「どうしたらクリエイティブになれるのか」という言葉を耳にしますが、実はクリエイティブになるのは意外なほど単純だったりします。
心理学者によると、クリエイティブになるには、驚くほど知的な人物なくてもよいのだそうです。自分の持っている思考力を使ってアイデアを出す方法を知っておくだけでいいのです。訓練次第で誰もがクリエイティブな思考ができるようになれます。
そこで、誰もが自由で創造的な発想ができるようになる視点や、クリエイティブになれる考え方をご紹介します。
1.あえて制限をつくる
出典:pixabay.com
何かを創造するときには必ずといって良いほど制限が存在します。実はこの制限こそがクリエイティブにさせているのです。制限があれば、いつもと違う方法で取り組んでみたり、自分の知識や技術を最大限に引き出すような努力をするはずです。
限られた状態をそのまま受け入れてしまうのと、制約の中で最大限のことをしようという気持ちで取り組むのでは大きな違いがあります。
2.逆のことを考える
いいアイデアが思い浮かばない時には逆の考え方をしてみましょう。「これが正しい」と思っていることと逆のことを考えてみるのです。
考えるだけならば失敗しても失うものはありません。あらゆる考え方を試してみてください。
3.利き手とは別の手を使う
出典:pixabay.com
右利きの方は左手で、左利きの方は右手で課題を紙に書き出してみましょう。ばかばかしいやり方に思えるかもしれませんが、うまくいくと素晴らしい結果を生むこともあります。
普段使っている脳の部分とは違う部分で、問題を解決できるかもしれないのです。
4.今あるものに手を加える
クリエイティビティという言葉には、今までにないものを無から作り出すといったイメージがありますが、そういった創造は実は大変まれで、ほとんどは模倣が多かったりします。
既に存在する様々なものは完璧ではありません。改善する余地はいくらでもあります。クリエイティブな世界だと言われているアートの世界も、模倣の連続なのです。
5.複数の解決策を追求する
出典:pixabay.com
たいていの人は、課題に直面すると、じっくり考えて1つの解決策を見出します。ところがクリエイティブな人は、最初に何かを思いついても、より良い解決策を考え続けます。
最初の考えがベストかどうかを知るためにも、多少の時間をかけて、その他の選択肢を考えてみると良いでしょう。
いつでも引き出しを開けられるようにしておこう
出典:pakutaso.com
あなたが今日経験したことは何処でどう繋がるか分かりません。アイデアのヒントは実はそういった別の目的で得た知識や情報を元に生まれる場合も少なくないです。
何かアイデアを考えるときは、今まで自分が得てきた情報や知識を分野に関係なく、いつでも参照出来るようにしておきましょう。
いくつもある引き出しから情報を拾い、それをどう組み合わせるのかがクリエイティブになることもあるのです。
以上、利き手とは逆の手を使う!?誰でも創造的になれる5つの思考法とは?…でした。