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 8日午後7時半すぎ、小田急小田原線梅ケ丘駅(東京都世田谷区)で、各駅停車が誤って急行用の線路に進入するトラブルがあった。小田急電鉄によると、途中で誤進入に気づいた運転士がブレーキをかけてポイント位置までバックしたうえで、各駅停車用の線路に入り、客を乗降させた。

 通常は自動でポイントの切り替えをしているが、この日は午後3時半すぎに相模大野駅で発生した人身事故の影響でダイヤが乱れ、梅ケ丘駅の信号取扱者が手動で切り替えをしていたという。この影響で約10分の遅れが出たという。

 小田急電鉄CSR・広報部は「ダイヤが乱れている中での出来事で原因は確認中。あってはならないことで申し訳ない」と話している。