箱根行っても帰っても、延々とアニメの金と予算と回収スキームの話をしてた気がする・・・。
温泉行った甲斐はあったのだろうか・・・。

まぁでも、温泉の効能が劇的過ぎて、背中の張りがスッキリ消えて、本当に行って良かった。
そう言えば長らく湯船に浸かってなかったのもあるかな、でも精神的なものもあるのかな・・・。
東京が余程合わないのかな・・・。

まぁ僕が話した相手はもう二度と会いたくないゴミクソPではなくて、長年にわたって共に一生懸命作品とアニメを考えくれてる人なので、変なストレスはかからなかったけどね。
それにしても、悩ましい。

それでも決定的に言えるのは、アニメは絶望的にお金のかかるものだということだ。
それを手塚治虫あたりからごまかしごまかしやってきて、構造的な問題が解決されることなくバブリーに膨張して、遂に大破綻の時を迎えているのだろう。
閉塞感とかそんな観念的な悠長なものではない。物理的な破綻だ。
それはもう目の前に来ていると実感する。

岡田さんの言う「ゴールドラッシュ」、僕の言う「淘汰」の時だ。
この数年で、去年よりもはるかに多くの作品、制作会社、スタッフ、委員会が、悲鳴をあげることだろう。


『薄暮』のCF達成で浮ついていた気持ちが急に背筋から凍り始める(張ったり凍ったり大変だな!)。
文字通りこれが、生き残りを賭けたスタートだ。