自殺の女性 遺書に“殺していない” DNA型は一致
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今月、愛媛県今治市で高齢の親子が刃物で切られ、母親が死亡、息子が重傷を負った事件で、警察が任意で事情を聴き、その後、自殺した30代の女性が遺書に「私は殺していない」という内容を書き残していたことがわかりました。一方、警察によりますと、自殺した女性のDNAの型が先月、近くの住宅で高齢の女性が殺害された別の事件の現場の遺留物と一致したということで、警察は引き続き捜査を進めています。
今月3日、愛媛県今治市の市営住宅で岡本ユキヱさん(92)が刃物のようなもので刺されて殺害され、息子の久行さん(70)も重傷を負いました。
警察は付近の防犯カメラの映像などから、近所に住む30代の女性が事件に関わった疑いがあるとして任意で事情を聞き、先月26日、近くの住宅で、越智サツキさん(81)が刃物で殺害された別の事件についても、関連を調べていました。
女性は事情聴取を受けた翌日の5日、自殺しているのが見つかりましたが、遺書に「私は殺していない」という趣旨の内容が書き残されていたことが、警察への取材で新たにわかりました。
一方、警察によりますと、その後の捜査で、女性のDNAの型が先月26日に越智さんが殺害された現場の遺留物と一致したということで、警察は引き続き、捜査を進めています。
今回の事件では、自殺を防げなかった警察の対応が問われています。
警察は付近の防犯カメラの映像などから、近所に住む30代の女性が事件に関わった疑いがあるとして任意で事情を聞き、先月26日、近くの住宅で、越智サツキさん(81)が刃物で殺害された別の事件についても、関連を調べていました。
女性は事情聴取を受けた翌日の5日、自殺しているのが見つかりましたが、遺書に「私は殺していない」という趣旨の内容が書き残されていたことが、警察への取材で新たにわかりました。
一方、警察によりますと、その後の捜査で、女性のDNAの型が先月26日に越智さんが殺害された現場の遺留物と一致したということで、警察は引き続き、捜査を進めています。
今回の事件では、自殺を防げなかった警察の対応が問われています。