************************************************************************ ★グローバル・ピース・キャンペーン★ OPEN-J BOOMERANG 314【ブッシュ大統領に質問】 ************************************************************************ ■転載・転送・大歓迎■ ■ 大統領に質問 ■ 地方遊説中のブッシュ大統領は、子供たちとふれあおうと小学校を訪ねた。 そして大統領に質問はないかとたずねたところ、ボビーが立ち上がった。 「大統領!ボクは質問が3つあります!! 1:大統領選挙のとき投票数のトラブルがあったのに、なぜあなたが勝ったこと になったんですか? 2:緊急の理由もないのに、なぜイラクに急いで攻撃したがるんですか? 3:ヒロシマへの爆弾は、全時代を通じて最悪のテロだったと思いませんか?」 大統領が答えようとしたときチャイムが鳴ったので、子供たちはみんな教室から 出て行った。 休憩時間が終わってみんな集まったところで再度、質問はないかと大統領はたず ねた。するとジョーが立ち上がった。 「大統領!ボクは質問が5つあります!! 1:大統領選挙のとき投票数のトラブルがあったのに、なぜあなたが勝ったこと になったんですか? 2:緊急の理由もないのに、なぜイラクに急いで攻撃したがるんですか? 3:ヒロシマへの爆弾は、全時代を通じて最悪のテロだったと思いませんか? 4:なぜチャイムが20分も早く鳴ったんですか? 5:ボビーはどこですか?」 出典:Joke Email < http://www.JokeEmail.com/ > ◆西田 清志◆ その日 兄弟星の月が心配そうに地球を見つめていた 月の思い火に誘われ 動物たちも昆虫も森に集まってきた 新参の生物・人間を仲間として認めるかどうか最期の話し合いがはじまった イチョウが長老らしく声を発した 「われわれの園に人間が生まれ出てから不吉なことばかりがおこる」 低い声は大地を這い土の中に棲む微生物たちにも響きわたった 「われらは人間が智慧をもって産まれたとき喚起して太陽の下で歌った それはわれらが楽園を叙事詩に描き感謝の意を天に届けてくれると 思ったからだ」 昆虫たちはうなずき羽音を鳴らした 「ところがどうだ天から頂いた智慧を人間は自分の為だけに 使い出したではないか」 ウォーン、グァーオ、キキキ 動物たちは怒りの声をあげた 「その時ごと、何度となくわれわれは話し合ったもう少し待ってみよう いつか気がつくから・・・・・ しかし、その間にもわれらの仲間たちは死においやられ 人間はますます自分のことばかり考えはじめ 自分たちだけの世界だと錯覚しはじめた」 鳥たちは鋭く飛び交い月の光をさえぎっていく 「われらの掟をむぞうさに破り棲み分けという場を侵し われらの命を食いあらし自分たちだけの墓をつくり われらの為に命を捧げることを拒否した」 木々が吼え、森がうめき声をあげ、花々がさめざめと泣き叫んだ 「今日、その人間が人間知というおろかな智慧をつかい 仲間割れをしようとしている」 動植物の笑いが空をつんざていく 「いいぞ、やれ自分たちで殺しあえ」 突然、森の空を閃光がよぎり 人間の悲鳴があがり 爆発音がひっきりなしに続き ピカッ うつくしいきのこ雲が咲いた ド〜ゥ〜ン 地響きをたてほこりが舞いあがっていく・・・・・ 満月が見つめた夜光がさえざえと人間が棲む町を照らし 気配を消した静寂がおとずれていった 智慧をほかの生物のために使うことの出来なかった人間は 地から突如として消滅し やがて森は昔からの平安がよみがえっていった・・・・・ “なかまになれなかったヒト” 風太 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ★OPEN-J BOOMERANG バックナンバーについて: このメールニュースのバックナンバーは、下記URLをご覧ください。 http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/ ★ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信を停止・開始する場合は: open-j@peace2001.org までご一報ください。 ★ウィルスメールに関する事務局からのメッセージをアップしています: http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/mn_info200205_klez.html ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ■■■■■■OPEN JAPAN■■■■■■ グローバル・ピース・キャンペーン日本事務局 http://www.peace2001.org mailto:open-j@peace2001.org 配信責任者 山田和尚 ************************************************************************ ★グローバル・ピース・キャンペーン★ OPEN-J BOOMERANG 313【自由の女神はどこに?】 ************************************************************************ ■転載・転送・大歓迎■ ◆きくちゆみ◆ 玄さんの「自由の女神はどこに?」の原稿を読んで、いよいよアメリカも戦時体 制だな、と思っていたら私自身も、平和意見広告の掲載をハワイの日刊紙 West Hawaii Today から拒否される、という体験をしました。 これまでNYタイムズ、LAタイムズ、ワシントンポストに4回も意見広告を掲 載してきて、表現内容にクレームがつくこともなかったのが、今回は理由も告げ られずに「掲載できない」とのこと。地元の平和グループ共々、大きなショック を受けています。 ◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇ ◇◇ 自由の女神はどこに? メディア統制が一段と厳しくなるアメリカ。 森田 玄 (ハーモニクスライフセンター) アメリカ3大ネットワークテレビの一つNBCの人気トークショー番組「フィル・ ドナヒュー・ショー」が先月突然中止になりました。 これで右翼的ではないリベラルなトークショーは「オペラ」だけになってしまい ました。フィル・ドナヒューは60年代から活躍してきたアメリカのテレビの顔 のひとり。ゲイやレスビアン、人種問題、環境問題などタブーとされていた社会 的問題を果敢に自分のショーでとり上げてきた進歩的な存在で、多くの良識派か ら根強い支持をえていました。 「戦争中毒」でも指摘されているように、アメリカのメジャーテレビ局がすべて 軍需産業を支えている大企業によって経営されていることは衆知のことです。 NBCはビル・ゲイツのマイクロソフトとGEという巨大企業が共同所有してい て、フィル・ドナヒューがあまりにリベラルな方向にいってしまったので急きょ 首にしたというのが真相。 6ヵ月前、夜8時というプライムタイムに始まったこのトークショーはつぎつぎ と反戦意見のリベラルなゲストを迎え、ドナヒューは上(スポンサー)からもっ と保守的なゲストを増やせと圧力を受けていましたが、これまで頑張って自分の 「好み」を押し通してきたのです。 そのリベラルな内容がスポンサー会社のメインビジネス、つまり兵器産業ビジネ スに悪影響だと判断されたわけです。 3月9日 ◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇ ◇◇ 私たちが載せようとしていた意見広告は、Open Japan Boomerang 309【13歳の 演説】でも紹介したメーン州の女の子シャーロットちゃん(当時12歳)の演説 です。 タイトルはGive Peace A Chance!。森住さんのサーファちゃんと写真と、劣化ウ ラン関連URL、3月15日の平和キャンペーンの呼びかけを書いただけのもの。 広告担当者自身がどうしてこれが掲載拒否されるのかわからない、ととても困惑 していました。社主がハワイに戻るのは17日とのことなので(イラクが大量破 壊兵器を完全廃棄する最終期限の日ではないですか!それでは遅すぎるのに・・)、 それからアポをとり、事情を伺うことにしました。 15日の呼びかけはできなくなりましたが、もうひとつの週刊紙(こちらはフリ ーペーパー)のHawaii Island Journalに広告を掲載することにしました。 アメリカも日本も第三世界への援助(札束)をちらつかせながら、イラク戦争へ の賛同を得ようとしていることがメディアで伝えら得れていますが、なんと卑劣 で恥ずかしいことでしょう。ああ・・・・・。でも一方では、ブレア首相が英国 民のあまりに大きな反発にちょっとトーンを変えてきているのが伝えられていま すね。 またブッシュ元大統領(父)のタフツ大学での発言「国際社会の賛同を得られな い戦争はやるべきでない」の影響力はどうなのでしょうか。ネルソン・マンデラ 元大統領が国連の要請があれば、バグダッドに入る、と言っています。 ヘレン・カルディコット医学博士がローマ法王にバグダッド入りを要請していま したが、これに対してローマ法王は、フセイン大統領に亡命を促した、というの がメールで流れています。うーん。国民の支持を得ている大統領を亡命させると いう考えは、いったいどこから出てくるのでしょうね?イラク国民を助けるため にはこれしかない、という考えかな?そうだとしても、相手(フセイン)の立場 をまったく無視した要請だと私は思います。(シャーロットちゃんの「相手の立 場になりましょう」をもう一度、大人たちは真剣に読んでみよう。) 私はフセイン大統領を亡命させるよりも、国際刑事裁判所で起訴するほうがうま くいくと思います。爆撃して無実の国民を殺すよりも、フセイン大統領を起訴し て国際司法の判決を仰ぐのが順当でしょう。 いずれにせよ、個人レベルでできることは、3月15日の世界一斉の平和行動に 声を合わせ、なるべく平和集会などに出向くことでしょうか。16日の夜には全 世界でキャンドルを灯して平和を祈る(各地の現地時間で夜7時から)も予定さ れています。現在77カ国で参加が予定されています。 日本はどうかな? 参加希望者はこちらで登録を: http://www.globalvigil.org 担当者はムーブオンの Eli Pariserさん: mailto:eli.pariser@moveon.org 私たちはここハワイ島コナの街中のパラニ通りとハイウェイ11の交差点で3月 15日の正午から平和キャンペーンし、そのあと海岸で3時からALOHA PEACEの 人文字を描く予定です。 日本でも15日と21日の平和アクションが大盛況になりますように! 