレンティス」や「マーリン・フライング・マシーン」がありますが、この日は遊べる時間が限られていたため次なるエリアに向かいました。
そしてやってきたのはマップ上では「ナイト・キングダム」の下にある「パイレーツ・ショア」。このエリアは、海賊船があり、水を使ったアトラクションを楽しめます。
さてクイズです。
筆者は上の写真のどこにいるでしょうか?
さてクイズです。
筆者は上の写真のどこにいるでしょうか?
▲答えは写真左下の海賊の隣で海賊になりきっていました
▲ついでに巨大なワニがテントから這い出していたので、小鳥になった気分で口内もチェック!
3つ目となったアトラクションは、海賊船が前後左右にグラインドする「アンカー・アウェイ」。なんとこの日はおひとりさまの貸切状態での乗車でした。大人にはゆるめの動きなので、いわゆる「バイキング」系のアトラクションが苦手な人も安心して乗れると思います。
▲海賊船に乗り込んで水鉄砲で海賊を狙い撃つ「スプラッシュ・バトル」
この「スプラッシュ・バトル」は、この日は少々肌寒かったので筆者は遠慮しましたが、夏にはぜひ体験してみたいと思ったアトラクションです。ちなみに乗車している人を周りの観客が水鉄砲で狙うこともできるので、家族や友達で敵味方に分かれて楽しむのもありかも。雨具を持っていくことをおすすめします。
この「スプラッシュ・バトル」は、この日は少々肌寒かったので筆者は遠慮しましたが、夏にはぜひ体験してみたいと思ったアトラクションです。ちなみに乗車している人を周りの観客が水鉄砲で狙うこともできるので、家族や友達で敵味方に分かれて楽しむのもありかも。雨具を持っていくことをおすすめします。
日本の名所を楽しめる「ミニランド」は圧巻!
名古屋をはじめ東京、京都、大阪、広島、北海道など日本全国の名所や有名な建造物が約1千万個以上のレゴブロックで再現されているエリアが「ミニランド」です。
▲レゴランドの中心に建つ「オブザベーション・タワー」に乗り、上から見た「ミニランド」
身長178cmの筆者が「ミニランド」に立つとこんな感じ。ガリバーというかゴジラ気分です。ちなみに筆者の右側の建物は東京駅、写真手前の建物は、名古屋が誇る自動車工場を再現したものだそうです。
▲「名古屋城」はレゴランド・ジャパンでしか見られないレアものです。石垣や瓦、金鯱、武将など細部まで見て楽しめます
▲名古屋駅前に建つ「スパイラルタワー」や名古屋市中心部のシンボル「オアシス21」、「名古屋市役所」など、名古屋人にはおなじみの建物もたくさんあります
▲客席がレゴのミニフィグ(フィギュア)で埋め尽くされ満員の「ナゴヤドーム」も圧巻!
▲手前から筆者、約9mの高さのある「スカイツリー」、「オブザベーション・タワー」、「東京都庁」
「ミニランド」がすごいのは、とにかく細部まで作りこまれていること。さらに至るところにスイッチボタンがあり、押すとミニフィグが動くのです!これはもう実物を見るしかありません。個人的に「ミニランド」を見るためだけにでもリピートしたい気分です。
「ミニランド」がすごいのは、とにかく細部まで作りこまれていること。さらに至るところにスイッチボタンがあり、押すとミニフィグが動くのです!これはもう実物を見るしかありません。個人的に「ミニランド」を見るためだけにでもリピートしたい気分です。
水上、水中、遺跡、忍者ショー!
大人も楽しめるアトラクション
「ミニランド」の隣の「アドベンチャー」エリアにやってきました。ここには7つのアトラクションがあります。
▲虫眼鏡のディティールに萌えます!
▲4つ目の乗車となるアトラクション「スクイッド・サーファー」は心地よい風を感じられるスピードです。観覧エリアにあるボタンを押すとプール内にあるボムが爆発して派手な水しぶきが起こります!
▲「レゴダイバーの一員になって海底にある秘密の古代遺跡を探検する」というアトラクション「サブマリン・アドベンチャー」
▲水中に造られたレゴの遺跡の中を本物のサメや魚が泳ぐ姿はかなり斬新です。魚は80種類、2,000匹もいるそう!
▲遺跡の中でレーザー銃を使って楽しむシューティングアトラクション「ロスト・キングダム・アドベンチャー」
シューティングアトラクション好きな筆者は張り切って乗り込み、ひたすら打ちまくり!ストレス発散にもなるし大興奮でした。間違いなくリピート率が高そうなアトラクションです。これで6つ目のライドです。
「アドベンチャー」エリア隣の「ブリックトピア」エリアにある「レゴニンジャゴー・ライブ」は、アニメでも人気の「レゴニンジャゴー」をテーマにしたエンタテインメントショーです。某ランドのショー好きな筆者が今回の取材で一番楽しみにしていたものです。
ショー自体はパペットと3Dプロジェクションマッピングを融合させた、現代風の文楽というか、演出レベルの高い人形劇です。パペットの表情やアクションが工夫されていて、思った以上に見応えあります。今後のストーリー展開にも期待大!
