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最大4.6Gbpsの11adに国内初対応、ネットギアが無線LANルーター「Nighthawk X10 R9000」6月発売
2017年5月9日 13:18
ネットギアジャパン合同会社は、IEEE 802.11ad/ac/n/a/g/b対応の無線LANルーター「Nighthawk X10 R9000(R9000-100JPS)」を6月9日に発売する。想定市場価格は5万7800円(税込)。5月9日よりAmazon.co.jpとNTT-X Storeで予約を受け付ける。
60GHz帯を使用する通信規格「IEEE 802.11ad」に国内で初めて対応した製品。最大通信速度は4600Mbps。このほか、5GHz帯を用いる最大通信速度1733MbpsのIEEE 802.11ac wave2や、同じく5GHz帯のIEEE 802.11ac/n/a、2.4GHz帯のIEEE 802.11n/g/bを同時利用可能。256QAMにも対応する。
1.7GHz駆動のクアッドコアCPUと1GBメモリを搭載。4本の外部アンテナを装備し、複数子機との同時通信を実現するMU-MIMOにも対応する。ビームフォーミング機能や、ビームフォーミング非対応の無線LAN子機の場所を推定し、強度を高めて電波を送信する「インプリシット・ビームフォーミング」の機能も備える。
本体背面には、ギガビット対応のLAN×6ポート、WAN×1ポートを装備。LANポートのうち2つはリンクアグリゲーションに対応する。また、10G SFP+ポート×1も装備するが、使用にはオプションのSFP+モジュールが別途必要になる。
左側面にはUSB 3.0×2ポートを装備。プリンターなどの接続も可能。また、Windows/Mac OS/Android/iOS用の「ReadyCLOUD」アプリにより、外出先からストレージにアクセスすることも可能。本体サイズは224×168×74mm(幅×奥行×高さ)、重さは1865g。