帰国まであと1週間となりましたが、この戦争が回避されるよう、それぞれの場 で、できることをし続けましょうね。 ところで、ハリウッドのビルボードがいよいよ3月19日から1ヶ月間アップし ます。LA在住、あるいはLAを訪れるチャンスのある方は、ぜひ見に行って、 写真をオープンジャパンに送ってくれるとうれしいです。サンセットブルバード とハリウッドブルバードの交差点です(エコパーク)。 この費用とワシントンポストの費用は、まだ赤字です(あと2691996円)。 引き続き、ご支援をお願いいたします。 □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ◆松田 卓也◆ 非常任理事国中間派と言われている国6か国の在日大使館にメッセージとプレゼ ントと歌を届けます。 ●開催!!!!非常任理事国ツアー ●内容 非常任理事国の中間派と言われる国々の大使館をまわる。 想い想いのメッセージとお花を一緒に各国大使館にプレゼントしましょう! 「世界に一つだけの花」(SMAP)、「IMAGINE」(ジョン・レノン) をみんなで歌おう! ●3月17日(月) ●3月18日(火) 13:00〜16:00 13:00〜16:00 13:00 渋谷ハチ公前集合 13:00 メキシコ大使館前集合 アンゴラ・ギニア・カメルーン大使館 大使館は永田町駅より徒歩3分 ●それぞれが個人として参加するので気軽に誰でも楽しく参加できます!! ●呼びかけ団体 ASIANSPARK <http://www.asianspark.org> ●連絡先 manager@asianspark.org 090−6477−4826 【参考】 ●非常任理事国とは 国連安全保障理事会の15の構成国のうち,常任理事国以外の10の理事国 ●中間派 今現在(2003年3月11日)イラクへの武力行使に関して賛成でも反対でも ない立場をとっている国のこと。具体的にはアンゴラ、カメルーン、ギニア、 チリ、パキスタン、メキシコの6カ国。 ●内容 中間派の国々の在日大使館を訪問し、武力行使に反対してくれるように要請する。 ●目的 もうこれ以上、人が死ぬことにより悲しみを増やしたくない。そのために世界各 国が平和的解決を望んでいることをアピールしてもらえるよう、私たちの気持ち を伝える。 ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ★OPEN-J BOOMERANG バックナンバーについて: このメールニュースのバックナンバーは、下記URLをご覧ください。 http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/ ★ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信を停止・開始する場合は: open-j@peace2001.org までご一報ください。 ★ウィルスメールに関する事務局からのメッセージをアップしています: http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/mn_info200205_klez.html ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ■■■■■■OPEN JAPAN■■■■■■ グローバル・ピース・キャンペーン日本事務局 http://www.peace2001.org mailto:open-j@peace2001.org 配信責任者 山田和尚 ************************************************************************ ★グローバル・ピース・キャンペーン★ OPEN-J BOOMERANG 304【ヒロシマとイラクがリンクした】 ************************************************************************ ■転載・転送・大歓迎■ ■山田和尚■ 2月26日はすごい一日になりそうです。午後3時から東京の外国人記者クラブ で行われる「1万人の市民が作る平和のメッセージ」の記者会見にイラク臨時大 使(大使館代表)の出席が決まりました。 世界各地から集まったジャーナリストたちは、この【大きな意味】を日本のメデ ィア以上に認めることになるでしょう。 また、この記者会見の中で【真実を伝えるガイガーカウンター】でもお知らせし た、15分のビデオを世界のジャーナリストたちに見て頂けることになりました。 特にこのビデオの中で、劣化ウラン弾で破壊された戦車の弾痕に、ガイガーカウ ンターを近づけた瞬間、放射能を感知したメーターが大きく揺れる、という映像 を見ていただくことによって放射能汚染から逃げることが出来ないイラクの人た ちの現状を伝えることになります。 詳しくは: http://www.transnet-jp.com/DUban/videoj.htm こういった現状は、いわば私たちの責任です。私自身の責任でもあります。 前回の湾岸戦争で私たちの日本からほぼ25%の軍事費が投入されました。 そしてまたその時がはじまるのです。 ヒロシマとイラクがリンクする時がきました。 どうか、あなたもひとりから出来る意思表示にご参加ください。 以下は、神戸元気村で私と一緒に動きまわった吉村からの報告です。 彼は、愛しい妻もあり、ひとときも忘れることの出来ない2歳の子供がいる立場 で日本の私たちの代表となって、イラクの発電所に入りました。 こころの底からお願いしたい。 多くの仲間に呼びかけて、どうか、ヒロシマにご参加下さい。 日本から世界に・・・・・1人ひとりで出来る、最後のチャンスかも知れません。 http://www.peace2001.org □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ◆吉村 誠司◆ ●「PEACE!NO WAR」イラクからの報告 ● 23日から24時間体制で、バクダッド南発電所にヒューマンシェールズが入っ て行った。長旅で疲れきった2台のロンドンバスを整備し、30名以上のシェー ルズが乗り、警察のパトカーが先導しながら、パレードのように現地に向かって 行く。沿道の人々は、このシェールズの活動をよく知っているようで、ピースサ インをしながら、「平和を!平和を!」とバスの中からも、手を振ってくれる。 世界中からのテレビ、新聞記者も駆けつけ、唯一の東洋人である私にも、かなり インタビューの嵐が来た。エジプトのテレビ局から始まり、ドイツ、オランダ、 フランス、日本(NHK)、韓国、中国など(覚えられない)に答えた。 「このイラクに来た、理由は何ですか?」「危険は感じませんか?」などと様々 な質問をされた。「日本人として、個人の意思で来た。日本人の過去の経験、記 憶をたどると、次世代の私達がしっかりと声を上げてゆく必要がある」などと精 一杯答える。 発電所に着く前に、目的地方面から、モクモクと大きな真っ黒な煙が上がり始め ているのが、見える。「Oh! Too late ?(遅すぎたか?)」と叫ぶ声。 発電所に到着すると、その河川敷の向こうで、巨大な焚き火をしていた為だった。 かなり、緊張した瞬間だった。 発電所に、到着すると、そこで不安と背中合わせに働いている男達の歓迎を受け る。最初にも空爆の標的になるかもしれない場所で働く人々に私達の到着は、ど う映ったのだろうか。湾岸戦争やアフガンで見た、あのテレビゲームのような、 爆撃の映像の下に、こんな人がいるんだ。あのおじさん達の笑顔が忘れられない。 ここは、1991年の湾岸戦争の時にも、空爆を受けた場所だ。 今日、ヨルダンのアンマンから20人以上も合流する予定で、これから食料保存 庫や浄水場、他の空爆対象物に、ヒューマンシェールズが入ってゆく。かなり多 くの場所に入るという情報は出すが、詳細はこの場では、伝えられない。 ●「なぜイラクへ?」平和を求める退役軍人たち ● 今回の「ヒューマンシェールズがイラクに入るプロジェクト」の発起人は、元米 軍海兵隊のケン(33)である。彼が2002年12月に始めた呼びかけを、英 国のガーディアン紙が取り上げ、一気に広まった。また、ウェブ・メールを通じ ての広がりに、ボーダーレスになったヨーロッパ各国からの参加者が加わり、そ のうねりがイラクへ届いた。 ケンは「この米英の武力での脅威は、異常だ。ヒューマンシェールズは過去の紛 争でも、間に入って成果を出してきた。今回のこのイラクに、誰も死ぬ為に来た 人はいない。私達は、来ることを選んで来たが、ここには、選ぶことが出来ない 人々がいる。そのイラク人のそばに、一緒にいて肌で感じるんだ。そして、この 争いが、平和で解決したら、次はパレスチナに入る!」と語る。彼は、堂々とマ スコミに顔を出して発言している。 ケンの呼びかけを知った英国人のジョー(52)は、自分の持ち物である2階建 てバスを2台提供し、自家用車も含めて、イラクへコンボイする計画をサポート し、自らもバスのハンドルを握った。イラクまでの長い道のりは、途中で支援と 熱い仲間を拾いつつ、故障や牽引をしながらの旅となった。イラクへの到着は3 週間もかかったが、ちょうど世界的なデモが起きた2月15日にバクダッド入り を果たし、イラク国民の暖かい歓迎を受けた。 そのバスには、「Not in our Name !」という文字が前面に書かれ、2台目はキャ ンピング仕様で、調理、宿泊もできるようになっている。さっそく、ジョーは発 電所に泊まりこみ、次の作戦を練る。 このシェールズの活動は、人間の盾作戦以外に、同時に政策的、戦略的にも作業 を行い、マスコミの入らない場所での作戦、打ち合わせも行われる。 偶然集まった人々が、役割を分担し、可能性を創ってゆく。 神戸元気村のあの日を思い出した。「みんなで歴史を創ってゆこう」 世界中からのシ?ルズへの参加希望者は、上記のHPをチェックし、情報を得 ている。希望者は、まずヨルダンのアンマンに入り、そこで、イラクビザ、交通 手段などを整え、入国している。イギリスからも、さらに数百人が数台のバスで こちらに向かうという情報もある。 「もっと多くの人が、1000人も来れば、もっと効果がある!日本からも、 大歓迎だ!!」」とカナダ人のブルースは熱く語る。さあ どうする日本人!? 出来たてほやほやの吉村ウェブサイト: http://yoshimura_s.tripod.co.jp/ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ◆藤花 大介◆ こんにちは。東京のASIANSPARKです。 3・2ヒロシマ・バスツアーの募集を開始しました。 ヒロシマ県外から、一番乗りです。関東のみなさんすぐにお申し込みください。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 3月2日(日) 3.2 in 広島 「NO WAR NO DU!」 