こんばんは。ゴールデンウィーク明けてからの初めての投稿です。
ゴールデンウィークは、皆さん有意義に過ごすことができましたか?私は美味しいものを食べたり旅行に出かけたり、とにかく出かけっぱなしでした。お陰様で、今日は久しぶりに出社日なのに、疲労が結構溜まった状態での出社となりました。本当はゆっくり休んで英気を養ってから出社しなければならないんでしょうけど、結局真逆での出社となり…これじゃ仕事、はかどらないですよね(^^;
さて、久しぶりの投稿となりますが、今日は以前ご紹介しました「【会話のコツ】人との会話をする際に実際に心がけている事」の続き的な内容になります。
人と会話をするには、いくつか気をつけなければならないと思うことがあり、それを前回の「【会話のコツ】人との会話をする際に実際に心がけている事」に記載しましたが、他にも心理学の技法というのが役に立つかなと思っています。具体的には、心理学者アイビーが提唱した「4つの関わり技法」です。
この「4つの関わり技法」ですが、これはカウンセラーがクライエント(=相談者)と関わる際に用いる技法になります。いかにしてクライエントをリラックスさせながら話をうまく聞き出すかを表したものですが、これは別にカウンセラーとクライエントとの関係性においてだけの技法というわけではなく、単に人同士のコミュニケーションを図る際にも重要になる、役にたつと思います。
では、具体的に「4つの関わり技法」とは一体どういうものなのでしょうか?それを以下に記載します。
【技法1】クライエントと「視線」を合わせる
緊張して相談に訪れるクライエントは、カウンセラーからジーッと見つめられては圧迫感を感じて上手く話すことが出来ないことが多くあります。クライアントとは視線を合わせながら「上半身」全体に気を配る様子で見ると圧迫感を与えず、リラックスして話すことが出来ます。
【技法2】「声」の調子に気をつける
「声」のトーンと語る内容に注目すると、「心」のあり様を理解するのに役立ちます。あまり気分が乗らなければ、必然的に声のトーンは低くなり、逆に気分が高揚している時には声のトーンは高くなったりしますよね。これは、相手の心を表すバロメータにもなりますので、注意深く聞くことが大切になります。
【技法3】身体言語に着目する
技法1で上半身全体に気を配る様子で見ると、相手が落ち着かない様子が手や顔の仕草に現れたりするものです。そういった身体言語にも着目すると、会話相手がどういった心理状態になっているのかを推察することができます。
【技法4】言語的追求
「言語的追求」つまりは相手の語りかけに対して「それからどうしたの?」とか「それであなたはどう思ったの?」など、相手の話に対して興味を持って追求をしていくことで、クライエントは「聞いていてくれる」という「安心感」を持って語ることができます。これも、カウンセラーとクライエントという関係だけはなく、一般的な人とのやりとりでも同じことが言えるのではと思います。
私は心理学(といってもこのあたりの話は初歩的な話になりますが)を学んでいく過程で、ごくごく一般的な人と人との関わり合い方も学ぶことができ、非常に勉強になるなって感じてます。この発見を、出来れば自分だけではなく、誰かに還元できたら嬉しい限りです。
それでは、今日はこの辺で。