Sapur [サプール]美容と健康の情報サイト

記事

グリーンスムージーとは?今さらきけない基本情報を徹底解説

執筆者 : sapur編集部さん

グリーンスムージーが健康によいこと、ダイエットや美容に効果的だということはなんとなく知っているけど、一体何がそんなにすごいのか、実はよくわかっていない人もいるのではないでしょうか。そんな、今さら人にはきけないグリーンスムージーの基本情報についてお伝えします!

グリーンスムージーが人気になったきっかけは?

ダイエットや健康によいドリンクとしてすっかり定番になった「グリーンスムージー」。今や、コンビニやスーパーでいつでも手軽に手に入ります。

そんなグリーンスムージーはもともとアメリカが発祥です。人気の火付け役はあのスーパーモデルのミランダ・カー。産後ダイエットにグリーンスムージーを取り入れて約17㎏の減量に成功したのだそう。

その後、海外セレブの間でブームとなり、レディー・ガガや優香など多くのタレントやモデルがグリーンスムージーを取り入れていると発信しはじめたことで、美意識の高い女性たちの間で爆発的に広がったのです。

グリーンスムージーとは

野菜ジュースとの違い

グリーンスムージー総合情報サイトによると、そもそもグリーンスムージーの正しい定義とは、「生の葉野菜と生の果物をミキサーで混ぜ合わせて作る飲み物」です。生の野菜と果物の栄養だけが丸ごと含まれているのが特徴。

市販されている野菜ジュースは添加物が含まれていたり、加熱処理が義務づけられているので栄養が損なわれている可能性があります。ジューサーで作るフレッシュジュースも、繊維質とジュースを分けてしまうのでグリーンスムージーとは異なります。

使う野菜は?

グリーンスムージーに使われるのは葉野菜と果物です。

葉野菜はほうれん草や小松菜、ケール、モロヘイヤなどがよく使われています。大根や人参、じゃがいもなどの根菜類、キャベツやブロッコリーなどの葉野菜でないものは基本的に使いません。果物はオレンジなどの柑橘類、イチゴなどのベリー類、バナナ、キウイ、リンゴなどが多いようです。

摂取できる栄養

グリーンスムージーには、野菜と果物の栄養が丸ごと全部含まれます。

ほうれん草や小松菜などの葉野菜にはビタミンA、C、E、B群、鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富。果物にはビタミンC、E、カリウム、食物繊維などが豊富です。

いろいろな野菜と果物を組み合わせることで、たくさんの種類のビタミンとミネラルを同時に摂取できるのです。また、ビタミン、ミネラルだけでなく抗酸化作用のあるポリフェノールなど、近年注目されている機能性成分も摂取できます。

グリーンスムージーの作り方と飲み方のポイント

葉野菜:果物=4:6が基本

まずはグリーンスムージーの基本の作り方をマスターしましょう。

最初は無理をせず、美味しく飲めることを第一に考えます。初心者さんでもはじめやすい分量が、葉野菜(グリーン):果物(フルーツ)=4:6の割合。正確に測らなくても目分量でOKです。

葉野菜が苦手なら、1枚からはじめても大丈夫。慣れてきたら徐々に量を増やしていきましょう。水と一緒にミキサーに入れてよく混ぜ合わせたら出来上がり。

はじめからたくさんの種類を入れ過ぎずシンプルに作ることが美味しく続けるポイントです。

皮や種も入れて効果UP

また、可能であれば、果物の皮や種も一緒に入れてしまいましょう。

果物の皮や種には、実にはない栄養がたっぷり含まれている場合があります。例えば、抗酸化作用やアンチエイジング効果があるといわれるリンゴのポリフェノールは、皮と皮の内側に実の部分の約4倍も含まれているといわれています。キウイやブドウも同様です。

ただし、皮が分厚いバナナや、皮や種に苦みのある柑橘類、種が大きくミキサーで粉砕できないアボカドなどは取り除くことをおすすめします。残留農薬が気になるという方は有機栽培のものを使用するとよいでしょう。

飲みにくいときは牛乳や豆乳も

基本のグリーンスムージーは、葉野菜と果物と水のみで作ります。牛乳や豆乳は加えないのがルール。

ただ、それだと飲みにくいと感じるかもしれませんので、美味しく飲むためにも適宜加えてみましょう。牛乳や豆乳を加えるとまろやかになって飲みやすくなるだけでなく、栄養価もアップするのがメリットです。

牛乳ならたんぱく質とカルシウムが、豆乳なら女性に嬉しい大豆イソフラボンも一緒に摂取できるでしょう。カロリーが気になる人は低脂肪や無脂肪の牛乳を使うなど工夫してしましょう。

朝一に飲もう!氷は控えめに

グリーンスムージーは基本的にいつ飲んでもOKですが、一番おすすめのタイミングは朝。起床後すぐに飲むのが効果的といわれています。

アメリカで生まれた健康理論「ナチュラルハイジーン」の考え方では、午前中は排泄・解毒の時間帯とされています。この時間に、消化に時間のかかる食事を摂ると、消化のために体内の酵素が使われてしまい、代謝が滞りやすくなるのだそう。

グリーンスムージーは消化もよく生の野菜や果物の栄養と酵素をたっぷり補給できるので、代謝を活発にして排泄・解毒を促してくれるのです。体を冷やし過ぎないよう、できれば氷は入れずに常温の果物や水を使用しましょう。

グリーンスムージーは単体で飲むのがベスト!

