ちわ、わしだよ。
GWに伊勢神宮にやっぱり行き残ったおいさんだよw
そんなわしでも今年のGWは近場の穴場で今がちょうど見頃の藤(ふじ)を見に行ったよ。
フジって言っても富士山のことじゃないよ。
あの春日大社とかで有名なだらーんと長く垂れ下がった藤の花を見てきたんだよw
GW。ナニもすることがなく、何気なく家の駐車場を見てみたらわしの車が黄砂と泥汚れで酷い状態だった。
そろそろ洗車したいなぁ……(;´Д`)
と思っていたのでオカンに言ってみたところ、
「ガソリンスタンドでコイン洗車してきたら?」と言われたので、オカンと一緒に昼飯を食いに行きがてらGSに寄った。
無事GSで洗車を終え、ファミレスに移動しメシも食ったわしらは、せっかくだからどこかにちょっと足を運んでみようという話になり、オカンは「今の季節、熊野の長藤(ゆやのながふじ)が見頃なんだって!」という。
ゆ、ゆやのながふじ?(;´Д`)
長年浜松に暮らしてきたけど、そんなもんがあるなんて聞いたことないぞ??
一体どんなもんかとオカンの言う通りに車を走らせていると、お隣の磐田市池田にある地元では超有名な熊野の長藤にたどり着いた。
そんなこんなで今回は熊野の長藤をご紹介しよう!
意外と絶景!熊野の長藤
さっそくオカンに案内されること、西法寺公園にやってきた。
ここは熊野の長藤のすぐ横にある、熊野の長藤と同じくらい有名なフジの名所である。
一歩中を進んでみると、なんということでしょう!
ものすごい数の長藤がこれでもかと上から垂れ下がっているではありませんか!!
うわぁ!すっげぇ!!!
わし藤の花をこんなに間近で見たのは始めてかもしれないw(*´ω`*)
場所的にはそんなに大きな所ではないのだけれど、歩いていてまったく飽きないw
上を見ながらどんどん進んで行ってしまう。
この色、鮮やかさ。
藤の花がこんなに綺麗なものだったなんて始めてしったw
中にはGWだからだろうか、桜の花見よろしく藤の花見で盛り上がっている初老のグルーもいる。みんな楽しそうw
ちょっと開けた空間から眺めてみてもここがどんだけ藤で埋め尽くされているかよくわかる。
公園の中央の開けた場所にはお寺であるからか能の舞台まである。スゴイなここw
公園だからかちゃんとトイレまであって、横から眺めてみるとどんだけ続いてるんだよwってくらいの藤の花が列をなしているかがよく分かる。
ただオカン曰く、
「5年前に来た時はもっと藤が長くて膝につきそうな程だったんだけどねw」
と言っていた。
きっとあんまり長すぎてもあれだから、お寺の人が短く刈り取っているんだよw
これが今回のベストショット。
それにしても紫色の雨が降り注いでいるみたいにすごい花の数だった。
これは名所として大勢の人が訪れるのもうなずけるわw
さて、それじゃあ次に本家本元の熊野の長藤を見に行こう。
熊野の長藤
で、こっちがその隣の熊野の長藤。
ここも隣の公園に負けじと長藤が上からダランと垂れ下がっている。
隣には寄進をした人たちの名前まで。
けっこう多くの人たちがこの祭りに寄進したんだねw
それにしてもどうでしょう。この長雨の如く垂れ下がる長藤のキレイなことよw
で、奥にいくと拝殿が見えた。
そうか、ここもさっきのところとはまた違ったお寺だからこうした場所があるのか。
横を見るとお守りがたくさん売られているし、
売店にはお花見に欠かせない美味しそうなお菓子も置いてある。
うーん、それじゃあわしもさっそくこのお寺にお参りしておこうかなw
それにしても熊野の長藤の「ゆや」ってなんだろう?
熊野御前
と思ってぶらぶら歩いていたら出てきたよ。
平清盛の息子の平のなんちゃらというやつの愛人だったんだってw
んで、その人がものすごい美人さんだったんだけど、その息子に捨てられて地元であるここに戻ってきて長藤を植えたんだってさ(うろ覚え)
そんなことが看板には色々書いてあった。
なるほど、それでこの木がその当時植えられていた木なんだね。
で、これがその石碑。なんともそれなりに歴史のある場所だったのか。
で、ここがそのゆやさんとそのおっかさんのお墓。
色々あって捨てられた人だったのに今ではこんなに多くの人に慕われる場所になったんだね。よかったね、ゆやさんw(*´ω`*)
まだまだ経路は続く
で、まだまだこの先が続いているようなので駆け足で追っていくよ。
ちょっと脇にそれるとこんな風な紫でないピンク色の藤の花が咲いていたよ。
この日はスゴイ晴れで花を見るにはベストな天気だった。
隣にはこんな白藤まである。
こうしてみると白いのも綺麗だなぁ(*´ω`*)
……という感じで熊野の長藤を堪能したわしらだった。
意外と良いGWだったねw
来年もできればまた来よう。そんなことを思ってここ熊野の長藤を後にした。