島崎遥香が朝ドラ初出演、「とと姉ちゃん」川栄の演技は「見てない」

　ＮＨＫが２６日、連続ドラマ小説「ひよっこ」（月～土曜、前８時）の新キャスト１３人の発表会見を行い、元ＡＫＢ４８の島崎遥香（２３）が朝ドラに初出演することが明らかになった。

　有村架純（２４）が演じるヒロイン・みね子の再就職先「すずふり亭」の料理長・牧野省吾（佐々木蔵之介）の娘・由香を演じる。母が亡くなったことで、父に反抗するようになった“跳ねっ返り娘”といった役どころ。

　２５日から撮影に参加したという島崎は「現代の役を演じることが多かったので、自分おばあちゃんくらいの世代の世界に入り込むのは初めての経験」。演じる由香について、「初登場からみね子ちゃんに対して、ものすごくイヤミを言う役。初めて見た時はなんだこの女と思うかもしれないんですけど、根はいい子なのでどうか温かい目で見ていただきたい」。

　由香と自身の性格の共通点を聞かれると、「あります！　本当はこうじゃないのに、なんで周りからこう思われてしまうんだろうというのはあります。結構、自分が思っていないような感情だったり、言葉が出てしまうのがあるのは、自分も思い当たる節もあるかなと多々思います」と言葉を選ぶように話した。

　昨年前期の朝ドラ「とと姉ちゃん」に出演した元ＡＫＢの川栄李奈（２２）の演技を参考にしたかと問われると、「申し訳ないけど…見てないです。後輩だから、申し訳ないけど…。参考にしてるかと言われればして…ないです」としどろもどろ。「ライバル心は？」と畳みかけられると、「ライバル心も…ないです。２３年間、今までもライバルという人がいたことないです。それこそゆとり世代だと思います」と照れ笑いを浮かべた。

　新キャストのうち、島崎のほかに朝ドラ初出演はシシド・カフカ、竹内涼真、白石加代子、岡山天音（あまね）、古舘佑太郎、伊藤沙莉（さいり）の７人。浅香航大、三宅裕司、光石研、生田智子、白石美帆、斉藤暁の出演も発表された。