「結構切に願う…もし宅配頼むなら住所は正しく(誤字脱字なく読める住所を)全部書いてくれ…頼むから…」、ある配送業者さんの切実なお願いが拡散されています。
ネットショップなどで買い物をする際に、ついついマンション名や建物名を省略した「○○市○○区○町○○番201号室」という書き方をしてしまうことはありませんか。こうした住所の記入法について、配送業に従事するヤガミ(@yagami_kaoru)さんは警鐘を鳴らします。
というのも、この書き方の場合は「二階建て以上のマンションかアパート」という推測ができますが、実際近くに行ってみると「アパートA(5階建て)」「アパートB(2階建て)」「マンションC(12階建て)」といった具合に建物が乱立していることがあるからなのだそうです。こうした場合は、青い住居表示プレートがあれば問題はないそうなのですが、近年このプレートのない建物が少なくないとのこと。
また近年、マンションの番地や号が同じだったり、地番が変則で場所が離れていることもあり、倉庫から荷物を出す→配達に行く→住居不備で分からない→照会のため倉庫に荷物を持ち帰る→再配達が翌日になってしまう、という場合も。
この他にも「○○市○○区○町○○番」までしか書かれておらず、マンションの号室が分からないというケースもあるとのことです。配送員さんがスムーズな業務を行えるよう、建物名や号室、宛名までしっかりと読める住所を書きたいですね。
画像提供:ヤガミ(@yagami_kaoru)さん
(Kikka)
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