ショー自体はパペットと3Dプロジェクションマッピングを融合させた、現代風の文楽というか、演出レベルの高い人形劇です。パペットの表情やアクションが工夫されていて、思った以上に見応えあります。今後のストーリー展開にも期待大!
▲ショーに出ていたふたり(?)。筆者の左がロイド、右がニャー
組み立てて遊べる「ビルド・アンド・テスト」は
大人も夢中になれる!?
「ブリックトピア」エリアにある「ビルド・アンド・テスト」は、想像以上に夢中になってしまった場所です。ここではレゴブロックでビルや塔を作って耐震性能を試したり、ブロックとタイヤで車を作って他の人と速さを競えるコースがあったりします。
▲筆者的には「ハウルの動く城」を作りたかった……
▲車のレースでは子供とガチ勝負!
正直なところ、ビルと車の組み立てに、今回の取材で一番時間を費やしましたのでした……。
正直なところ、ビルと車の組み立てに、今回の取材で一番時間を費やしましたのでした……。
至るところでレゴモデルと
記念撮影できるのも楽しい!
ちなみに、先述の「パイレーツ・ショア」の入口にいた海賊と撮ったように、各エリアごとの個性的なキャラとの絡みを個人的にはかなり楽しみました。インスタやSNS映えする写真を撮りたい人には超オススメだと思います。
▲「レゴ・シティ」エリアにある「パレス・シネマ」前にて。セレブを追いかけるパパラッチに混ざる筆者
▲レゴランドならではの顔出しパネルはこんな感じ
▲「ビルド・アンド・テスト」前にあるスーパーカーにも乗車&激写!
パーク内には5つのレストランと12のショップが!
レゴランドでは、全てのエリアにレストランがあるわけではありませんが、この日はナイト・キングダムエリアにある「ナイト・テーブル・レストラン」の「ローストビーフグレービーソース(1,700円)」と、レゴ・シティエリアにある「マリーナ・スナック・シャック」の「ホットドッグ(500円)」「チーズドッグ(550円)」「チリドッグ(550円)」。そしてアドベンチャーエリアにある「オアシス・スナック」の「LEGOポテト(450円)」を食べました。塩や胡椒のボトルもレゴです!※すべて税込
▲「LEGOポテト」はホクホクで美味しいですが、残念ながら組み立てられず……
ショップも各エリアにありますが、特にオススメはエントランス近くにある「ビッグ・ショップ」です。アジア最大級のショップでパーク限定品もあるので、お土産を買うならぜひチェック!
▲展示の仕方もかわいい!
大人にはほどよい広さ
思ったよりも疲れない!?
最後に、今回体験は出来ませんでしたが、レゴがどうやって作られているのかを見学できる「レゴ・ファクトリー・ツアー」や4Dムービーが見られる「パレス・シネマ」などは大人も楽しめるのではないかと思います。
また、他のテーマパークと違って、完全に子供向けの広さなので歩き回ってもそれほど疲れないと思いました。入場券が1DAYパスポート以外にコスパのいい年間パスポートも用意されているので、気軽に何度も訪れるスタイルもありでしょう。というか筆者は「ミニランド」をもう一度見るために年間パスポートで訪れる予定です。
また、他のテーマパークと違って、完全に子供向けの広さなので歩き回ってもそれほど疲れないと思いました。入場券が1DAYパスポート以外にコスパのいい年間パスポートも用意されているので、気軽に何度も訪れるスタイルもありでしょう。というか筆者は「ミニランド」をもう一度見るために年間パスポートで訪れる予定です。
▲ハーレム状態も楽しめます……
ちなみに筆者の知人家族がオープンから3週間経った週末に訪れたようですが、人気アトラクション「サブマリン・アドベンチャー」は30分待ちだったそうです。
2018年には、「レゴランド・ホテル」や水族館「SEALiFE(シーライフ)」のオープンも控えるだけに今後も引き続き注目です。
ちなみに筆者の知人家族がオープンから3週間経った週末に訪れたようですが、人気アトラクション「サブマリン・アドベンチャー」は30分待ちだったそうです。
2018年には、「レゴランド・ホテル」や水族館「SEALiFE(シーライフ)」のオープンも控えるだけに今後も引き続き注目です。
レゴランド・ジャパン
愛知県名古屋市港区金城ふ頭2-2-1
[営業時間]10:00~17:00※閉園時間は日によって異なる
[休園日]ホームページをご確認ください
[料金]1DAYパスポート:大人(13歳~)6,900円(税込)、小人(3~12歳)5,300円(税込)
年間パスポート:大人(13歳~)17,300円(税込)、小人(3~12歳)13,300円(税込)
050-5840-0505(平日9:00~17:30、土・日・祝9:00~17:00、年中無休)
(C)2017 The LEGO Group
澤井敏夫
愛知県・清須市在住のライター。情報誌の編集制作、音楽事務所でのマネジメント業務を経て独立。読書と落語鑑賞とヨガが趣味。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新の情報は直接取材先へお問い合わせください。
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