姿勢が良いと太りにくいと言われるように、姿勢が良いことはとても美容や健康、そしてダイエットに効果があります。
姿勢改善に一番大切なのは「意識」して普段の生活の中でも、背筋をピンと正してあげることですが、悪くなった姿勢はなかなか直すことが難しいものです。しかし、日本の伝統文化の中には姿勢を改善するものが多くあります。
そこで、古き良き日本の伝統を取り入れて、良い姿勢になる方法をご紹介します。
1.正座をする
毎日、少しの時間で構わないので正座をすることをお勧めします。それも、かかとはなるべく近づけるようにしましょう。毎日少しずつ正座をすることで、徐々に正座に慣れ、腹筋や背筋などが鍛えられ、徐々に姿勢改善へ繋がっていきます。長い時間正座ができるのは、冠婚葬祭、法事などのさまざまな場面でも役に立ちます。
足がしびれるので苦手という人は、足のつま先だけ立ててください。なるべく足に体重をかけないように、重心を身体の前のほうへ持っていくように座ってみましょう。
2.サラシを巻く
最近、日本の伝統文化の一つでもある「サラシ」が売れているようです。デパートや大型のスーパーで見かけることがあります。
サラシは、通気性がよく夏でも涼しく、巻くだけで骨盤矯正され姿勢が良くなり、さらにダイエット効果もあるるのです。
3.帯を締める
着物を着ているとき、私たちは姿勢を意識します。それは「帯」を巻くからです。きつい帯できゅっとお腹を締めると、腹筋に力が入り背筋もすっと伸びます。
そこで、自宅に帰ったら帯だけ締めるという方法をおすすめします。食べ過ぎを防止し、お腹を温め、姿勢を改善するなどよいことだらけです。
4.日本舞踊を取り入れる
日本舞踊は、有効な健康法です。音楽に合わせて、頭・首・目・胴、手足の指先までカラダ全身を使います。
日本舞踊を始めれば健康づくりだけでなく、美しい立ち居振る舞いが身に付き、姿勢も良くなります。
5.竹馬をする
大人が竹馬に乗るメリットとしては、体幹筋の筋力向上が図れ、腰痛の軽減や予防などがあります。体幹筋が強くなることで、腰にかかる負担が減ります。そのため、腰痛の方にとっては腰の負担の軽減が図れ、まだ腰痛ではない方にとっては予防になります。
腹筋や背筋の筋トレをしようと思っていても、なかなか続けられませんが、竹馬は乗っているだけで、知らず知らずのうちに体幹筋が鍛えられるのです。