人文字メッセージ&ピースパレード 東京からも参加しよう!バスツアー ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ いよいよ緊迫の度合いを増してきたイラク情勢。戦争突入へのカウントダウンも 始まっていると言われています。そんな中、ベトナム戦争時以来最大ともいわれ る反戦の動きが全世界で活発化しています。 今、地球は生き物のように叫んでいます。「もう戦争は本当に本当にいらない!」 と。この熱がさらに地球規模で大きなものになり、無視できないものになれば、 戦争は本当にとめられるかもしれません。 そして、3月2日、日本の広島でも平和を求める市民の大きな声が発せられます。 「NO WAR NO DU!」この言葉を1万人規模による人文字で作ります。 広島から日本へ、アジアへ、そして世界へ。 このイベントに、東京からも参加したいと思い、バスツアーを企画しました。 最も安く早く広島にたどり着ける、0泊(車内泊3日)のツアーです。 東京からも、広島に熱を。 3月2日の広島人文字メッセージ、そして、バスツアー。 皆様のご参加をお待ちしています。
集会名 「3・2ヒロシマ NO WAR 人文字メッセージ」 とき:3月2日(日) ところ:広島市中区中央公園 参加費:無料(当日は運営委員側からのカンパのお願いがあります) タイムスケジュール: 12時〜 ステージ演奏(出演者は全て決定済み。お楽しみに!) 13時〜 人文字作り開始 14時 人文字完成!! (喜納昌吉さんによる演奏。歌いましょう、踊りましょう。) 14時半以降 ピースウォーク(パレード)に出発。 思いっきり目立って、楽しもう! 詳細HP: http://www.peace2001.org http://www.hiroseto.com/HIROSHIMA/PEACE/NOWAR/NODU/ ヒロシマ人文字バスツアー!!!(一番安く、早く広島に行ける!) 日程:3月1日夜〜3月3日早朝 集合時間:3月1日21時 集合場所:JR新宿駅西口 安田生命ビル前 東京出発時間:3月1日22時 東京帰着時間:3月3日7時(予定) 費用:一般 1万5千円、学生 1万円 目的:広島中央公園にて行われる人文字メッセージ 「NO WAR NO DU!」に参加 事前問合せ先:狩野伸太郎 090−9134−6245 参加申込先:荒木功 mailto:tamuretokyo@yahoo.co.jp *乗客名簿を作るので、出席の事前申込は必須です。 お名前・ご住所・携帯電話番号・メールアドレス、一般か学生かを明記の上、 送信下さい。団体等で参加される場合も、必ず人数分の申込をしていただく ようお願いします。 注意事項:一旦申し込まれた後のキャンセルは原則として不可です。学生の 方は学生である事がわかるものをお持ち下さい。 費用に含まれるものは往復の交通費のみです。 当日(3月1日)及び、ツアー中の緊急連絡先: 堀根ななえ 090−6799−1847 藤花大介 090−9151−4659 主催:ASIANSPARK http://www.asianspark.org ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ★OPEN-J BOOMERANG バックナンバーについて: このメールニュースのバックナンバーは、下記URLをご覧ください。 http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/ ★ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信を停止・開始する場合は: open-j@peace2001.org までご一報ください。 ★ウィルスメールに関する事務局からのメッセージをアップしています: http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/mn_info200205_klez.html ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ■■■■■■OPEN JAPAN■■■■■■ グローバル・ピース・キャンペーン日本事務局 http://www.peace2001.org mailto:open-j@peace2001.org 配信責任者 山田和尚 ************************************************************************ ★グローバル・ピース・キャンペーン★ OPEN-J BOOMERANG 303【ロスとサンフランシスコの平和集会】 ************************************************************************ ■転載・転送・大歓迎■ ◆きくちゆみ◆ ■ロスとサンフランシスコの平和集会■
2月13日から、受信したメールが自動的に消えてしまうようになりました。こ の間、返事をさしあげていない方、ごめんなさい。今日(2月20日)メーラー を変えましたので、また受信ができるようになりました。でも2月13日から 20日までのメールは失われましたので、この間に私にメールを下さった方は、 お手数ですがもう一度送ってください。 mailto:yumik@awa.or.jp 2月15日にロスアンゼルス、翌日16日にサンフランシスコの平和行進&集会 に参加してきました。ロスは10万人、サンフランシスコは25万人(主催者発 表)で史上最大の規模でした。この日全世界の600以上の都市で2000万人 以上の人々が「イラク戦争反対」の声を上げました。戦争が始まる前に、これほ どの平和運動が国境を越えて起こったのは、前代未聞です。 10月26日、1月18日に続き、アメリカの平和集会に参加するのはこれで3 回目ですが、回を重ねるごとに参加者が増えています。これまで平和運動に参加 したことのない人々がたくさん来ていました。ヒッピーや若者だけでない、アメ リカ中流層が確実に「反戦」の声を上げています。アラブ人、イスラム教徒らし き人々が多く参加しているのも今回は目立ちました。 ロスの集会は場所柄か、ハリウッドのスターたちがたくさん参加していました。 私は集会のオープニングで爆撃を受けた子どもと親の寸劇のバックでフルートを 演奏することになっていたので、最初からずっとステージ裏にいたのですが、時 間がきても肝心の劇をすることになっていた親子が登場しません。仕方なくプロ グラムはそれをはずして進行しました。あまりにもたくさんの人がいたために、 デモに参加した人がステージまで進むのが大変難しいことは、私も前回のデモで 経験していましたので、きっと彼らがステージまで来られない理由はそんなこと だろう、と思って出番を待っていました。 ステージ裏はマスコミとスターたちでごったがえしていました。日本のマスコミ では朝日新聞とTBSの方にお会いしました。私はアメリカのスターはほとんど 誰も知りませんが、報道陣の人だかりぶりで「この人がスターなんだ」というの がわかります。 私が唯一名前と顔が一致したのは、テレビドラマの「ウエストウィング」で大統 領役のマーティン・シーン。10月にロスで一度お会いして話をしたので、相手 が覚えていないことは承知の上で話しかけました。「戦争中毒」のことは覚えて いてくれました。彼は、「戦争中毒」に推薦の言葉を寄せてくれています。 「7月4日に生まれて」という映画の題材になったロン・コービックという退役 軍人で平和活動家にも会いました。ロンはベトナム戦争で両足を失っています。 彼とマーティンは仲良しで、舞台裏で抱き合っていました。何十台ものカメラが その瞬間を捉えます。 寸劇をする親子はいつまで待っても来なかったので、集会の後半にさしかかった ところで、一人で演奏して短いスピーチをするように言われ、ステージにあがり ました。アメリカ人にとって心のふるさとである「アメージンググレース」をフ ルートソロで演奏しました。吹き終わってから、自分がこの集会に参加するため に日本から来たこと、日本が60年前には「悪の枢軸」だったこと、その結果、 広島・長崎に原爆が落とされたこと、自分に4人の子どもがいるけれど世界中の どんな子どもにも戦争を経験させたくないこと、私のフルートは金属でできてい るけれど、金属は楽器として音楽を奏でることもできるが、武器として人を殺す こともできる、金属は武器ではなく音楽のために使おう、という内容のスピーチ をしました。 と、そのとき、やっと血だらけの衣装のお父さんが爆撃を受けて死んだ子どもを 抱えて、舞台に登場。私はバッハのシシリエンヌを演奏しました。 http://www.polizeros.com/2003/02/15.html この日もブースを出して漫画本「戦争中毒」とビデオ「僕がアメリカの外交政策 について学んだこと」を販売したのですが、スピーチが終わってブースに戻ると、 すべて売り切れていました。5時になると、なぜか治安部隊が平和集会を取り囲 みはじめたので、みんなトラブルにならないように足早に解散しました。 とっぷり日が暮れると、美しい満月が輝いていました。主催したスタッフと一緒 に空を見上げ、自分たちが祝福されているのを喜びました。 片づけを終えて、その足で空港へ。 今回の集会の主催団体のひとつであるANSWERのスタッフと一緒にオークラ ンドへ飛びました。目的地はサンフランシスコなのですが、飛行機運賃がオーク ランドのほうが安いので、ちょっと遠いのですがオークランドへ飛んだのです。 早朝から遅くまで働きづめのANSWERのスタッフはさすがに疲れた様子でし たが、宿泊先の未定だった私を暖かく迎えてくれ、彼らのホームステイ先へ転が り込ませていただきました。 夜11時の天気予報では明日のサンフランシスコの天気は雨、とのこと。「とく に信じる神はないけれど、今日は明日が晴れるように祈るわ」とリサがいいまし た。「私もよ」と言って、リビングのソファーに横になりました。 その晩、激しく雨が降りました。そして7時に目が覚めると、天気は快晴。見渡 す限りの青空に、いつもは霧で遠くまで見えないサンフランシスコの高層ビル群 がくっきり浮かび上がっています。「ブラボー」私たちはベランダに出て「地球 の女神は私たちの味方ね」といって喜びあいました。 サンフランシスコのデモを取材するのはこれで3回目。今回はなるべく多くの人 の声を拾いました。どうして来ているのか、持っているプラカードのこめられた 意味などを聞いて歩きました。毎回毎回驚くのは、そのメッセージの多様さです。 コスチュームも面白いし、張りぼての人形なども実に良くできています。 特におもしろかったのは「コードオレンジ」という若者たち。ホワイトハウスが バイオテロに備えて、プラスチックとガムテープ(ダクトテープと呼ばれている 灰色のテープ)で窓を密閉するように声明を発表したことを受けて、そんなこと をしたって無駄、と言わんばかりに、プラスチックとダクトテープを体中に貼り 付けて、ホワイトハウスの声明のばかばかしさを揶揄していました。 