懐いてくれる猫って可愛いですよね。
圧倒的犬派の私ですが、懐いてくれる猫に対しては思わず目じりと鼻下が垂れ下がってしまいます。
猫の好きなところを聞いて回れば、やれツンデレなところがいいだの肉球がたまらないだの、様々な意見が出てくるとは思いますが、個人的に猫の好きな部分といえばやはりその触り心地でしょう。
適度に暖かく・そして適度に柔らかくも、その恵まれた身体能力からくる筋肉などは時間の許す限り撫でていたいと思うものです。
特にアメリカンショートヘアーのような、猫の割にあんまり毛が長くないように感じる種類(※アメショが短毛種なのか長毛種なのかは知らない)は、ところどころ骨の感触がダイレクトに手のひらに伝わってくるあたり、なんとなく女性の頭を撫でているような錯覚に陥る瞬間が稀にあるため好きなのですが・・・おや?私だけ?汗
何にせよ、撫でさせてくれるくらい懐いてくれる猫は、圧倒的犬派の私とて非常に愛おしく感じます。
さてそんな猫と人との関わりですが、ペットとして以外にも密接な関わりをもつ言葉が存在します。
それが猫背。
猫が座る時、腰がググーッと前のめりになるかのように曲がった座り方をしますが、人も姿勢が悪いと同じように前へかがんだような座り方となり、お尻の位置に対して顔が必要以上に前に出る格好となるでしょう。
このような猫背はお世辞にもかっこいいとは言えず、またその見た目が他人に良い印象を与えないだけではなくて、肩こりに代表されるような体の不調となって現れるなど、良いことは1つもありません。
猫背が似合うとしたら、DEATH NOTEのLくらいでしょう。
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そんな猫背ですが、何を隠そう私自身も椅子に座っている時には自他ともに認めるレベルの猫背であり、肩こりが慢性化しすぎて凝っていることに気づかないレベルとなっています。
先月から整骨院に通い始めたことがきっかけでこの慢性肩こりを指摘され、腰にも影響が出始めたことから本格的に猫背改善を目指すことにしました。
そこで今回は、主に「座り方」に絞って猫背改善を目指すポイントを纏めるとともに、正しい姿勢を維持しようとすると腰痛が引き起こされる理由についても軽く触れてみようと思います。
現在の姿勢・おさらい
自他共に認めざるを得ないレベルで猫背な私ですが、そんな私が普段パソコンに向かうためにデスクチェアへ座っているときの姿勢を簡略化したものがこちらになります。
図が簡略化しすぎてちょっとアレですが、一生懸命文章で伝えようとするならば「椅子に腰掛けて背もたれに全力でもたれてふんぞり返っているように見えるものの、実際にはお尻の位置が必要以上に前に出ているために腰だけがかなり丸まっている状態」です。
なぜこんな座り方の癖がついたのか可能な限りで己の脳内を掘り返してみたところ、たしか中学生くらいの時にこのような座り方をし始めたのがきっかけだったように思います。
中学生といえば「中二病」なんて言葉(ネットスラング)があるくらい、「背伸びをした姿・悪ぶった姿」に憧れるお年頃ですが、これは当時引きこもりとは全くの無縁だった私とて例外ではなく、わざとだらしない座り方をして(当時の自分なりに)自分をより大きく見せようとしていた節があると同時に、少しでも足を長く見せたいがために前の方へデーンと投げ出す座り方をしていたため、それが常態化した結果お尻の位置がどんどん前へとズレていったのが現在の猫背の原因でしょう。
整骨院で言われたことは、これは「骨盤が寝ている状態」の座り方となっているらしく、肩こりや腰痛が起こるべくして起こっていると苦笑されました。
本来は普通に座ると骨盤を立てた格好になるらしく、骨盤が寝ることはそうそうないとか。苦笑
よって猫背を改善すべく、正しい座り方をレクチャーしていただきました。
本来あるべき正しい座り方
今のような足を前へデーンと投げ出すような座り方ではなく、きちんと骨盤を立てて座り、頭を腰・背中や背骨で支えるイメージをもって座るのが理想的な座り方だそうです。
もし足の裏が床につかないようであれば、足置き台を用意するなり椅子の足に乗せるなりして、足の裏をきちんと床(またはそれに準ずるもの)につけることもポイントだとか。
そしてこの「正しい座り方」を実践するにあたり、注意点が1つあります。
「骨盤を立てて、頭を腰・背中や背骨を使って支える座り方」を強く意識すると、たいていの場合必要以上に腰を反る座り方になってしまうそうです。
実際私も最初は腰をグンと反った座り方になっていたせいで、いま腰の筋肉が硬直して張りがあり、整骨院でその凝った部分をほぐしてもらっている真っ只中です。苦笑
この対策としては、姿勢よく座ることを意識しすぎると腰が反ってしまうので、骨盤を立てたあとは胸を張って肩を後ろに引くイメージを持つことで、腰の方は意識しないことが重要だと教わりました。
さあこの正しい座り方をマスターして、私も猫背とおさらばするのだ!
