LGBTに理解を 権利向上を 東京 渋谷でパレード

LGBTに理解を 権利向上を 東京 渋谷でパレード
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LGBTと呼ばれる性的マイノリティーへの理解を求め、権利向上を訴える国内最大規模のパレードが都内で行われました。
東京・渋谷で行われたパレードには、同性愛者や性同一性障害の人たち、その支援者などが参加しました。

参加者は同性婚の法制化や、LGBTに関する教育の充実など、それぞれの訴えを書いたプラカードを掲げ、性の多様性を示すレインボーカラーの旗を持って街なかを練り歩きました。

LGBTへの理解が徐々に広がりを見せる中で、ことしはスウェーデンやドイツなどヨーロッパの14か国の大使などがパレードに参加したほか、協賛するデパートの大型モニターには、シンボルのレインボーカラーが映し出されるなど、例年以上の盛り上がりを見せていました。

同性のパートナーの女性と参加した21歳の女性は「沿道の人も温かく、世の中は寛容になってきたと感じています。幸せな気分で歩くことができ、感動して、ずっと泣いていました。いつかパートナーと結婚したいです」と話していました。