お金をかけず歯を白くする?自宅で簡単にできるホワイトニング総集編!
「歯が黄ばんでしまって困っている」「笑顔をに自信が持てない」歯の黄ばみに悩んでいる方は非常に多いです。芸能人のような白い歯になりたいですよね。そんな悩みに答えて歯を白くする方法を紹介します。歯を白くする方法はいくつかあるので、自分に合ったものを選びましょう。
目次
歯の黄ばみ、悩んでいませんか?
歯に黄ばみがあることに悩みを持っていませんか?まずは歯の黄ばみが他人の目にどのように写っているのか、女性200人を対象に調査したものが以下にありますのでチェックしていきましょう。
次に男性についても同様に、調査対象の女性200名に対し、同じ男性の顔写真を2枚提示して印象を聞きました。
何歳に見えるかについては、歯が白いAの顔写真は28.1歳に見えるのに対し、歯が黄ばんでいるBの顔写真は31.2歳となり、歯が 黄ばんでいるだけで3.1歳も老け顔に見られています。女性(2.7歳)の場合よりもさらに老け度が高いです[写真2]。
また、人の印象をあらわす14項目については、女性の場合と同様、全ての項目で歯が白い〈A〉の顔の方が圧倒的に評価 が高い結果となりました。
最もポイントが高いのは女性と同様「笑顔が輝いている」(96.0%)で、「さわやか」「かっこいい・イ ケメン」(同率95.0%)、「好感がもてる」(94.0%)、「清潔感がある」「一緒に仕事/ビジネスをしたい」「モテそう」(同率 93.5%)などなど全て〈A〉に軍配。人事担当者からは〈A〉の方が「採用したい」(86.0%)とされるなど、白い歯は男性の就職 にとっても重要です[グラフ6]。
出典:株式会社ゲイン
歯を白くすることで仕事や恋愛などの人付き合いに今よりも自信を持つことができるようになります。ここでは自宅でも簡単にできる歯を白くする方法について紹介しますのでチェックしていきましょう。
歯を白くする!ホワイトニングのメカニズムってなに?
「芸能人のように歯を白くすることはできないだろうか」「歯を白くすることで笑顔に自信がもてないだろうか」と考えている方にはホワイトニングと呼ばれる方法がオススメです。
まずはホワイトニングがどのようなメカニズムで歯を白くするのかを以下に詳しく解説していきます。
ホワイトニングのメカニズムについてはまだ完全に解明されている訳ではありませんが、次の様な事が分かっています。
まず、歯のホワイトニングとは、『生活習慣、加齢や遺伝、その他の原因で黄ばんでしまっている歯に薬剤を用いて、歯の表面を人の目から見て白く見えるように変化させる方法』です。
このメカニズムとして次の2つが挙げられます。
①ホワイトニング剤を用いて歯の表面の着色物を白く漂白する。
②ホワイトニング剤を用いて歯の表面構造を変化させる。ホワイトニング剤による歯の表面の着色物質の漂白メカニズム
ホワイトニングのメカニズムについて
ホワイトニング剤から発生した活性酸素は、エナメル質表層のエナメル小柱の構造を角状から球に変化させます。
球状となったエナメル小柱の表面では光が乱反射して、曇りガラスのようなマスキング効果を得ることができ、歯が白く見えるわけです。
出典:山形歯科屋 坂上院
以上がホワイトニングのメカニズムとなっています。
また、ホワイトニングする際は自分の歯がどのような色なのかや理想の色が何色なのかについて決める必要があります。歯の色のことをシェードといい、シェードには様々な段階があります。以下にまとめてありますので確認しておきましょう。
シェードとは色の明るさや色調をいいます。
歯の色には様々なタイプがあり、A・B・C・Dタイプに分かれます。
Aタイプ:赤茶色 A1・A2・A3・A3.5・A4
Bタイプ:赤黄色 B1・B2・B3・B4
Cタイプ:灰色 C1・C2・C3・C4
Dタイプ:赤灰色 D2・D3・D4 (D1はありません)
