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女装王子の深遠にして優雅なたくらみ / 一石月下  

『女装王子の深遠にして優雅なたくらみ』の感想です。

個人的評価は「★★★☆☆ 秀作」。


【あらすじ】

絶世の美女と誉れ高い王妹ルイーゼの正体は、王女として育てられたれっきとした王子。兄が王として即位した今となっては王女と偽る意味もないのだが、ルイーゼ自身はこの状況を面白がっていた。そんなある日、ルイーゼは彼の正体を知らない兄王から結婚を勧められ、国中から伴侶となる貴公子を集めた花婿選びをすることになった。自身の性別を面白く発表するのに最もふさわしい舞台だと考えたルイーゼはこの提案に乗り、かくして大々的な花婿選びが始まった。ルイーゼはその場で、自身に劣らぬほどの美貌の持ち主ながら隠し事がありそうなオレスという貴公子に目を付けた。だがオレスが謎の法術士に襲われるという事件が起きて……。

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Category : 富士見L文庫

Tag : 一石月下  秀作 

鬼舞 見習い女房と安倍の姉妹 / 瀬川貴次  

「鬼舞」シリーズ本編13作目、『鬼舞 見習い女房と安倍の姉妹』の感想です。

個人的評価は「★★★☆☆ 秀作」。


【あらすじ】

後宮で物の怪によって燈台の火が消されるという怪異が起こったということで、中宮から直々に冬路に来てほしいと依頼があった。再び女装して冬路として後宮に行くことになった道冬だったが、今回はさらに、なぜか吉昌と吉平の兄弟まで女装して後宮に潜入することになった。女童の冬路に扮した道冬と、安倍家の縁者という触れ込みの女房に扮した吉昌と吉平は、怪異に遭遇した女房たちから話を聞くことにしたが……。

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Category : 鬼舞

Tag : 瀬川貴次  星野和夏子  秀作 

おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談 / 石田リンネ  

「おこぼれ姫と円卓の騎士」シリーズ本編9作目、『おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談』の感想です。

個人的評価は「★★★★☆ 名作」。


【あらすじ】

自身の夫候補として、艦隊の総司令官に就任したばかりのナパニア国の第六王子ソレスに目を付けたレティ。彼が女王の配偶者としてふさわしいか見極めるため、レティはナパニアの貨客船に乗ってナパニアへ向かった。艦隊を指揮するソレスと海上で出会ったレティは、奔放で人懐こいソレスに振り回されつつも、彼の人となりを知っていく。ところがレティはソレスを陥れようとする陰謀に巻き込まれてしまって……。

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Category : おこぼれ姫と円卓の騎士

Tag : 石田リンネ  起家一子  名作 

なりゆき斎王の入内 ~この恋路、乱れがはしき~ / 小田菜摘  

「なりゆき斎王の入内」シリーズ本編3作目、『なりゆき斎王の入内 ~この恋路、乱れがはしき~』の感想です。

個人的評価は「★★★☆☆ 秀作」。


【あらすじ】

次期帝に内定している縋子[すがこ]が熊野行きを思いつき、猶子である暁[あかつき]と熊野育ちで東宮妃候補の塔子[とうこ]は同行を命じられた。武官だと名乗っていた暁が実は東宮だと知った塔子は、暁と気まずいまま出立することに。熊野へ向かう道中、海路で船に揺られていた一行は妙な海賊船に矢を射かけられたが、熊野水軍の助けで事なきを得た。そして一行は、迎えに来ていた塔子の叔父の貴哉[たかなり]や、幼馴染みの熊野別当とともに、別当の屋敷に招かれたが……。

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Category : なりゆき斎王の入内

Tag : 小田菜摘  凪かすみ  秀作 

むしめづる姫異聞 ―王朝スキャンダル― / 七穂美也子  

『むしめづる姫異聞 ―王朝スキャンダル―』の感想です。

個人的評価は「★★★☆☆ 秀作」。


【あらすじ】

幼い頃にかかった熱病のせいでなった白髪のため、帝は人々から忌まれ、軽んじられている。ある日、ふらふらと宮中を散歩していた帝が出会ったのは、眉も抜かず、お歯黒もしていない男装の姫君。何をしているのかと思いきや、彼女はなんと虫を集めていた。風変りだが、噂や見た目に惑わされず、率直な物言いををする姫君に、帝は好感を抱く。一方、帝に怨霊がついているという噂を訊いた姫君は、父の大納言から当時の状況を詳しく聞くことにして……。