彼らをインタビューし写真をとっている間に、私も一瞬のうちにダクトテープを あちこちに貼りつけられ、プラスチックの紐でからだをぐるぐる巻きにされてし まいました。「これであなたも安全ね」と言われ、大笑い。両頬と口にダクトテ ープを張ったまま、デモに参加していたら、同じような表現をしている別の集団 や個人に会うたびに、ピースサインを出し合い、楽しい一日となりました。 イスラム教についてもっと正しく知ろう、という趣旨のNGOが劣化ウラン弾の 犠牲になった赤ちゃんの写真に「コラテラルダメージ(副次的災害)にも顔があ る」というコピーのプラカードを販売していたので、これを3ドルで買って背中 にくくりつけ、フェリー乗り場からシビックセンターまでの3キロを歩きました。 デモ行進の途中、マーケットストリートの沿道で、一人の出産間じかの妊婦さん が、地球儀のようなまん丸のおなかに「平和ーここは私の家。こわさないで」と 描いて、笑顔で立っていました。話しかけると、ブラジルから来たというその女 性はお名前を Kelly Curryさん(ケリー・カリーさん)といい、予定日は3週間 後とのことでした。私がインタビューをし始めると、たちまち彼女の周りは人だ かりになり、みんな彼女の勇気をたたえながら、写真をとりました。背がすらり と高くて、笑顔の美しい彼女は、まるで平和の女神のようでした。 http://www.kellycurry.com 終着点のシビックセンターは人でいっぱいで、ステージに近づくことは不可能で した。前回よりもさらに人が多くなっているのがわかります。それでもなんとか 集会の最後にステージまでたどり着いて、アメージンググレースを吹き、 「金属は武器ではなくて楽器のために使おう」と言って舞台を降りました。本当 は喜納昌吉さんがいつも言っている「すべての武器を楽器に」といいたかったの ですが、うまく英語が浮かんでこなかったのです。 その後、2月16日が誕生日のオノヨーコさんがNYタイムズに出した 「Birthday Thoughts」という題の全面広告の中で、 「すべての武器を楽器に(All Weapons into musical instruments)」 と書いているのを知りました。ああ、この広告を事前に読めていたらなあ・・・。 今「人間の盾」としてイラクにいるすべての人の無事を祈らずにはいられません。 ジャミーラさん、神崎兄弟、安田純平さん、お元気でしょうか。チャンプルーズ は無事帰国したのでしょうか。 「反戦運動がどんなに盛り上がろうと、アメリカ政府の決断に変更はない」と ブッシュ大統領はいいます。そうでしょうか。平和の声が大きくなればなるほど、 アメリカは単独攻撃がしにくくなっています。全世界の「戦争NO」の声が、今 日まで爆撃を阻止してきたのは事実です。 ANSWERが呼びかけている次の行動は3月1日、そして15日。ホワイトハ ウスを抱きしめよう、という女性たちの動き「コードピンク」は3月8日。そし て広島の1万人で人文字を描くのが3月2日。この広島の行動に対しては、全裸 でPEACEの人文字を浜辺に描き、平和を訴えたカリフォルニアのアーティス ト、ドナ・シーハンさんから「この知らせを聞いて涙がでるほど嬉しかった。広 島のことを私は忘れたことがありません。全面的に応援します」との言葉をいた だいています。 私はこの日に合わせてハワイで平和コンサートを予定しています。ワシントンポ ストとビルボードの広告費が思うように集まっていないので、その資金集めを兼 ねてやります。3月6日までにあと320万円を支払わなくてはなりません。 「戦争中毒」の出版元であるフランクさんからも、うれしいニュースが届いてい ます。「ロスのフェアファックス高校が『戦争中毒』を500冊注文してくれた。 先生に無料で配っているのが、大きく実を結び始めている。日本からの支援に感 謝します」とのこと。 今回の戦争を止めたら、次の戦争も止められる。石油よりもいのちが大事。戦争 よりも平和がいい。当たり前のことを当たり前に実現していきましょうね。 愛と感謝をこめて きくちゆみ ■事務局から■ 前回メールニュースでお知らせした「パシフィカ・ラジオ」の特集番組の情報に ついて、日本時間23日(日)午前とお知らせしていましたが、現地時間23日 (日)午後2時から6時、日本時間24日(月)午前4時から8時の誤りでした。 「パシフィカ・ラジオ」のホームページに掲載されている局のうち、 ニューヨーク局WBAIのウェブサイトにアクセスすることにより、 インターネットを通じて世界同時に聞くことができます。 ただし、必要なソフト(無料)をダウンロードしておかなければならないようで す。間に合いましたら、録音の準備をしてぜひお聞き下さい。 http://www.pacifica.org/ ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ★OPEN-J BOOMERANG バックナンバーについて: このメールニュースのバックナンバーは、下記URLをご覧ください。 http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/ ★ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信を停止・開始する場合は: open-j@peace2001.org までご一報ください。 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また、この12月のイラク取材の模様が、2月7日付けのワシントンタイムズで、 手作りのビニール防護服を着て調査中の写真とともに大きく報道されました。 このワシントンタイムズは米国でも屈指の硬派新聞です。 この新聞記事については手に入り次第ホームページでご紹介させていただきます。 □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ■ニュースアイ"に衛星中継で生出演!■ ■喜納昌吉&チャンプルーズメールマガジンから転載■ 2月14日午前、長い長い飛行機乗り継ぎの旅の末、無事バグダッドへ到着。 バグダッドの街は、4日間の祭りの最終日で、にぎわっている。 日本での報道からは、この町の雰囲気は全く伝わっていないことを知る。 行き交う人々は、屈託無く明るく、人なつこく、目が輝いている。 ここには、戦争のバイブレーションはほとんど無い。 緊張して来た我々は、少し面食らうと同時に、アメリカや日本のマスコミが、 いかに戦争戦争とあおっているかに気づく。 15日は世界各国からバグダッドに集まってきたNGOの人たちと市内の目抜き 通りをパレードする。パレードに先立ち、記者会見が行われ、喜納さんのスピー チは大勢集まった世界中のマスコミに最大の歓声で受け止められた。 エイサーを踊りながらのパレードは、バグダッド市民や集まったNGOの人たち にもとても喜ばれ、ストリートはにわかに祭りの場となる。 すべての武器を楽器に・戦争よりも祭りを・すべての人の心に花をと日本語・英 語・アラビア語で書いたプラカードや横断幕を手に持ってのパレードに、とても たくさんの人が、メッセージがすばらしいと声をかけてくる。 パレードが終わり、ホテルに戻って来るとテレビで早速パレードの模様が放送さ れている。何度も何度も繰り返し放送される。パレード全体の映像のうちなんと 8割ほど我々の画が映し出される。この映像は世界中で放映されるだろう。 夕方、やっとコンサートの担当者と打合せができた! 会場、時間も決まる。なんとせっかくだから2日やってほしいとのリクエスト。 16日、17日にナショナルシアターで、7時開演。決定!! 16日朝、国連から連絡が入る。14時からのピースセレモニーに列席を要請さ れる。11時、チグリス川を訪れ、この川に向かってエイサーと沖縄古式の祈り で世界の平和を祈願する。 17日日本時間17:00TV東京系列のニューススターにて、衛生生中継が決 まりました。是非ご覧下さい 喜納昌吉&チャンプルーズメールマガジン ◆ HP ◆ http://www.champloose.co.jp ◆動画web◆ http://www.showtime.jp/kina/ ◆E-MAIL ◆ mail@champloose.co.jp □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ■ジャミーラ高橋さんたちの第2次イラク国際市民調査団が出発しました■ 詳しくはホームページをご覧下さい。ぜひともブックマーク(お気に入り)に お入れ下さい。そこから応援がはじまります。 http://www10.plala.or.jp/jamila/ ◆吉村 誠司◆ 第2次イラク国際市民調査団(元 神戸元気村 副代表) 2003年2月16日(日)から3月1日(土)帰国予定(Bコース) ■神戸から、イラクへ向かいます!■ 2003.2.15 私は昨年、イラクから来日した医師団の現状報告会に参加させていただきました。 「あの湾岸戦争は、第二の核戦争だった。アメリカ軍等が使用した、高性能な劣 化ウラン弾の放射能汚染による戦争後の発癌率は、戦争以前に比べて10倍にな っている町もある!この事実を伝えてほしい」と医師は熱く訴えた。 私は彼と「必ずイラクへ入って現状を見て、伝えます」と約束した。その日が、 まもなくやって来る。 戦争前夜とも言われる今日、一般には報道されないイラクの方々の不安は計りし れないだろう。 あの日、余震に震えた神戸とまた違った恐怖であろう・・ 少しでも側にいてあげたい。 「武力はなんの解決にもならない!平和を!愛を!」 過去の様々な経験をした日本人だからこそ、声を大きくして訴えたい。 そして、世界中からの勇気ある方々と共に、大きな平和のうねりを創り出すため に、私は、一人の人間としてイラク行きを選びました。 妻も「現場に行く方が、あなたらしいよね・・」と許してくれた。 私の愛しい2才の娘を見ていると、平和の大切さを痛感する。 「今」それぞれの場所で出来ることを、可能性を信じて・・・ そして、昨日の夕方、正式にイラク大使館からビザが発給され、今、イラクに向 かう調査団が成田空港に集まりました。 さまざまな思いを胸に、大切な人を送る友人が父親が、涙の別れをしています。 「戦争を止めるため、 しかし、おきるかもしれない場所へ向かうという不安感・・・」 戦争に向かう兵士達の心境、残された家族の心境を考えてしまう。 「戦争って何だ?」 今、イラクへ向かえるチャンスをいかして、世界中からイラクに入ってゆく仲間 と手を取り合って、大きな一歩を踏み出す時が来た。 そろそろ出国手続きをしないといけない時間だ。 つづく ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ★OPEN-J BOOMERANG バックナンバーについて: このメールニュースのバックナンバーは、下記URLをご覧ください。 