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ホンダ初のスペシャルティカー軽!
1970年、空冷2気筒エンジンのN360Ⅲをベースにスペシャルティカーとして生産された軽自動車が、ホンダ初代Zです。
メカニズムは基本的にN360と共通で、エンジン(N360E型)もシングルキャブ:31ps、ツインキャブ:36psのラインナップも同じです。
リアウィンドウの黒色の太い樹脂製枠の形状から「水中メガネ」という愛称が付けられるようになりました!(^^)
●前期型の空冷Z
豪華なインパネ!
ベースとなったN360の初期型のシンプルで機能的なインパネとは違って、自動車らしい、70年前後の立派?なインパネデザインを採用しております。その分前席の足元はやや窮屈になってしまったっもしれませんが。。。
71年12月 初代ライフベースへ変更
71年12月に、ベースがN360から初代ライフへ変更。それに伴い、エンジンもライフ共通の水冷2気筒エンジン(EA型)へチェンジし、ホイールベースも80mm延長されました。
フロントマスク含むボディ全体も大幅改良され、特にフロントマスクのイメージが変わりました。賛否両論あるでしょうが、個人的にはフロントグリルが小さく、精悍なイメージの前期型の空冷モデルの方が格好いいと感じております。
そして翌72年にはBピラーを外したハードトップボディとなり、エンジンもツインキャブの36psへ統合。
●後期型の水冷Z(ハードトップ)
●水冷ツインキャブエンジン(36ps)
しかし、軽自動車を取り巻く状況の変化および、大ヒットにより販売台数増の初代シビックに生産を注力することなどから、ホンダは74年に軽乗用車市場より、85年の初代トゥデイまで一旦撤退することになりました。
【動画】73年式走行 エンジンサウンド!
動画の車のエンジンはボアアップで排気量などノーマルではないですが、雰囲気は伝わると思います。EA型水冷エンジンのスポーティなサウンドが気持ちいいですね!(^^)