グリーンスムージーの栄養を最大限吸収するためには、食事と一緒に飲むよりも単体で飲むほうが効果的。食事を摂るなら、グリーンスムージーを飲む前後40分程度、時間を空けてからにした方がよいでしょう。

そういった意味でも、朝起きてすぐに飲むことは大変有効です。空腹時に消化のよいグリーンスムージーを飲むと、体にじんわりと栄養が浸みわたる感覚が実感できます。

できればゴクゴクと流し込まず、ゆっくりと味わいながら噛むように飲みましょう。満腹中枢も刺激されて、その後の食事の食べ過ぎや血糖値の急上昇も防止できます。

朝は忙しくていつも朝食抜きという人も、グリーンスムージーを朝食代わりにすれば簡単に栄養補給できますね。

グリーンスムージーの主な効果

ダイエット効果

グリーンスムージーの効果といえば、なんといってもダイエット効果。実際にミランダ・カーをはじめとした海外セレブ達が、グリーンスムージーでダイエットに成功したことが人気のきっかけでした。

野菜と果物を丸ごとミキサーにかけたグリーンスムージーは、食物繊維がたっぷり含まれているのでドロッとした食感で腹持ちがよく、結果的に食事や間食の摂取量を減らすことができます。

低カロリーなので、3食のうち1食置き換えれば摂取カロリーをかなりダウンできるでしょう。食物繊維の効果で便秘の解消にも効果が期待できます。

老化防止

グリーンスムージーに含まれる栄養でアンチエイジング効果も期待できます。

葉野菜や果物に含まれるβカロテン、ビタミンC、ビタミンEなどは抗酸化ビタミンとも呼ばれ、細胞の老化を促進する活性酸素を除去してくれる働きがあります。果物や、果物の皮に多く含まれるポリフェノールにも抗酸化作用があるとされています。

活性酸素は、代謝の過程で体内で生成されたり、紫外線を浴びることでも生成されるので、毎日のグリーンスムージーで抗酸化物質を補給することが肌の老化防止に効果的なのです。

生活習慣病の改善

グリーンスムージーで生の野菜と果物を多く摂取することは、生活習慣病の予防や改善にも効果的です。

厚生労働省が推進する健康づくり運動「健康日本21」では、健康増進、生活習慣病予防の観点から1日に350g以上の野菜を摂取することを目標にしています。ビタミンやミネラルの多い野菜をたくさん摂取することが、脳卒中や心臓病、ある種のがんにかかる確率を低下させるという結果が多くの研究で出ているのです。

生の野菜をサラダなどで100g摂取することはなかなか大変ですが、グリーンスムージーなら手軽に摂ることができるので、1日350gの目標もクリアしやすいでしょう。

参考:健康日本21公式サイト

グリーンスムージーを飲んでいる人の声

こちらの方は一日で効果を実感されているようです。グリーンスムージーは腹持ちがよいので無駄な間食を防止できてダイエットにつながります。これからが楽しみですね。

グリーンスムージーを毎日手作りするなら、なるべく手間をかけずに作りたいですよね。こうやって小松菜を下茹でして冷凍しておけば、カットする手間が省けてより手軽に続けられます。生の葉野菜が基本なので、栄養を逃さないようサッと軽く茹でることがポイントです。

こちらの方は、飲まないと落ち着かないというほどグリーンスムージーが生活の一部に定着しているようです。長く続けるコツは習慣化させてしまうことですね。もちろん食事の改善や運動も取り入れるとさらに効果がアップします。

グリーンスムージーでより健康な生活を

グリーンスムージーがどのようなものか基本的な要素はおさえられましたね。どのような目的でグリーンスムージーを始めるにせよ、よい結果を得るには続けることが大切です。毎日手作りするのが難しい場合は、粉末タイプのものを取り入れるなど工夫して、継続していくようにしましょう。

sapur編集部さんプロフィール

sapur(サプール)は美容と健康の総合情報サイトです。 健康に関するお役立ち情報から、ダイエットやスキンケアなどの美容...
>>続きを読む

関連記事

Copyrights © Sapur. All Rights Reserved.