http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/ ★ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信を停止・開始する場合は: open-j@peace2001.org までご一報ください。 ★ウィルスメールに関する事務局からのメッセージをアップしています: http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/mn_info200205_klez.html ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ■■■■■■OPEN JAPAN■■■■■■ グローバル・ピース・キャンペーン日本事務局 http://www.peace2001.org mailto:open-j@peace2001.org 配信責任者 山田和尚 ************************************************************************ ★グローバル・ピース・キャンペーン★ OPEN-J BOOMERANG 299【知る 伝える 止める】 ************************************************************************ ■転載・転送・大歓迎■ ◆相澤 恭行◆ はじめまして。突然のメールで失礼します。 私は第二次イラク国際市民調査団に参加する相澤恭行(あいざわやすゆき・ あだ名は国内外問わず“YATCH”『やっち』)と申します。 9・11以降のきくちゆみさんの活動から絶大な勇気をいただき、ついに私も立 ち上がるときが来ました。本気で戦争を止めさせるため、自らが最前線に行く覚 悟を決めました。 さて、この度の参加にあたり、私、相澤の決意表明(日本語&英語)を送らせて いただきます。少々長いので、お時間のあるときにでも目を通していただければ 嬉しいです。急いで英訳したため英語のほうは読みづらいところもあるかもしれ ません。 ※事務局注:英訳文をご希望の方はオープンジャパンまでご連絡下さい。 Mailto:open-j@peace2001.org 以下決意表明 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 親愛なるみなさまへ この度、私は第二次イラク国際市民調査団の一員として、来る2月16日から約 2週間、アメリカのブッシュ政権による戦争を止めさせるため、イラクに行くこ とを決意しました。 マスメディアが一斉に開戦間近と報じるこの緊迫した状況の中、なぜ今イラクに 行くのか?と思われる方も多いでしょう。私にとってその答えは、「まさに今だ からこそ行く」ということです。戦争を回避するためには、今行動を起こすしか ないのです。 目的は、大きく分けて三つあります。先ずは「知る」こと。マスメディアは連日 イラク情勢を伝えてはいますが、そのほとんどは国連の査察団をめぐる各国の政 治的駆け引きと、アメリカ軍の開戦準備に関するものばかりで、イラクに住む普 通の市民のことはほとんど知らされていません。 しかし、いざ攻撃が始まれば、真っ先に犠牲になるのはその普通の市民なのです。 そして彼らはまた、湾岸戦争から続く経済制裁、劣化ウラン弾の放射能による影 響で、特に何の罪も無い子供達を中心にすでに多くの苦しみを味わっていますが、 日々の報道の中で一体どれほどの事実が伝えられているでしょうか。 アメリカを中心とする巨大資本に牛耳られたメディアが垂れ流す報道は、サダム・ フセインに対する憎悪を掻き立てるものばかりで、事実が相当歪んで伝えられて いると思います。 そこで、私はブッシュが「悪の枢軸」のひとつと呼ぶイラクという国を直接自分 の目で見て、同じ地球上に住む一市民としてイラクに住む人々を理解しようと思 うのです。飽くまでも爆弾を落とされる人間の側に立ち、その恐怖を共にして、 自らの身体を通じて世界を知りたいのです。 第二の目的は、「伝える」こと。私は、いま戦争を止めることが出来るのは国際 世論の力しかないと思っています。世界規模の戦争反対の声は日に日に高まって おり、先日1月18日に世界各地で行われた反戦デモには、かつてないほどの規 模で多数の人々が参加しました。アメリカでもサンフランシスコ20万人、ワシ ントンDCは50万人と、ベトナム反戦運動を上回る勢いだそうです。私も7千 人が集まったとされる東京・日比谷でのデモに参加し、無力感を克服して新しい 希望を見つけることが出来ました。 こうした声は、確実に各国政府に対する圧力になっていると言っていいでしょう。 ドイツ、フランスの両政府首脳がアメリカ政府の戦争には協力しないと宣言した 背景には、こうした声の高まりがあると思います。いま、アメリカ、イギリス両 政府は、この問題で頭を悩ませているはずです。この反戦運動の高まりを何とか 抑えようと、躍起になってありとあらゆる世論誘導キャンペーンを行っています が、さほど成果が上がらず少々焦っているようにも見えます。表向き民主主義を 掲げている以上、大多数の国民の反対があれば戦争は出来ないのです。 「ならず者国家には先制攻撃も辞さない」といって憚らず、国際法無視も甚だし い真のならず者国家アメリカに対して、いまこそ市民による先制デモ攻撃が必要 です。今現在も世界各国から様々な人々が続々とイラクに入り、「人間の盾」に なる覚悟で反戦を訴えています。私も彼らと共にその最前線に立ち、世界に向け て日本からの反戦の声を、自らの身体を賭けて伝えたいのです。 そして最大の目的は、いまこの戦争を「止める」こと。こうして世界中からたく さんの人たちがイラクに入ることで、たとえ僅かでも戦争が起こる可能性を減ら すことが出来ると思うのです。 例えばダライ・ラマやローマ法王などがいるところを、果たしてブッシュは攻撃 できるでしょうか?ほんとうは、そうした世界に影響力を持つ人々にこそ是非行 ってほしいのですが、結局誰もブッシュを止めることが出来なかったアフガン戦 争の反省も踏まえ、まずは自らが乗り込んで戦争回避の可能性を探ってみようと 思うのです。 決定的証拠の裏付もなく、圧倒的多数の世界の市民が反対する今度の戦争は、 絶対に起こしてはいけません。 アメリカ政府は、フセインが隠し持つとされる大量破壊兵器が世界の平和にとっ て脅威であり、武力を行使してでもその脅威を取り除かなければならないと吼え ていますが、もしフセインがそれらの兵器を使う時があるとすれば、皮肉なこと にそれはアメリカ政府が武力を行使するまさにその時でしょう。まさにアメリカ のブッシュ政権こそが世界にとっての最大最悪の脅威ではありませんか。 そして、もし戦争になれば、中東はおろか、世界中が不安定になるのは火を見る より明らかです。おそらくアメリカ本土も、9・11など子供だましに過ぎなか ったかのようなテロの嵐に見舞われ、それらはやがて第三次世界大戦への引き金 にもなりかねません。泥沼にはまると、何かとんでもないことが起こりそうな予 感がします。 つまりアメリカは、先制攻撃ドクトリンに則り、核兵器を使うのではないかとい うことです。あの悲劇は、広島と長崎が最初で最後でなければいけません。こう した大惨事を未然に防ぐために、今まさに行われようとしている最大級の犯罪、 戦争という名の国家テロリズムを止めさせたいのです。 そして今回に限らず、全ての戦争を無効化するための非暴力による闘いの第一歩 として、私は今イラクに行くのです。これは長い闘いになると思います。そして これは地球上における人類という種の存亡を賭けた闘いです。 9・11以降、この闘いは一層明らかになってきました。一方には戦争中毒から 抜け出せないアメリカ政府を筆頭とする各国政府と、それらと利益を共有する多 国籍企業やマスメディアが、グローバリゼーションの名のもとに途上国に対する 構造的暴力と搾取を繰り返し、テロの温床を作り出しています。 「対テロ戦争」の御旗を掲げ、戦争という暴力を正当化していくその末に待ち構 えているのは、人間性と地球環境の破滅しかありえません。こうした文明を手に した野蛮人達によって、人類はやがてこの地球上の絶滅危惧種のひとつに数えら れてしまうのでしょうか。 しかしその一方で、各地のNGO等を中心とする新しい市民の勢力がいま地球規 模で結びつき、こうした破局へと向かう流れを変え、新しい流れをつくり出そう としています。初めはとても小さな流れでしたが、やがてその小さな流れは合流 を繰り返し、いま、とても大きな流れとなりつつあるのを感じます。 一人一人が出来ることは限られていますが、その一人一人が新しい生命の流れに のって結びつくとき、その全体は部分の総和を超え、人類は真に持続可能な社会 を作り出すことが出来るはずです。 私は、いまここに生かされているという驚きを原点に、これまで私を育んでくれ た全ての生きとし生けるものに対する絶大なる感謝の気持ちから、この新しい社 会の実現に向けて残された命を費やす覚悟を決めました。これは私にとって、非 戦、非暴力による世界市民の革命であり、また、人類史を超えて地球上の生物進 化史における新しい生命の革命でもあるのです。 さてこの革命で倒すべき敵とは誰か?アメリカのブッシュ政権と名指しするのは 簡単ですが、それでは彼らがフセインやビンラディンを悪魔と呼ぶ単純な善悪二 元論となんら変わりありません。 戦争はいつも人の心の弱さがつくり出すもの。私にとって倒すべき敵とは、己の 中に巣食っていた心の弱さでした。その己の弱さに打ち克ち、おかしいものには おかしいと声を出すことでこの革命の第一歩を踏み出した私は、さらなる前進を 求め、今イラクに向かいます。 親愛なるみなさん。願わくは、私がイラクに行くということを、出来るだけたく さんの人に伝えて欲しいのです。そして、いま世界が我々の未来にとって非常に 重要な岐路に立っていることを、より身近な問題として考え、発言し、真の世界 平和を希求する国際世論というかたちでの後方支援をお願いしたい。 この戦争は止められます。 愛をこめて YATCH ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ★OPEN-J BOOMERANG バックナンバーについて: このメールニュースのバックナンバーは、下記URLをご覧ください。 http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/ ★ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信を停止・開始する場合は: open-j@peace2001.org までご一報ください。 ★ウィルスメールに関する事務局からのメッセージをアップしています: http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/mn_info200205_klez.html ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ■■■■■■OPEN JAPAN■■■■■■ グローバル・ピース・キャンペーン日本事務局 http://www.peace2001.org mailto:open-j@peace2001.org 配信責任者 山田和尚 ************************************************************************ ★グローバル・ピース・キャンペーン★ OPEN-J BOOMERANG 298【それぞれの立場で とめよう】 ************************************************************************ ■転載・転送・大歓迎■ ◆きくちゆみ◆ 先日チャイニーズ・ニューイヤーのお祭りが、海に面したコナのメインストリー トで行われました。中国系アメリカ人家族がライオンダンスを披露し、ローカル ミュージシャンが歌い、ハワイの先住民やローカルアーティストたちがさまざま なクラフトや絵などの作品を並べ、世界中の食べ物の屋台もずらりと並ぶ、にぎ やかなお祭り。その中で、小田まゆみさんの有機農場で行われているワークショ ップに参加中の日本人の方々と一緒に、『Addicted To War(戦争中毒)』と、 『Children of the Gulf War(湾岸戦争の子どもたち)』を販売しました。 みんなが新年を祝い、お祭りを楽しむ中、私たちのテーブルだけがまったく雰囲 気にそぐわないものを売っていたので、みんな見て見ぬふりをして通りすぎてい きます。ワシントンポストの広告を200枚コピーし、裏には「アメリカの友人 たちへ」という手紙を書いたチラシを作ったのですが、なかなか受け取ってもら えません。 本もさっぱり売れません。 「やっぱり、私たちあまりにも場違いかね」と苦笑しながら、でも笑顔を絶やさ ずに、近くに来た人々に声をかけ、チラシを渡し、特に若い人たちやお母さんに は、「最初の1ページだけでいいから読んで」と『戦争中毒』を見せたりしてい ました。「We Love War」と拳を振り上げ、怒鳴られたりもしました。 一組の白人の老夫婦がやってきて、少し遠巻きに本を見ています。チラシを渡す と「何これ?」と聞かれたので、「私からあなたへの手紙です」と答えました。 ワシントンポストの広告の裏には、私からの手紙と 「Last Night I had Strangest Dream」の歌詞が書いてありました。 「日本から来ました。この戦争を止めたいと思っています。でもあなたの協力が 必要です。この歌を知っていますか?」 と言って、歌い始めました。 この歌は、サンフランシスコの集会で20万人の人々の前でも歌ったものです。 「世界中がもう2度と戦争をしないと合意した夢を見た」という曲。みんなの、 すべてのいのちの夢。 LAST NIGHT I HAD THE STRANGEST DREAM Last night I had the strangest dream I never dreamed before I dreamed the world had all agreed To put an end to war I dreamed I saw a mighty room And the room was filled with men And the papers they were signing said They'd never fight again And when the papers were all signed And the million copies made They all joined hands and bowed their heads And grateful prayers were prayed And the people in the streets below Were dancing round and round And guns and swords and uniforms Were scattered on the ground Last night I had the strangest dream I never dreamed before I dreamed the world had all agreed To put an end to war 最初のワンフレーズを歌ったら、突然目の前で老婦人が泣き出し、 「私の息子は明日中東に派遣されます。海兵隊です。今日は私の人生の中で一番 つらい日です」といいました。 私たちは抱き合って、しばらく泣いていました。 誰が自分の子どもを戦場へ送りたいでしょうか。 誰が自分の国を戦場にしたいでしょうか。 誰が放射能汚染の中で、子どもを育てたいでしょうか。 今度の戦争でも、劣化ウランが使われる予定です。 残酷すぎます。 戦争を起こす人たち、戦争を肯定する人たち、どうか考え直していただけないで しょうか。 戦争は嫌だけど黙っている人たちは、ちょっぴり勇気をだして声を上げることが できないでしょうか。 戦争で得する市民は誰もいません。武器産業が潤い、石油利権が手に入るのかも しれませんが、そんなものよりひとりの人間のいのちや環境の方が大切です。 私たちは地球の大気と水と物質の健やかな循環に、いのちを支えられており、ど こで放射性物質や有毒化学物質や重金属をばらまこうと、食物連鎖で濃縮され、 全世界に運ばれます。どうして自分だけが安全でいられると思うのでしょう。 これ以上、暴力を繰り返し、憎しみと悲しみを増幅して、どうして世界が安全に なるのでしょう。 もうすぐ、イラクに向けて第二次国際市民調査団が出発します。今回は前回より さらに戦争が迫っており、みんな人間の盾になる覚悟で参加されています。 彼らが少しでも安全になるように、どうか彼らの行動を周りの人たちに伝え、地 元のマスコミ(新聞、テレビ、ラジオなど)に投稿していただけるとうれしいで す。 以下は、ジャーミーラ高橋さんがイラクへの国際市民調査団に参加される方へ送 られた文章です。 □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ 出発まで、あとわずかです!《第二次イラク国際市民調査団》参加の皆さんへ ジャミーラです。これからの方針を簡単に説明します。 (1)以下の30名が第二次のメンバーに選ばれました。 イラクのビザ取得は14日(金)午後です。パスポート、写真1枚を持って、 来られる方は来てください。都合の悪い方は結団式の11日に持参して、ジャミ ーラに預けてください。あるいは簡易書留でお送りください。 (2)16日出発で、帰国はAは25日、Bは3月1日でお知らせの通り。Cは、 人間の盾というつもりで、戦争を見届けるまで3ヶ月間の滞在を予定してくださ い。 #ジャミーラについては、戦争が3月に無いという見通しならBと一緒に帰り、 第三次を用意したり、その時に日本の医師2名を連れて行くのでその準備。 #不幸にしてアメリカの爆撃が始まったなら、AとBグループは直ちにイラク 脱出。ジャミーラは国境まで同行しても帰国せず、イラクに留まる。なぜならば、 戦争の状況をしかと見とどけ、戦後の援助の方針を立てなければならないためで す。 (3)受入れはPeace & Friendship solidarityです。NASYOのイベント参加は日 本人は40名以上らしいので、そちらは彼らに任せ、20日のデモだけに参加し、 独自のプランで滞在します。プランは11日までに作ります。 (4)CグループはSolidarityがお世話するというので、今から考えなくてもか なりスムーズに行くと思います。但しいざという時は、自分の力を最大限に発揮 しましょう。用意が必要です。 (5)通訳はイラク人のMr.アリ・イスマイールに頼むつもりです。多少日本語が つたないけれど、イラク人なので他の面でカバーしてくれると思います。具体的 なことは明日会って決め、その後皆さんにお知らせします。 ************************************ 調査団メンバー: 【Aコース】 *1−豊田護(49歳 地方公務員) 2−山浦邦子(56歳 パートタイマー) 3−秋吉隆雄(61歳 日本基督教団牧師) 4−益子玄一郎(28歳 米穀(有)自営) 5−小野万里子(48歳 弁護士) 6−田中孝枝(20歳 立命館大学学生) 7−大江厚子(47歳 パン屋) 8−末木沙織(18歳 横須賀高校生) 9−後藤礼子(39歳 病院職員) 【Bコース】 *1−市川美紗(28歳 保育士) 2−小林善樹(69歳 アマチュア百姓) 3−吉村成夫(37歳 朝日新聞社) 4−相澤泰行(31歳 サーティーンデザインズ(有)役員) 5−吉村誠司(37歳 NPOスタッフ) 6−小野正春(65歳 百万人署名活動家) 7−又木咲子(38歳 イラストレーター) 8−五味宏基(36歳 毎日新聞写真記者) 9−杉本祐一(46歳 民宿経営) 10−森元修一(32歳 トイショップのスタッフ) 【Cコース】 *1−若林徹(34歳 高校教師) *2−竹村元一郎(34歳 自動車会社勤務) *3−安田純平(28歳 アラビア語学生) *4−神崎雅善(23歳 フリーアルバイト) *5−神崎雅明(23歳 派遣社員) 6−シャミル・常岡浩介(33歳 ハッジのムスリム) 7−谷澤壮一郎(19歳 宇都宮大学学生) 8−村岸由季子(31歳 ダンサー/ジャパンダンスアート) 9−久保田弘信(35歳 平和活動家) 10−高橋千代(62歳 アラブイスラーム文化協会) 11−通訳:Mr.アリ・イスマイール(イラク人) ************************************
