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やすともが大賞、スーマラが奨励賞、トットが新人賞獲得「上方漫才大賞」

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左から奨励賞のスーパーマラドーナ、大賞の海原やすよ ともこ、新人賞のトット。

左から奨励賞のスーパーマラドーナ、大賞の海原やすよ ともこ、新人賞のトット。

海原やすよ ともこが「第52回上方漫才大賞」の大賞を受賞した。

本日5月6日、大阪・オリックス劇場にて開催され、関西テレビとラジオ大阪で生放送された「第52回上方漫才大賞」の授賞式。やすともは2012年にも大賞を受賞していて、コンテスト史上初の快挙となる女性コンビで2度の大賞受賞を成し遂げた。

大賞のノミネートは事前に発表されておらず、やすともの名前が呼ばれると会場からは「おめでとう!」と歓声が上がり、盛大な拍手が鳴り止まない。やすよは「ネタをやる前に感無量になって泣きそうになった」と噛み締めながらコメント。上沼恵美子からのメッセージが上映されると、ともこは「何よりうれしい。上沼さんに言っていただいたようにこれからも漫才をやっていきたい」と意気込みつつ、「もちろんテレビのお仕事もお願いします(笑)」と関係者にアピールしてみせた。

このほか同授賞式では、奨励賞ノミネートの吉田たち、スーパーマラドーナ、和牛、なすなかにし、アキナの5組、新人賞ノミネートのミキ、霜降り明星、尼神インター、アルミカン、ネイビーズアフロ、トット、見取り図の7組が漫才を披露。審査員の付けた得点と視聴者およびリスナー投票の結果、借金の取り立てを演じたスーパーマラドーナが奨励賞、さまざまなキャラクターを使い分けて会場を沸かせたトットが新人賞を勝ち獲った。

スーパーマラドーナ田中は唇に人差し指を当てて「うれしすぎて言葉が出ません。まさにうれシー」とギャグで喜びを表現。トットの新人賞ノミネートは昨年に続き2度目で、多田は「前回は悔しい思いをしたので獲れてよかった」とコメントした。なおトットは昨年10月、「平成28年度 NHK新人お笑い大賞」で優勝を果たしている。

このあと行われる囲み取材の様子は追って紹介する。

第52回上方漫才大賞

関西テレビ、ラジオ大阪 2017年5月6日(土)15:00~17:30
<出演者>
司会:大平サブロー / 原田年晴(ラジオ大阪) / 関純子(関西テレビ)
奨励賞ノミネート(当日ネタ披露順)
吉田たち / スーパーマラドーナ / 和牛 / なすなかにし / アキナ
新人賞ノミネート(当日ネタ披露順)
ミキ / 霜降り明星 / 尼神インター / アルミカン / ネイビーズアフロ / トット / 見取り図

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