※ホワイトニングによって最も歯が白くなりやすいのは赤茶色系のAタイプ、次いで赤黄色のBタイプ、最も歯が白くなりにくいのが赤灰色系のDタイプです。出典:フカサワ歯科クリニック
ホワイトニングを行うと歯を白くすることはできるのですが、またすぐに歯が黄ばみを持つようになってきます。
・食事や喫煙などで着色物質が歯の表面に付着して「再着色」を起こします。
歯の表面を守るために唾液から生成される薄い皮膜のペリクルがエナメル質を被覆しています。ホワイトニングをするとエナメル質の表面からペリクルが剥がされます。その後1日も経過すればまたペリクルが再被覆するのですが、このペリクルは非常に色素と結びつきやすい性質を持っています。そのペリクルが再被覆する約24時間以内に着色性食品や着色補助食品を摂取したり、喫煙してしまうとペリクルに色素が強く結びついてしまい、歯の表面が再着色を起こすのです。
・ホワイトイング後に「効果の逆戻り」が起こることがあります。
エナメル質の表面は常にリンとカルシウムが溶けだす「脱灰」と逆にリンとカルシウムが再生する「再石灰化」を繰り返しています。ホワイトニングによって白く変化した歯の表面が再石灰化することでホワイトニング前の状態に戻ってしまうのです。
このように1度ホワイトニングをしても「再着色」や「効果の逆戻り」によりまた元の歯に戻ってしまうことになるのです。
また、ホワイトニングは急な変化を嫌う特性「恒常性」があるため、繰り返し施術を行うことが必要です。一気にシェードを変化させるような施術を求めると薬剤によって強い刺激を受けてしまいます。
お金をかけない!自宅で簡単に歯を白くする方法とは?
これまでは直接歯医者で行うホワイトニングについて説明してきましたが、ここからは自宅で歯を白くする方法について紹介します
以下のような方は自宅で歯を白くする方法が効果的です。
□歯医者に通う時間がない方
□高額な治療費が支払えない方
□歯医者が苦手な方
歯を白くする方法として効果的な商品はいくつかあるので、費用や安全性などを見比べた上で自分に一番適している商品を選ぶようにしましょう。
①ホワイトニングジェル
ホワイトニングジェルは普段通りの歯磨きをした後に使用するだけで歯を白くすることができるホワイトニング商品です。ホワイトニングジェルは歯医者の指導の下自宅で行うホームホワイトニングで使用される過酸化尿素と同程度のホワイトニング力がある成分を配合しています。ホワイトニングに対する効果はホワイトニング商品の中でも群を抜いて優れています。
<安全性>
ホワイトニングジェルには研磨剤が配合されていない商品がほとんどで、しかも天然成分を使用しています。安全性の見地からもホワイトニング商品の中では最も信頼ができる商品です。
<値段>
ホワイトニングジェルの費用は1ヶ月分で3,000円~5,000円が相場となっています。
<デメリット>
□強力な薬剤を使用しているものではないので、効果が発現するのに時間がかかるため即効性がありません。
⇒多くの商品の公式サイトでも3カ月以上の使用を推奨しているのは、効果の発現に時間が必要だからです。
□継続しないと効果が発揮されません。
⇒継続することで効果が実感できるものなので、飽き性な方には不向きです。
□普段行っている歯磨きの後でブラッシングをするので、1行程追加する必要があります。
⇒毎回5分間程度歯磨きの時間が長くなります。
画像の商品「ちゅらトゥースホワイトニング」では独自開発の成分であるPAAやGTO配合しており、厚生労働省の認可が必要である医薬部外品に認定された注目の商品です。その詳細については以下の公式サイトで確認することができますので、一度チェックしておきましょう。
「薬用ちゅらトゥースホワイトニングの口コミは?効果なしの原因は〇〇?」こちらではちゅらトゥースホワイトニングの悪い口コミや効果なしの原因について記載されているのでぜひ一度チェックしておきましょう。
②ホワイトニング用歯磨き粉