************************************************************************ ★グローバル・ピース・キャンペーン★ OPEN-J BOOMERANG 292【僕が見たイラク・レポート】 ************************************************************************ ■転載・転送・大歓迎■ ◆遠藤 嘉則◆ 遠藤@埼玉です。 先日藤沢で開かれた「僕が見たイラク」というシンポにいってきたので、その 様子をご報告します。 今回報告してくれた方は、双子の兄弟の方です。 今回現地に行こうと思ったのは、フォトジャーナリストである森住卓さんの写 真を見たり、「戦争中毒」出版記念パーティーできくちゆみさんや森沢典子さ んらとお話をしたのがきっかけでした。 アラブ人のことを知ったのは9・11以降だから、現地に行くまでなんだか怖 いイメージがあった。 だが接してみると優しくて、チャイ(アラブ圏でよく飲まれているお茶)をご ちそうしてくれたので、持っていたイメージと全く違うと感じたとか。 早速現地の病院に行ってみたそうです。マンスール病院という大きな病院で、 中には沢山子供がいる。カメラを見たら子供たちが寄ってくる。 写真を撮るとみな喜んでくれるが、実際は白血病やガンなどかなり重い病に侵 された子供が多いのですが、 経済制裁の影響で薬も医療機器もない。 子供が注射をする写真を撮ったが、子供の泣き声が病院内に響き渡る。 子供の多くが湾岸戦争後に生まれてきたために、その鳴き声を聞くととてもい たたまれなくなるそうです。 日本では治りやすい病気が多いが、薬がないために直らないからつらいと現地 の医者が言っていた。風邪や下痢でも致命的になる子供が多く、点滴もビタミ ン剤がないために塩水で我慢している。おかげでイラク国内で1日200人、 1ヶ月では5,000人の子供が死んでいる。 薬棚にはほとんど薬がない。その薬がないために死んだ子供のケースがいっぱ いある。彼らは毎日死と戦っている。そのことを考えるとすごくつらい。 バスラの病院ではオトナもかなり苦しんでいる。バスラは湾岸戦争の時の被害 が甚大だったが、劣化ウランが1,500万発落とされ、今でも数百万発から 放射線が出ており、衛生事情もバスラは最悪だ。 湾岸戦争から12年経つのに苦しみ続けている人たちが沢山いる。 ガンの発生率は10倍、死亡率は19倍になるといわれ、 医者は「明らかに劣化ウラン弾の影響だ」といいきっている。医師の中には、 自らも骨髄ガンで苦しみながら必死になって治療をしている人もいる。 医療品不足は深刻化しており、手術中に停電があって手術が中断というケース もあり、それが死亡率を増やしている原因にもなっている。 経済制裁で医薬品は深刻化しており、イラク市民は苦しみ続けている。 劣化ウラン弾は影響が半永久的に続くだろう。 衛生状態も悪く、トイレの便器は汚物があふれたままだし電気もついてない。 放射線治療も旧式だから時間がかかる。 イラク市民はみな戦争は望んでいない。去年12月の空爆で、子供たちだけで 50人以上死んだ。命を取り留めても、指を3本吹っ飛ばされたというケース もある。空爆がある度に無関係の人間が死傷する。 日本で聞くことと実際の話は全く違うため、とてもいたたまれなくなる。 彼らのために何とかしてやりたいと思っている。 もしこれが自分の子供だったら……と思うとつらいというか、それが戦争の影 響だったらいたたまれない気分になるはずだ。 罪のない子供たちが死んでいくのは耐えられない。 イラクのことを考えるなら経済制裁をとくのが一番大事だ。 それさえなければ普通に生活できるし、イラクは湾岸戦争前は中東でもっとも 発達した国だった。戦争を止めることも大事だが、経済制裁を解くのも大事だ。 たかだか一人でやっても意味がないという人がいるが、みんな戦争は嫌なはず だ。みんなで戦争は嫌だという意思表示をすれば戦争は止まると思う。 その話をもっとまわりに広げるべきだ。それだけあれば戦争は止まると思う。 イラクに行って、そのことを強く感じた。 バスラの市場は物があふれているが、経済制裁の影響で物価が高く、庶民の口 には入らない。それも死亡率を高めている一因だ。 加工品はほどんど輸入品、物価が安いから1ドル持っていけばかなり物が買え る。参加者の人では、50ドル分両替したために使い切れなかった人もいた。 現地の人たちはこれだけつらい状況でも「ジャパンウェルカム」と日本人に平 気で声をかけてくれた。 こんな状況でも声をかけてくれる人がいることに感激した。 市場に日本人が来るとあっという間に集まる。 子供たちにもいろいろ聞いていたが、イラク人はとにかくカメラが好きで、写 真を撮ってくれとせがんでくるし、子供たちも気さくに寄ってくる。 イラクは独裁政権だったかもしれないが、子供を見る限りそんな雰囲気は微塵 もない。貧しいせいもあるが、子供たちはすごく元気で日本の子供とは違うな と感じた。 1月18日にワールド・ピース・ナウが開かれ、その時はワシントンDCにい ったが、日本と違うと感じた。 日本は比較的デモや平和に対して内気というか、あまり感心がないという感じ だが、アメリカは「やろう」といえばみんなで「やろう!」といってくれる。 ワシントンDCでは70万人集まった。 アメリカ人も今度の戦争は石油利権のためだと知っている。 声をかけるとみんなで意思表示をする。 規模が大事だということはみなわかっている。 サンフランシスコや中国から来た人もいた。 意思表示やアクションをするというのが日本と違う。向こうは連帯感がある。 現地に行ってそれを感じた。 日本では7,000人だったが、みんなが声をあげれば戦争は回避できると思 う。 報告のあと質疑応答が行われ、最後に、もっともっと市民の側から世の中を変 えていこうという発言が出て、会を締めくくりました。 自分たちで出来る範囲で、反戦を訴えていこうではないですか。 ◆長谷川 宏◆ 長谷川 宏と申します。 イラク情勢が緊迫する中、森住卓氏の写真のことをホームページで知り、 http://www2.cc22.ne.jp/~yfukuma/iraq.htm 私も4歳になる子供の父親として、何かせずにはいられない気持ちになりまし た。 私の勤務する大学の教職員組合で提案し、以下の通り写真展を開催することに なりました。本学の教職員、学生だけでなく、学外のなるべく多くの方々にも 見ていただきたいと思っていますので、皆様お誘い合わせの上ぜひご来場くだ さい。 (特に多摩地区近辺ご在住のお知り合いにもお知らせいただければ幸いです。) なおこの写真展に関する情報は、組合のホームページでもご覧になれます。 http://www5.ocn.ne.jp/~union-mu/shibujoho.htm また都立大へのアクセスについては、 http://www.metro-u.ac.jp/access.htm キャンパス内の地図は下記URLの「本部・文系ゾーン」をご覧ください。 http://www.metro-u.ac.jp/campusmap/campusmap-j.htm ■写真展 イラク・湾岸戦争の子どもたち■ 日時:2月3日(月)、午前11:30〜午後6:30 会場:東京都立大学(京王相模原線南大沢駅下車) 91年館多目的ホール 参加自由、参加費無料 主催:東京都立大学教職員組合文系事務支部 問い合わせ:0426-77-0213(組合事務室) hasehirosi@aol.com(長谷川) ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ★OPEN-J BOOMERANG バックナンバーについて: このメールニュースのバックナンバーは、下記URLをご覧ください。 http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/ ★ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信を停止・開始する場合は: open-j@peace2001.org までご一報ください。 ★ウィルスメールに関する事務局からのメッセージをアップしています: http://www.peace2001.org/gpc/gpc_mn/mn_info200205_klez.html ┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏ ■■■■■■OPEN JAPAN■■■■■■ グローバル・ピース・キャンペーン日本事務局 http://www.peace2001.org mailto:open-j@peace2001.org 配信責任者 山田和尚 ************************************************************************ ★グローバル・ピース・キャンペーン★ OPEN-J BOOMERANG 287【最大級 全米デモ70万人】 ************************************************************************ ■転載・転送・大歓迎■ ◆きくちゆみ◆ 1月18日のデモは日本も盛り上がったようですね。こちらサンフランシスコも 20万人、ワシントンDCは50万人と、ベトナム戦争以来最大の反戦デモにな りました。前回の10月26日のデモは「ベトナム戦争以来最大」だったのが今 回で「ベトナム戦争をしのぐ反戦運動」になりつつあります。 今回も、前回に引き続き、主催者はANSWER。当日のサンフランシスコクロ ニクル紙には親切にも集会とデモが行われる詳細な地図まで掲載されていました。 この日のためにベイエリアの地下鉄は10本も増便し、フェリーも3本増便。 政府に反対する市民運動のために、交通機関が増発するなんてことは、日本で考 えられるでしょうか。初詣ぐらいですよね、日本の場合。アメリカの民主主義の 危機が叫ばれるものの、まだこういうところに健在のようで、ちょっとうれしく なりました。 私たちは今回はまず最終目的地であるシビックセンターに車を止め、荷物を下ろ し、そこからは地下鉄で4駅乗って出発点のジャスティン・ハーマン・プラザへ 向かいました。前回は自転車で先回りして先頭の写真を取ることができましたが、 今回は自分も歩きたかったので、一緒に歩きながら写真を取っていました。マナ ブを載せた乳母車を押しながら、歩き、いろいろ写真を撮るのですが、どうして も全体をとりたくなって、時々電信柱に登って(子どもを下に置いたまま)写真 を撮ったり、ホテルの非常階段に内緒で登って撮ったりしていました。見るに見 かねて、途中から玄さんが一人を背中に背負い、もう一人を乳母車で押してくれ ることに。 それから全速力でデモ隊の先頭を目指して走りましたが、ついに先頭まで追いつ きませんでした。残念!なんといっても、前回と比べて隊列の長さが倍以上あり ましたからね。踊りながら歩く人、ドラムのグループ、パントマイムをする人、 子どもを肩車して歩く人、恋人同士、老夫婦、そしてあらゆる人種のあらゆる年 齢の人、人、人。みんな思い思いのプラカードを手にしています。 「石油のために戦争をするな」「私たちの名前で戦争をするな」「一人が傷つく ことは私たちみんなが傷つくことと同じ」「戦争中毒」「イラクの子どもたちを これ以上殺すな」「テロリストはブッシュだ」「指名手配 オサマ・ブッシュ・ ラディン」など、それぞれ手作りのプラカードです。 午後は集会でスピーチをすることになっていたので、私はステージ横にいたので すが、大スターのマーティン・シーン、歌手のジョーン・バエズ、ボニー・ライ トなども演説しました。しかし一番歓声があがったのは、今回もバーバラ・リー 下院議員でした。 デモに参加するために125台のバスが西海岸の各都市からサンフランシスコま でやってきました。