ぱるるの朝ドラ起用理由は「女優・島崎遥香」の演技力

2017年4月26日15時4分  スポーツ報知
  • 朝ドラに初出演する島崎遥香

 NHKが26日、連続ドラマ小説「ひよっこ」(月~土曜、前8時)の新キャスト13人の発表会見を行い、元AKB48の島崎遥香(23)が朝ドラに初出演することが明らかになった。

 有村架純(24)が演じるヒロイン・みね子の再就職先「すずふり亭」の料理長・牧野省吾(佐々木蔵之介)の娘・由香を演じる。母が亡くなったことがきっかけで、父に反抗するようになった“跳ねっ返り娘”といった役どころ。

 制作統括の菓子浩プロデューサーによると、島崎は昨年8月に行われた約1週間のオーディションに参加。書類選考から、男女3~4人であるワンシーンを演じる実技テストなどを経て、計約2450人から選ばれた。選考は「前歴や本職に関係なく、役にぴったりだとか、お会いした印象で決める」と本番一発勝負。「元AKB」の看板は通用しないという。

 島崎の起用の決め手について、菓子氏は「台詞の受け答えが際だって見えた。他の人たちと演じている時に、彼女がいることで、そのグループが面白くなった。何度も演じたが、その度に場の空気が変わった」と説明。当時、「由香」というキャラクターは存在しなかったが、「こういうキャラクターがこの(物語の)世界に必要」と考え、新たに役を設定したという。通常は役に役者をはめていくのが通例だが、今回は「女優・島崎遥香」の演技力が制作陣の心を射止め、新キャラクターが誕生した。

 新キャストのうち、島崎のほかに朝ドラ初出演はシシド・カフカ、竹内涼真、白石加代子、岡山天音(あまね)、古舘佑太郎、伊藤沙莉(さいり)の7人。浅香航大、三宅裕司、光石研、生田智子、白石美帆、斉藤暁の出演も発表された。

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