自宅で歯を白くする方法にはホワイトニング用の歯磨き粉もあります。ただこの商品の中には、ホワイトニング効果がほとんどないにもかかわらずホワイトニングの効果があるように謳っている商品もあるので注意が必要です。
ホワイトニング用の歯磨き粉を購入するのであれば、以下にあるホワイトニング成分が本当に配合されているのか、表示を確認しておくことが重要です。
以下が代表的なホワイトニング効果がある成分一覧です。歯磨き粉を購入する際はこれらの成分がきちんと配合されているか確認するようにしましょう。
・ハイドロキシアパタイト(ヒドロキシアパタイト)
・シリカ
・ポリリン酸ナトリウム
・ピロリン酸ナトリウム
・PEG‐8(マクロゴール400)
・PEG‐600(ポリエチレングリコール600)
<安全性>
ホワイトニング用の歯磨き粉の多くの商品には研磨剤が配合されています。研磨剤を配合した歯磨き粉を使用すると、歯の汚れを落とすだけではなく、歯の表面を傷付けてしまう可能性が高くなります。歯に傷がついてしまうとその傷に黄ばみ成分が侵入し歯の黄ばみをひどくしてしまったり、汚れに細菌が増殖して虫歯や歯周病の原因になりかねません。
研磨剤入りの歯磨きは安全性に関してはあまり高くはありません。
<値段>
ホワイトニング用の歯磨き粉の費用は1ヶ月分で2,000円~5,000円程度で購入できます。
<デメリット>
□研磨剤を使用しているものが多く、歯を傷付けてしまう危険があります。
□発泡剤を使用しているものも多く、磨き残しをしてしまう可能性があります。
⇒発泡剤を使用するとすぐに泡立ち、「歯磨きの達成感」が短時間で得られます。そのためしっかりと丁寧に歯磨きをすることを怠りやすくなり、磨き残しをしてしまう可能性が高くなってしまいます。磨き残しをすると歯を白くするどころか、虫歯や歯周病の原因となってしまうので安全性には懸念が持たれます。
□ホワイトニングの効果はそれほど高くありません。
⇒歯を白くする効果よりも汚れを落とす効果が高い商品です。
画像の歯磨き粉「アパガードリナメル」はナノサイズのハイドロキシアパタイトを高配合しています。通常、ハイドロキシアパタイトは研磨剤として使用されるものが多いですが、この商品はナノ化に成功することによってエナメル質を滑らかにしてくれます。さらに詳細を知りたい方は以下の販売ページをチェックしてみてください。
③歯の消しゴム
歯を白くする方法として歯専用の消しゴムがあります。歯に消しゴムを当ててゴシゴシと磨いていく簡単なものです。
<安全性>
研磨剤を配合しており、その研磨力によって歯を磨くのでエナメル質を傷付けてしまい虫歯や歯周病の原因になりかねません。安全性には不安があります。
<値段>
500円前後で購入できます。
<デメリット>
□研磨剤が配合しているので安全性には不安があります。
□効果には個人差があります。
□歯の表面の汚れを落とす商品なので、ホワイトニングには効果が乏しくなります。
画像の歯専用消しゴム「ステインイレイサースリム」は通常の歯磨きでは落としきることができないようなコーヒー、紅茶、赤ワイン等のしつこい着色汚れを落とし、歯が持つ本来の白さを取り戻します。ステインイレイサースリムの詳しい説明に関しては以下の販売ページに記載されているのでぜひチェックしておきましょう。
④重曹
自宅で歯を白くする方法に重曹を使用する方法があります。重曹は歯の表面についた汚れを加水分解して、自身が持つ強力な研磨力で汚れを削り取ってしまう商品です。
<重曹の使用方法>
・重曹をハッカ油やグリセリンに混ぜて練り込み、歯磨き粉のようにして歯ブラシに付けて歯を磨きます。
・500mlの水に重曹を少量混ぜて作った重曹水で口の中をまんべんなくうがいをする方法もあります。
<安全性>
重曹の研磨力は非常に強いので、磨きすぎてしまうと歯の表面を傷付けてしまう危険があります。また工場用の重曹も販売されいるので必ず食用の重曹を使用することが必要です。
<値段>
重曹は100gが100円程度で購入できます。