主催者は「今日のデモはアメリカ人が対イラク戦争を容認し たという米国政府の誤った認識を覆した」と語ると、群集がそろえて賛同の声を 上げました。 何十万人もの人の前で英語で話すのは私にとって初めての経験でしたが、ステー ジに上ると会場の雰囲気がとても平和的だったので、落ち着いて話すことができ ました。 「日本は60年前、悪の枢軸でした。そして広島と長崎に原爆が落とされました。 ?場からNo More の声)ノー・モアとみなさんはいいますが、イラクでは前回 の湾岸戦争で使われた劣化ウランのために、広島・長崎の人々が体験したことと 同じ体験をしています。子どもたちが癌や白血病にかかって、死んでいっている のです。『湾岸戦争の子どもたち』の写真を見てください。劣化ウランの半減期 は45億年。一度それが使われれば、永久に汚染されるのです。劣化ウランをこ れ以上使わせてはいけません。そのためには戦争を止めなくては。 戦争を止めるために私たちにできることがあります。みなさん、『戦争中毒』と いう本を読みましたか?日本市民は今『戦争中毒』をすべてのアメリカの学校の 図書館に寄贈するプロジェクトに取り組んでいます。みなさんも助けてください。 あなたの卒業した学校に『戦争中毒』と『湾岸戦争の子どもたち』の本をプレゼ ントしてあげてください。アメリカの若者が戦争の犠牲になるまえに、人を殺し たり、殺される前に助けてあげてください。」 と話しました。 その後、玄さんと 「昨日、世界中が戦争を二度としないと決めたとても不思議な夢を見た」という 歌を歌いました。会場のみんなが手を振りながら一緒に歌ってくれました。 私のスピーチのあと、たくさんの人が私たちのブースに来て本を買ってくれまし た。ここまで来て、本当によかった! 次は、ハリウッドのビルボードに野外広告を打とうか、と話し合っているところ です。『戦争中毒』ファンは日米でどんどん増えています。「私たちは『戦争中 毒』を売ることに中毒している(We are addicted to selling Addictedto War)」 と、みんなで大笑いしました。 ■事務局から■ 東京、日比谷公園では1万人をきる約7000人の参加でした。 朝日新聞 http://www.asahi.com/national/update/0118/036.html
毎日新聞 http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030119k0000m040059001c.html ************************************************************************ ★グローバル・ピース・キャンペーン★ OPEN-J BOOMERANG 275【選択 21世紀の着地点】 ************************************************************************ ■転載・転送・大歓迎■ ■山田和尚■ 2003年がはじまりました。 グローバル・ピース・キャンペーンはこの星に生まれて1年3ヶ月となりました。 「20世紀は戦いすぎた 21世紀は武力ではなく 司法の力で解決を」と当初から 私たちが伝え続けてきた、その着地点が小さいながらも産声をたてはじめたようです。 http://news.msn.co.jp/articles/snews.asp?w=316444 本来、この小さな記事は一面のトップ記事として生まれようとしたのかも知れません。 しかし、現実はたくさんの小さな、べた記事の中で、埋もれるような状態で・・・・・ しかし、記事の内容は大きな輝きを放ちながら、私を待っていてくれました。読ん だ 私を大きく感動させてくれました。 20世紀の争いは、軍事力と紙一重の「政治力」で解決策を探してきたのです。 この記事は、紛争、戦争を起こす原因などを、「政治力」で解決するという方法か ら、一歩進んで「司法力」という解決への道を切り開いたビッグニュースなのです。 「政治力」は、世界の弱者たちに決定的な、また重大な現象を具現化しつづけてき ま した。それは小さい者が負け、大きな者が勝つという方程式だったのです。 しかし、「司法力」は、世界中の小さな者にも平等な立場を約束してくれるのです。 身近なたとえ話をすると、北方四島の問題も「政治力」を使わず、【国際司法裁判 所】に託せば、簡単に解決する事ができるのです。 イスラエルとアラブとの問題もアフリカで続く数多くの紛争も・・・ オープンジャパンでは、地雷撤去のプロジェクトをすすめてきました。これは、あ る 意味では後始末でしかありません。しかし、今後地雷を埋めた人を国際法廷で告訴 すれば、地雷撤去させることまでも可能となる世界がくるのです。 また、この司法下にはいれば、国防予算がいらなくなるのではないでしょうか。 私たちは、「政治力」の限界点、またそれを紛争の唯一の解決策と勘違いしてきた ことに対して改めて考える時にきたのではないでしょうか。 1日でも早く世界中の人たちが【国際司法裁判所】【国際刑事裁判所】の司法下に たどり着きますように・・・そしてその先にはワンネスの世界が・・・ 2003年1月1日 バウ ■今年 最初の満月の日 1・18■ ◆◆イラク・ピースアクション◆◆ ◆「WORLD PEACE NOW 1.18」に参加しよう!◆ 私たちは、今、いっしょに行動したい。 国境、民族、宗教、人種、思想、性別、年齢、言語、主義主張の壁を越えて 暴力、争いに代わるものを見つけるために。 もう戦争はいらない。力をあわせて、世界に平和を!
〜わたしたちはイラク攻撃に反対します〜 アメリカのブッシュ大統領はイラクへの総攻撃を全力で準備しています。 小泉政権も自衛隊などによるアフガン戦争へのいっそうの協力の拡大などをはじめ、 ひとりの人間として、いかなる理由であれ、殺人、人権侵害、環境破壊を引き起こす この攻撃は見過ごせないものではないでしょうか。 いま、アメリカではワシントンDCとサンフランシスコでの30万人を超える 10.26反戦アクションに続いて、1月18日、ワシントンDCを中心に大規模な アクションが予定され、国際的に呼びかけられています。 (A.N.S.W.E.R.< http://www.internationalanswer.org/> ) アメリカではさらにこれ以降もさまざまなピースアクションが企画されつつあります。 「イラク戦争NO!」の声をさらに盛り上げ、戦争を止めるために、日本でもより大 きな「万単位の規模」のピースアクションを起こし、これに連動したいと思います。 環境・人権・開発などさまざまな市民運動にたずさわっている人びと、あるいは何か 今の状況はおかしいと感じている人びとなど、広範囲な人びとが共に行動する必要が あるのではないでしょうか。 様々な人びとがそれぞれの違いを超えて、イラク攻撃に反対し、わたしたち、そして 世界の平和のために、手を取り合い、行動する、ピースアクションを行います。 ●日時:2003年1月18日(土)日比谷公園 以下予定
12時 開場 プレコンサート 野外小音楽堂 13〜14時 コンサート 野外小音楽堂 パンタ with SKI(制服向上委員会) 千鶴伽 with 坂下秀実 知念良吉 ほか 14時半 パレード 集合 野外音楽堂内〜銀座
17〜18時 集会 野外音楽堂 ほか スピーチ :熊岡路矢(JVC代表理事) 田中優(未来バンク事業組合理事長) 朴慶南(エッセイスト) 演 奏 :喜納昌吉、他 (当日の予定は変更になる可能性がありますので必ず直前に再度ご確認下さい) さまざまな思いやアクションを交流させ、それぞれがパワーアップすることで新しい 動きや、さらなる一歩を踏み出していきましょう。 すべての暴力を超えて、戦争、恐怖、貧困のない、政治、経済、ライフスタイルへ。 ◆「石油を巡る戦争」を止めるために。 <再生可能エネルギー・環境問題に取り組んでいるみなさまへ> 今回の戦争の背景にはイラクの石油利権の奪い合いがあると目されています。ブッシュ 政権は気候変動の危機などお構いなく、今後も世界一の化石燃料消費を続けようとし ています。そうした行動に私たちが追随するのはもはや愚かな行為でしかありません。 背景に「石油利権」がある以上、「戦争反対!」を唱えるだけでは不十分であり、 現在の石油依存型のライフスタイルから私たち自身が脱却してゆく道を見極め、行動 していかなくてはなりません。 再生可能エネルギーや環境問題に取り組んでいるみなさま、ぜひとも持続可能なエ ネルギーへの転換が可能であることをアピールしていただけないでしょうか。石油を奪 い合う戦争などしなくても私たちは生きていけるということをより多くの人に伝え、 ◆私たちのお金が戦争につぎ込まれないようにするために。 <地域通貨・エコマネーや金融問題に取り組んでいるみなさまへ> 私たちの暮らしが年々厳しくなる一方、懸命に働いて得た私たちのお金が軍需産業、 戦争につぎ込まれています。日本がアメリカ国債を買い、ブッシュ政権の戦争を支え ているのが現在の実情です。私たちのお金が人殺しに使われるなんて誰も望んでは いないはずです。 戦争資金への援助をそのままにしながら「戦争のない世界」を願っても実現は困難 です。 お金のあり方、使い道に取り組んでいるみなさま、地域が貧しくなり、そして戦争が 起こされるお金の流れについてアピールしていただけないでしょうか。お金の預け方 と使い道を変えることで私たちは真に平和な世界に近づけるはずです。 ◆これ以上の怒りと恨みを残さないために。 <人権問題、人道支援に取り組んでいるみなさま> の放射能による被害が数多く報告されており、汚染された土壌や水を通しての被爆 者はこの先も増えつづけるといわれています。 イラクへの攻撃が開始されれば再び劣化ウラン弾が使われるだけでなく、あたかも 最 新兵器の実験場と化した戦争が繰り広げられることになるでしょう。そこで犠牲にな るのは子どもたち、女性、お年寄りといったイラクに暮らす普通の市民たちです。 そ のような攻撃に正義などというものがあるでしょうか。そこには根深い差別があるの ではないでしょうか。 富める者、権力のある者がその利潤を追求するために、他の人間の権利や命を惜しげ もなく切り捨てるという身勝手さがこの世界には横行しています。日本の首脳たちは自分にもそうした差別が向けられていることから目を背けるように、ブッシュ政権の んでいるみなさま、世界の人々が互いを尊敬しあい、信頼関係を築くことで人間らし い暮らしと平和な社会を実現するために、多様な文化への尊重と視点をアピールして いただけないでしょうか。 詳しくは: CHANCE!pono2 090(3812)3777 ●住所連絡先 FAX03(3221)2558 ■事務局から■ コミック本「戦争中毒」の応援を早くからやってくれていた女子大生「須黒さん」 朝6時ごろに、彼らにも発言時間が少し与えてもらえます。 |
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