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助川時子役 佐久間由衣さん インタビュー「有村さんについていこう!」

“ツンとした時子”でいられる

みね子役の有村さんと、三男役の泉澤さんの印象を教えてください。

有村さんは他の仕事もされて大変だと思うのですが、いつでも私の相談にも真剣に向き合ってくれます。いてくれるだけでも安心させてくれる存在で、有村さんについていこうってみんなが思っています。

泉澤くんはふだんは穏やかで淡々としていますが、三男になると顔つきや雰囲気が変わりますね。泉澤くんが“時子を大好きな三男”でいてくれるから、私も“ツンとした時子”でいられるのだと思います。これから三男の恋はどうなってしまうんでしょうね。先の展開はまだわからないですが、有村さんからは「時子は三男と結婚してほしい」と言われています(笑)。東京に行ってからは、なかなか3人そろう機会がないので寂しいです。

2人で支えあっていきたい

時子にとってあこがれの場所・東京へやってきました。上野駅に着いたときのシーンはいかがでしたか?

東京は人も多いし、歩くスピードも速くて、同じ日本なのに違う国に来たみたいな錯覚に陥るほど、茨城とは雰囲気が違いました。そんなところにやって来て、時子は不安と恐怖でいっぱいだったと思います。時子はしっかり者に見えますが、本当はそう見えるようにしているだけ。実際は、みね子と三男に助けられている部分が多いので、三男と離れてからは、みね子が時子の心の支えになっていたと思います。私自身も有村さんと支えあっていきたいという気持ちが強くなってきました。東京は時子にとって夢をかなえるための大切な場所。ビクビクせず、しっかり表現ができたらと思います。

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みんなキャラクターが濃くて強烈(笑)

ラジオ工場でのシーンや、乙女寮のメンバーについてはいかがですか?

時子が上京する目的は、なんといっても女優になることなので、トランジスタラジオ工場で働くことに対して、初めはあまり興味がなく、“こなしていけばいい”みたいな感覚だったと思うんです。でも、いざ働きはじめてみたら、楽しくなってきたのではないかと。それは工場で新しく出会った乙女たち4人の影響が大きいです。

乙女寮のメンバーは、みんなキャラクターが濃くて強烈(笑)。華やかさもありますし、活気もあって、一緒にお芝居をしていても楽しいです。茨城のときとは雰囲気がガラリと変わるので、初めはどんなふうにお芝居をしたらいいか悩んでいました。でも、6人で一緒にごはんを食べたり、銭湯に行ったり、歌ったりするシーンを演じていくなかで、「時子はこうあるべき」みたいなものがなくなって、今はそのとき感じたままを素直に演じることができています。

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