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 7日午後1時20分ごろ、北海道千歳市の支笏(しこつ)湖で「風が強くてボートが岸に戻れない」と男性から通報があった。約2時間後に無人のゴムボートが湖面に浮かんでいるのが見つかった。道警によると、北海道南幌町稲穂1丁目の会社員米谷隼人さん(31)と北海道江別市文京台の会社員藤谷英昭さん(46)が乗っていたとみられ、行方を捜している。

 道警と消防によると、米谷さんらは湖西側の美笛キャンプ場の近くに駐車し、救命胴衣をつけて釣りに出ようとしたとみられる。ボートはエンジンが付いていない手こぎ式で、全長約2・5メートル、幅約1・5メートル。発見時は転覆しておらず、荷物などは残されていなかったという。