「和の心」磨く武術、合気道のルーツを探る<4> 旅の終わりに

2017.04.10 Mon posted at 17:00 JST

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和歌山県田辺市(CNN) 合気道の開祖、植芝盛平翁の死後、その遺灰は植芝氏の菩提寺である田辺市高山寺の海を見渡す墓地に埋葬された。

前回「『和の心』磨く武術、合気道のルーツを探る<3> 受け継がれる哲学」はこちら

植芝盛平翁の墓を訪ねて

高山寺は田辺市の中心から少し離れた高台に位置する。境内には美しい仏教建築や日本庭園があり、参拝者の目を楽しませてくれる。

高山寺の曽我部住職によると、植芝家と田辺市とのゆかりは江戸時代(1603年~1867年)まで遡る。植芝氏の墓には今も多くの外国人が訪れるという。

また田辺市の扇ヶ浜公園にある植芝氏の銅像も合気道ファンの間で人気の観光スポットだ。この銅像は、1988年に田辺市で第5回国際合気道大会が開催されたのを記念して建てられた。


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