瑞浪殺傷事件で隣の男逮捕

7日、瑞浪市の住宅でバーベキューをしていた男性が刃物で刺されて死亡した事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された男は被害者の男性の家の隣に住み、「うるさい」と、どなって現れ、男性らともみ合いになったということで、警察はバーベキューの声が引き金になった可能性があるとみて、今後、殺人の容疑で動機などを調べることにしています。
7日、瑞浪市陶町大川の住宅の庭で、この家に住む会社員大脇正人さん(32)が知人の家族ら十数人とバーベキューをしていたところ、刃物を持って現れた男に家の前の路上で腹部を刃物で刺され、死亡しました。
警察によりますと、大脇さんを刺したとして、殺人未遂の疑いで逮捕されたのは大脇さんの家の東隣の家に住む26歳の無職の男で、刃物を持ったまま、「うるさい」と、どなって大脇さんの家の前に現れ、路上に出てきた大脇さんや知人ともみあいになったあと、大脇さんが刺されたということです。
警察の調べに対して、男は刺したことは認めたものの殺意については否認しているということです。
一方、警察によりますと、男は精神科の医療機関に通院していたことがあり、意味のわからない発言をすることがあるということです。
警察はバーベキューの声が引き金になった可能性があるとみて、今後、殺人の疑いで動機などを慎重に調べることにしています。