火事相次ぐ東北でフェーン現象か 暴風警戒 乾燥注意を
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火災が相次いでいる東北地方では、低気圧の影響で西寄りの風が強まり、特に太平洋側や内陸では山を越えて乾いた風となって吹き下ろすフェーン現象が起きているとみられます。気象庁は、このあと数時間は暴風に警戒するとともに、空気が乾燥した状態が続くことから、火の取り扱いにも十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、火災が相次いでいる東北地方では、北海道の北の海上にある低気圧の影響で、西寄りの風が強まりところによって非常に強く吹いているほか、特に太平洋側や内陸では山脈や山地を越えて乾いた風となって吹き下ろすフェーン現象も起きているとみられるということです。
このうち火災が発生している地域の付近にある観測点では、岩手県釜石市で、午前10時50分ごろに25.9メートル、宮城県栗原市築館で、正午前に20.9メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また、火災が発生したとみられる時間帯に近い、8日正午の湿度は、仙台市で23%、福島県会津若松市で26%、宮城県石巻市で28%、岩手県大船渡市で29%などと、各地で30%前後と空気が乾燥した状態になっています。
東北では、風の強い状態がこのあと数時間続く見込みで、気象庁は、暴風に警戒するとともに、空気の乾燥した状態は、ところによってはこのあと数日続くとみられることから、火の取り扱いにも十分注意するよう呼びかけています。
このうち火災が発生している地域の付近にある観測点では、岩手県釜石市で、午前10時50分ごろに25.9メートル、宮城県栗原市築館で、正午前に20.9メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また、火災が発生したとみられる時間帯に近い、8日正午の湿度は、仙台市で23%、福島県会津若松市で26%、宮城県石巻市で28%、岩手県大船渡市で29%などと、各地で30%前後と空気が乾燥した状態になっています。
東北では、風の強い状態がこのあと数時間続く見込みで、気象庁は、暴風に警戒するとともに、空気の乾燥した状態は、ところによってはこのあと数日続くとみられることから、火の取り扱いにも十分注意するよう呼びかけています。