<デメリット>
□研磨力が強烈なので、歯を傷付けてしまう可能性があります。
□重曹はナトリウム(塩)なので、医師から塩分を控える指示が出るような生活習慣病などを患っている方には不向きです。
□歯の表面の汚れは落とせますが、歯を白くすることはできません。
画像が添付されている重曹は食用の重曹であるため、安心して使用することができます。価格も2Kgで700円ほどとなっており、非常に気軽に試すことができると言えるでしょう。販売ページは以下になっておりますので気になる方は一度チェックしてみましょう。
⑤ホワイトニングテープ
1日1回自分で歯にシールを貼るだけでホワイトニングできる商品もあります。ホワイトニングテープにはオフィスホワイトニングで使用する過酸化水素が成分として使用されています。
<安全性>
ホワイトニングテープはアメリカでは普及している商品ですが、使用している成分の過酸化水素は日本の薬事法では使用も販売も禁止されています。薬剤の濃度が高いものを使用すると長時間貼っておくことで痛みが出てしまう可能性があり危険です。
<値段>
ネットでの販売のみになりますが、2,000円~2,500円程度で購入できます。
<デメリット>
□使用されている薬剤が日本の薬事法では禁止されているため輸入が必要です。
□長時間使用すると痛みが出る可能性があります。
□まんべんなく歯を白くすることが難しいです。
⇒テープを張る際に空気が混入したり唾液が邪魔をするので、まんべんなく歯を白くすることが難しいのです。
画像のホワイトニングテープ「クレスト3D」では審美歯科先進国のアメリカが開発したホワイトニングテープです。詳細については以下の販売ページに記載されているのでぜひチェックしてみてください。
歯医者で歯を白くする方法とは?
自宅で歯を白くするのは効果がなかなかでにくいものですが、直接歯医者に行けば短期間で歯を白くすることができます。歯医者で歯を白くするのは以下のような方にオススメです。
□経済的に余裕がある方
□歯医者に行くのは嫌い出ない方
□とにかく早く歯を白くすることを望んでいる方
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは歯医者で医師や歯科衛生士が直接歯を白くする方法です。
オフィスホワイトニングは以下のような手順で施術が行われます。
①問診を受けて口内の検診によって虫歯や歯周病、著しい歯の欠けの有無などを確認します。
⇒虫歯や歯周病、歯の欠けがあると薬剤によって強い刺激を受けた時に痛みを伴ってしまいます。
②虫歯や歯周病、歯の欠けなどの治療を行ったのち、施術前には自分の歯のシェードを確認します。
⇒一度の施術では5~7シェードの変化までしか望めません。それ以上の変化をさせようとすると薬剤量が増えて危険です。
③目標とするシェードを決定します。
⇒医師や歯科衛生士と相談しながら目標を決めて、通院回数や金額を確認します。
④口を大きく開けるための器具を装着して、口内の清掃をします。
⇒この時点で歯石やひどい汚れがある場合はPMTCを追加する場合があります。
⑤歯茎を保護する保護材を塗り、薬剤「過酸化水素」を歯の表面に丁寧に塗っていきます。
⇒薬剤は日本の薬事法で販売が禁止されているほどの薬品なので、取り扱いはプロにしかできません。この作業が最も医師の腕にかかっている部分です。
⑥薬剤を塗ったら、歯を白くする効果を飛躍的にUPさせるために光を照射します。
⑦口をすすいで薬剤を落とします。
⇒危険な薬剤を残さないようにしっかりとすすいでおかないと痛みを伴う恐れがあります。
⑧上記⑤~⑦の手順を2~3回繰り返すことで5~7シェードの変化が望めます。
⇒開始当初の自分の歯のシェードと目標シェードの差によっては何度も施術を行う必要がありますが、通常は2~3週間に1回程度を1カ月ほどすれば目標に到達できます。
<費用>
1回の施術には平均して40,000円前後かかります。
