鎌倉などの沿岸で赤潮か 今のところ漁業への影響なし

鎌倉などの沿岸で赤潮か 今のところ漁業への影響なし
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神奈川県鎌倉市などの沿岸部で海面が広い範囲で赤くなっているのが確認され、沖合で発生した赤潮が流れてきたと見られています。
神奈川県の湘南海上保安署によりますと、海面が赤くなっているのが確認されたのは鎌倉市や茅ヶ崎市などの沿岸部です。

地元の漁協によりますと、沖合でプランクトンが増殖して赤潮が発生し、南からの風で沿岸部に流れてきたと見られるということです。

毎年、海水温が上がるこの時期にしばしば見られ、今のところ漁業への影響はないということです。

午前中、鎌倉市の海岸では帯状に赤くなった海面のすぐ近くで、サーフィンを楽しむ人たちの姿が見られました。

東京からサーフィンをしに来た20代の女性は「海に入った時、赤い海水はできるだけかぶらないようにしました。せっかく来たのに少し残念です」と話していました。