二流大学に行くなら、他の選択肢を選ぶべき。

Share the articleShare on Facebook

今の時代、一流の大学を出ているのならまだしも、二流、三流の大学を出ていても意味がないな、と最近思います。
一流の大学を出るくらいであれば、それこそ地頭が良いか、人並み以上に努力ができる、効率の良い勉強法を身につけたなど、社会に出ても役立つなにかは持っているはずです。

ただ中途半端に、取りあえず「周りのみんなが大学に行っているから」と目的意識を持たずに大学に行っても、4年間の学費が無駄になっているケースが多いのではないでしょうか。
全くの無駄にはならなくても、大したスキルも知識も経験もつかない4年間に、果たして400万も払う意味があるのかというと甚だ疑問が残ります。

私自身、4年間の大学生活は殆どアルバイト漬けの日々で、学校での学びよりも課外活動での学びの方が多かったと思っています。

果たして大学に4年間で400万の使い方がベストなのか?

400万のお金があれば、それこそなんだってできます。
会社を作ることもできるし、海外旅行だって何回も行けます。

極論ですが、大学に400万を払うくらいなら、地元の名士でも、自分が尊敬する経営者でも良いので、カバン持ちさせてもらい、その間の生活費に400万を使ったほうが社会人になった時に必ず役に立つスキルや経験を身につけることができると思います。

もし仮にうちの会社にそんな人が来て、そのまま就職してくれれば年収500万円くらいは最低払えますし、それくらいのスキルが身についていると思うのです。

大学卒業が重宝されたのは、はるか昔

そもそも大学進学率は1950年代では10%台、1970~1980年代で30%台です。いまは大学の進学率が50%台と考えると、当時は大学卒業者が貴重な存在だったことがわかります。
昔の大卒者は、ある程度の競争に勝ち残った人種といっても良いでしょう。

いまの50%台の進学率というのも、残りの40%強は専門学校へ行ったり、高校を卒業してすぐに就職を希望する人もいることを考えると、大学に行こうとして、行けない人というのはあまりいないはずです。

まだ大学卒が貴重だった時代。つまり親世代の価値観をそのまま引き継ぎ、大学に行ったら良いと教育されている可能性が高いわけです。

それだと当時では貴重なので良い思いもできたかもしれない大学卒ですが、いまとなっては大して重宝もされることもまずないでしょう。

まとめ

大学を卒業しているくらいでは、良い人生が歩める保障にもならず、むしろきっかけにすらならない時代です。
大学に行くことを否定しているわけではありませんが、それ以外にも選択肢は多数あります。

大学卒は沢山いる時代ですので、大学卒くらいでは大したアドバンテージにはならないのが正直なところ。
400万という学費に加えて、4年間というあまりにも貴重すぎる時間の価値を今一度、理解したうえで大学に行くも良し、それ以外でも将来役立つスキル知識経験を積める場所は多々あるはずです。

Share the articleShare on Facebook