<期間>
オフィスホワイトニングでは即日で歯を白くする効果を得ることができます。
3カ月~6カ月は持続するのですが、前述の「再着色」や「効果の逆戻り」が発生することがあるので、1カ月~3カ月に一度のメンテナンスに通うことが必要です。
<安全性>
プロの熟練した医師や歯科衛生士による施術なので安全ですが、場合によっては痛みを伴うこともあります。
<デメリット>
□1度ホワイトニングしてもまた元に戻るので定期的なメンテナンスに通院が必要です。
□1回の施術に40,000円かかり、数回通院する必要があるので、非常に高額になります。
□出来栄えは医師や歯科衛生士の腕にかかっているので、よく吟味して歯医者を選ぶことが重要になります。
□健康保険が適用されないため歯を白くするためにかかる費用は全額負担となります。
□ホワイトニング直後の24時間は着色性食品や着色補助食品、喫煙などには制限がかかります。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは歯医者で世界に一つしかない自分専用のマウスピースを作り、自宅に戻って自分で薬剤を使用して歯を白くする方法です。
ホームホワイトニングは以下のような手順で行います。
①カウンセリングと問診を受けて口内の検診をしてもらう。
⇒歯に詰め物や被せ物があったり、神経がない歯があるとホワイトニングは出来ません。また薬剤を自宅で自分で取り扱うため、使用上の注意事項や薬剤に対する知識などのカウンセリングを受けることが重要課題となります。
②虫歯や歯周病などがある場合には治療を行い、歯石やひどい汚れがある場合にはPMTCを施術します。
⇒まず歯を健康な状態にする必要があります。
③口の中及び歯の検寸を行います。
⇒世界に一つだけのマウスピースなので正確に測っておくことが先決です。
④マウスピースを受け取って自宅に戻り、ホワイトニングの準備をします。
⇒専用のマウスピースをしたまま数時間じっとしていることが必要になるため、腰を据える準備をします。
⑤マウスピースに薬剤「過酸化尿素」を塗布して口に装着します。
⇒マウスピースは常に清潔に保つことを意識しておくことが重要です。不潔な状態にしていると雑菌が増殖し歯に悪い影響が及ぶ可能性があります。
⑥2時間程度して口をすすぎ、マウスピースを洗浄、保管します。
⇒マウスピースは熱に弱く歪んでしまうことがあるので、専用のケースに入れて大事に保管します。
⑦上記の⑤~⑥を毎日2週間繰り返します。
⇒この期間はホワイトニング直後12時間~24時間、着色性食品や着色補助食品、タバコ等による「再着色」の可能性があるため食事と喫煙は控える必要があります。
⑧歯医者に行き、施術後のシェードを確認します。
⇒目標のシェードに達していれば完了、まだ達していない場合は更に薬剤を追加購入すれば再度ホワイトニングをすることができます。
<費用>
初回のみ平均20,000円前後必要です。
2回目以降はマウスピースの代金が不要なので、追加の薬剤1~2週間分を平均7,000円ほどで購入する必要があります。
<期間>
2週間で効果が発現しますが、そこで満足することができなければ薬剤を追加購入してさらにホワイトニングを継続します。
1~2年間の持続が認められますが日々の食事や喫煙などで着色してくるので定期的に継続することが望まれます。
<安全性>
刺激が低い過酸化尿素ですが、自宅で自分自身での取り扱い、保管を要するので安全性には不安があります。
<デメリット>
□薬剤の取り扱い、保管を自分で行うことが必要なので危険を伴ってしまいます。
□薬剤によって歯茎を痛めてしまう場合があります。
□マウスピースの保管には注意が必要となります。
□2時間もマウスピースを装着していることが必要なので、苦手な方には不向きです。
□ホワイトニング期間中は食事や喫煙に制限がかかります。
ホワイトニング効果を持続させる方法とは?