「正しい座り方」を意識すると腰痛が発生する理由とは?
前述の通り猫背改善を目的として正しい座り方を意識しすぎた結果、必要以上に腰を反ってしまい、また「本来の正しい座り方」を理解したあとも実践すると1~2時間程度で猛烈な腰痛に襲われます。
普段から猫背にならない、きちんとした座り方をしている人々にとっては聞き覚えの無い状況かもしれませんが、では普段猫背の人間が正しい座り方をした結果なぜ腰に痛みが来るようになったのかといえば、なんと腹筋が不足していることが挙げられるそうです。むしろ腹筋一択!
そ、そうだったのか!てっきり背筋が足りなくて、それをカバーした結果腰に来ていると思っていたけど、まさか腹筋の方が原因だったなんて!
3月から(できるだけ)毎日行っている「肉体改造計画」においても、ここ最近は腰痛が出ていることもあって背筋を重点的に鍛えていましたが、実際のところ背筋は週に1~2日ほどやれば十分らしく、むしろ腹筋の方を筋肉痛が軽く出るくらいまでやった方が良いみたいです。
それと同時に、腹筋を鍛える=筋を一時的に傷つけるわけですから、回復日をきちんと設けることも重要だそうで、結局のところ「腹筋を重点的」と言っても週に3~4日くらいでいいらしい。
闇雲にやるのも逆効果ですので、適した負荷で適した頻度を保って鍛えることが重要ですね。
まとめ
- 骨盤を立てた座り方をしよう
- 腰を反り過ぎないように、胸を張って肩を後ろに引くイメージで座ろう
- 腹筋を鍛えよう(週4ペースくらい)
猫背改善を目指すことで、ここ2か月ほど闇雲にやり続けていた「肉体改造計画」の間違いにも気づく事ができましたし、今回の腰痛は必要な痛みだったに違いない!
あと整骨院って1回の料金は安いけれども、週2~3ペースで通っていると意外とバカにならないことも分かりましたので。汗
正しい座り方と正しい筋トレで正しい姿勢を取り戻しましょう。
でもどうしてもキツくなったら、サポーターなんかも検討した方がいいかもしれませんね。笑
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おまけ
今使っているデスクチェア(by お値段異常)の座面がぺったんこで、正しい座り方を意識して座っていると、腰だけじゃなくお尻までも痛くなってくる始末です。
本当ならば椅子そのものを買い替えたい!とずっと思ってはいるのですが、何と言っても先立つものが非常に心もとないですので、一時的な対処として安物の座布団でも買おうかと思い立ち、いそいそと家を出た引きこもり。
少しは腰を据えてお勉強するかァ! pic.twitter.com/dFpAOVXvu6
— ふとし (@fc2104) May 6, 2017
読書(棒読み)していたせいですっかり買い忘れたよ!
よってこの記事は座面がぺったんこのデスクチェアに座り、正しい姿勢を意識しながら書き上げました。腰が痛い。
肉体改造計画
【5/5】背筋60回・2L-PET(腕)上げ下げ50回
【5/6】腹筋60回・2L-PET(腕)上げ下げ50回
※アドバイスを受けて筋トレ内容を早速背筋から腹筋に鞍替えしました。笑