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Category : コバルト文庫

Tag : 七穂美也子  なかしろリリコ  秀作 

さまよえる本に結末を ウィルブック・ハンターあるいは甘い憂鬱 / 秋杜フユ  

『さまよえる本[きみ]に結末を ウィルブック・ハンターあるいは甘い憂鬱』の感想です。

個人的評価は「★★☆☆☆ 凡作」。


【あらすじ】

村一番の狩人の強引な求婚に辟易している村娘のエステル。それが原因で世話になっている伯母との関係もぎくしゃくしてしまっている。そんな中エステルは、美しい青年の姿を取った未完の本に本の世界に引きずり込まれそうになり、そこを旅人二人組、ベルナールとジャックに助けられた。エステルは、完結を求める未完の本「ウィルブック」に狙われているという。ウィルブックがいつ何時襲ってくるかわからないというので、エルテルは二人を家に泊めることにしたのだが……。

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Category : コバルト文庫

Tag : 秋杜フユ  あき  凡作 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(7.5) / 渡航  

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」シリーズ短編集、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(7.5)』の感想です。

個人的評価は「★★★☆☆ 秀作」。


【あらすじ】

夏休みを前にした奉仕部を、柔道部の部長らが訪ねてきた。卒業生の先輩が練習を見てくれるのだが、理不尽なしごきに退部希望者が相次いでいるという。様々な理由から先輩に意見はできないが、このままでは団体戦にも出られなくなるので、部員を増やしたいという話だった。部員を勧誘しつつ、先輩を排除できる方法を模索する八幡だったが……。(「未だ、彼らは帰るべき場所を知らない。」)

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Category : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

Tag : 渡航  ぽんかん(8)  秀作 

「銀の竜騎士団」シリーズ総評  

著者:九月文[くつき・あや]
イラスト:明咲トウル
レーベル:角川ビーンズ文庫
デザイン:AFTERGLOW
刊行期間:2011年6月~2014年5月
既刊:全12巻(本編11巻、短編集1巻)
評価平均:★3


【感想】

竜に嘉されし国ローレンシアで、いつまでも成長しない自分の竜を育てるため、世継ぎの王女が身分を伏せて竜騎士団に入団するところからお話は始まります。王女が配属された黒竜隊の隊長の秘められた出生から、物語は一国にはとどまらずに次第に壮大に。王女は政略では結婚相手を選ばないという方針のもと、半人前王女の恋と成長が楽しめます。正直に言って、巻を重ねれば重ねるほどなんとなく釈然としない部分が増えてきたり、ご都合主義と紙一重の甘さも鼻についたりした作品でしたが、なんのかんのと言いつつ結構楽しめたシリーズでした。


【既刊一覧】

このシリーズのカテゴリはこちら

(1) 死神隊長と見習いウサギ (感想)
(2) 王女とウサギの秘密の王宮 (感想)
(3) 恋するウサギは密猟禁止 (感想)
(4) 薔薇香る夜のウサギの告白 (感想)
(5) 黒の皇子とウサギの誘惑 (感想)
(6) 学園ウサギの内緒の潜入 (感想)
(7) ウサギ王女の光の王冠 (感想)
(8) ウサギと四人の帝位継承者 (感想)
(9) 空翔ぶウサギと荒野の罠 (感想)
(10) ウサギが奏でる光の序曲 (感想)
(11) ウサギと七竜の天空の祝宴 (感想)
(短編集) ウサギとめぐり逢いの円舞曲 (感想)

Category : シリーズ総評

銀の竜騎士団 ウサギと七竜の天空の祝宴 / 九月文  

「銀の竜騎士団」シリーズ本編完結作、『銀の竜騎士団 ウサギと七竜の天空の祝宴』の感想です。

個人的評価は「★★★☆☆ 秀作」。


【あらすじ】

東の雄、大珂国[だいかこく]に挙兵を促すための外交上の駆け引きの結果、スメラギは大珂国に引き渡された。いずれ大珂国の帝位に就くべき第一公子として認められるかどうかは保留のまま、スメラギは次々と襲ってくる暗殺者に対処する日々を送っている。そんな中、ローレンシアの全権大使としてシリスが、そしてスメラギの双子の弟であるアルシェイドが従者という形でルーシェを連れて大珂国にやってきた。スメラギを迎えに来たルーシェは会うなり帰れと言われたが……。

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Category : 銀の竜騎士団

Tag : 九月文  明咲トウル  秀作 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(7) / 渡航  

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」シリーズ本編7作目、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(7)』の感想です。

個人的評価は「★★★★☆ 名作」。


【あらすじ】

京都への修学旅行を前に、リア充組の男子が奉仕部を訪ねてきた。修学旅行中に戸部が海老名さんに告白するので、そのサポートをしてほしいという話だった。渋る八幡や雪ノ下だったが、応援しようという由比ヶ浜や、戸部本人のポジティブさに押され、結局依頼を引き受けることに。修学旅行中に二人の距離を縮めるべく、グループやコースを考えていく奉仕部の面々だったが、そこへ当の海老名さんがやって来て、男子同士に仲良くしてほしいという謎の言葉を残して去って行った。かくして、様々な思惑をはらんだ修学旅行が始まったが……。

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Category : やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

Tag : 渡航  ぽんかん(8)  名作 

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