ホワイトニングによって歯を白くすることに成功した場合に効果を持続させるには、どのようなことに気を付ける必要があるのでしょうか。
着色性食品に気をつける
食事やおやつ等糖質の強いものを摂取すると口の中でミュータンス菌が活発に働き、糖質を分解して口内を酸性にしていきます。歯の表面を被覆しているエナメル質は臨界pHの5.5を下回ると溶け始めてしまい、虫歯になりやすくなります。通常は唾液によって30~60分もすれば口内が中和されて問題はないのですが、間食を多くとるとその度に口内を酸性にさらしてしまうことになるので唾液による中和が間に合わなくなってしまいます。
着色補助食品である炭酸飲料を常に飲んでいるとこのような現象になり、エナメル質が溶けやすい状況を作ってしまいます。そのような状況の口内に着色性食品を同時に摂取することが歯を白くする効果を持続させるには最も危険な行為なのです。
着色補助食品そのものは歯を着色させることはないのですが、口内を酸化させてしまうので歯の表面のリンやカルシウムを溶かしてしまう「脱灰」と呼ばれる現象が起こり、その部分が着色しやすくなってしまいます。
以下に着色性食品と着色補助食品の2種類について具体的な飲食物を紹介してあるのでチェックしておきましょう。
<着色性食品一覧>
コーヒー・コーラ・ウーロン茶・赤ワイン・ブルーベリー・赤ぶどう・カレーライス・ソース・ケチャップ・醤油・人口着色料を使用した食品・色の濃いうがい薬
<着色補助食品一覧>
・炭酸飲料・アルコール飲料・スポーツドリンク・柑橘系食品・飲料・シュウ酸(ほうれん草や青いバナナ、キャベツなど)・クエン酸(パイナップルやレモン、グレープフルーツ、酢、梅干しなど)
正しい歯磨きをする
歯磨きを正しくしないと歯の汚れが落ちず、蓄積してしまいます。よくある歯磨きのNG集は以下になります。
・食後にすぐに歯磨きをしないのはNGです。
⇒食べかすに菌が増殖する時間を与えてはいけません。
・歯ブラシを水に濡らしてから使用するのはNGです。
⇒歯磨き粉の泡立ちが良くなりすぎてしまい、「歯磨きの達成感」が早期に発現するので磨き残しをする可能性が高くなります。
・歯磨き粉をつけすぎるのはNGです。
⇒少なからず歯磨き粉には研磨剤が配合されているので歯を傷付けやすくなります。
・歯を強く磨くのはNGです。
⇒あまり強く磨くと歯に傷がつきやすくなります。
・歯磨きの後に口をすすぎすぎるのはNGです。
⇒歯磨きの後にすすぎすぎると歯をコーティングするフッ素などの成分まで吐き出してしまいます。
正しい歯磨きの方法を動画でチェックしておきましょう。
お金をかけず歯を白くする?自宅で簡単にできるホワイトニング総集編!まとめ
以上がお金をかけずに自宅で簡単に歯を白くする方法の総集編の紹介です。
自宅での方法のほとんどは歯を白くするのではなく、汚れを落とすだけの効果しか持っていません。本当の意味で歯を白くするのであれば、歯医者でのホワイトニングが効果的です。しかし費用も高額な上、持続性もいまいち乏しいので思い切った一歩が踏み出せずにいる方も多いはずです。
そのような方には自宅で唯一ホワイトニングすることができる方法、ホワイトニングジェルをオススメします。効果には即効性はありませんが継続して使用するのであれば歯を白くすることができます。効果・安全性の側面から見て自宅で最も効果が高いのはホームホワイトニングと同様の高濃度の薬剤を使用するホワイトニングジェルです。
ホワイトニングジェルの詳細については以下の「薬用ちゅらトゥースホワイトニングの口コミは?効果なしの原因は〇〇?」で紹介していますので気になる方はチェックしておきましょう。