迫力ある映像と音が迫る!史上最悪の原油事故を映画化『バーニング・オーシャン』
2010年に起きた史上最大の原油流出事故を映画化した『バーニング・オーシャン』を鑑賞しました。
当時ニュースで毎日話題になっていましたよね。
海上でものすごい勢いをあげて燃え盛る炎の映像は、未だに思い出せるくらい目に焼き付いています。

2010年にメキシコ湾にある石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」にて起きた爆発事故を基にした、災害パニック映画。
監督は『キングダム/見えざる敵』や『ハンコック』などを手がけた、ピーター・バーグ。
本作での主演を務めるマーク・ウォールバーグとは『ローン・サバイバー』でもタッグを組んでおり、日本にて2017年6月に公開予定の『パトリオット・デイ』でも、2人はタッグを組んでいます。
実は『バーニング・オーシャン』と『パトリオット・デイ』は、実はアメリカでは既に去年公開されているんですよね〜
なんでこんなに日本は公開が遅いんでしょうか・・・
ものすごいハードな映画でした。
目先の利益にとらわれると結果的に損をするのだということを痛感させられましたね。
爆破事故が起きてからの音と映像の迫力が凄まじく、緊張感がどっと押し寄せてきます。
こんな事故が実際に起きたというだけでも恐ろしいですが、更に現場にいた人たちにとっては地獄のような状況だったのではないでしょうか。
事故が起きてからのシーンは観ているこちらも心拍数がどっと上がってしまい、ずっとハラハラしっぱなしでした。
燃え続ける建物、おさまらない爆発。
作業員たちの決死の脱出に一喜一憂しながらみつめ続けていました。
前半は現場の作業員の人間模様がしっかり描写されていて、事故が起きるのは本編の後半からとなっています。
これによって作業員たちの考えや生活、人生を知ることができ、より物語性が生まれて作品に没入しやすくなっています。
実話を基にしてはいますがドキュメンタリー調ではなく、あくまで「映画」として作られているなと思いました。
エンドロールで、亡くなられた11名の方の名前が出ていたのには胸がつまるようでした。
作業員たちが脱出し、ジミーが生存確認をしている時にあげていた名前が亡くなられた方の名前なんですよね。
アメリカが作る実話映画って、元になった人物に対して敬意を感じられる演出が強くてとても好ましいです。
物語の中心を担った登場人物たちの現在が紹介されていたのも良かったですね。
この原油流出事故は、人災によって引き起こされたことが原因でした。
石油プラットフォームである「ディープウォーター・ホライズン」では、様々な電気系統の故障があり、問題が山積していました。
しかしイギリスの石油会社BP社の幹部たちは、掘削作業が遅れて予算が超過したことに苛立ちと焦りを感じ、様々な安全管理に関する問題を無視して作業を強行しようとしていました。
なんと費用削減と工期の遅れを取り戻すために、作業に必要なテストの担当者を返してしまったのです。
この時点でかなり雲行きが怪しくなってきますね。
掘削した坑井のセメントの強度確認テストでは異常な数値が出たのにも関わらず、結局「問題なし」として掘削作業を強行してしまいました。
ここで現場の作業員の意見をしっかり聞いていれば、事故は起きずに済んだのかもしれません。
その後も、緊急事態にもかかわらず「上からの指示がないから」と、救助要請しようとする作業員を止めたりする場面もあり、なかなかショックなものでした。
こんな場面でもお上の指示待ちですか!?すごい忠誠心だと思いましたよ。
一つ一つの問題は小さくても、それが集まればやがて大きなほころびが生まれます。
BP社は利益を追うばかりに、結果的に甚大な被害を被ることとなってしまったのです。
利益ばかり追い求めると痛い目をみるよ、という教訓と共に、本編では現場の作業員と本社の上層部の軋轢も描いています。
もちろん企業の方針があると思いますが、だからといって一方的に下請けの業者をないがしろにするべきではありませんね。
これは今回のことだけではなく、日々生きている社会の中のさまざまな場面で置き換えられることだと思います。
よく聞きますよね、現場の声を聞かないばかりに、結果的に潰れていくという話。
現代社会で働く人々において、耳の痛いストーリーだったのではないでしょうか。
本作はとても映画らしく作られていていいなと思いました。
本編の前半部分は、登場人物たちの日常を丁寧に描いており、どんな人間なのかというのがよく伝わってきます。
主人公のマイク・ウィリアムズは、トランスオーシャン社の電気技師。
妻と子供がいて、どこにでもいる立派な働くお父さんです。
家族で過ごす時間がゆっくり丁寧に描かれていて、彼がどんな人間なのか知ることができます。
そしてマイクが現場に着いてからは、上司のジミーや操縦士のアンドレア、若手作業員のケイレブなどとの交流が描かれることにより、更に作業員たちの和やかな雰囲気やチームワークも感じることができます。
それぞれの関係性や人物描写がしっかり描かれているので、BP社の幹部との対立には腹が立つし、その後起きる事故での決死の脱出シーンには強く心が揺さぶられるのです。
主役のマイク・ウィリアムズを演じたのは『ディパーテッド』や『テッドシリーズ』などで有名な、マーク・ウォルバーグ。
これがまた実際のマイク・ウィリアムズにそっくりなんですよ!
本編の最後に実際の裁判の映像が流れたのですが、みてびっくりしました。
すごく似ている・・・
こういうのって、似ている人を選ぶんですかね?それとも、役者が似せていくんですかね?
決してこの映画ではヒーロー的な存在ではなく、あくまで普通の男を演じており、だからこそ脱出する際の必死な表情や姿にはなんとか逃げ切ってくれ!と応援したくなりました。
そして最後の号泣するシーン。
あのシーンはとても響きました。
脱出シーンでの活躍で、頼りになる男としてイメージしていた彼が、やっぱり普通の人間だったんだ、と思い出すこととなります。
一本の糸を必死に張り詰めていたのが、一気に途切れた瞬間の感傷的なシーンでしたね。
ジミー役のカート・ラッセルもよかったなあ。
この人みたことあるんだよなあと思ったら、ついこの間『ワイルド・スピード ICE BREAK』で拝見していました(笑)
ノーバディとはまたがらっと印象が違って、仕事熱心な熱い男を演じていてよかったです。
事故が起きたあとに脱出するときのシーンは痛そうでしたね・・・
爆破事故が起こってからの映像は恐ろしくて、こちらに火の手が迫ってきそうなほどの迫力がありました。
この映像は映画館の大画面で観るべきですね。
逆流してきた石油が噴出したところで、ついに恐れていた事故が起きる。
ここからは災害の恐ろしい部分が生々しく描写されており、常に息を飲む映像が続きます。
噴出した石油の勢いは収まらず、作業員たちは石油に飲まれていってしまいます。
勢いで飛び出してきたボルトなどの金属もあちこちに飛び散る。
このシーンから突然画面が緊迫し始めて、私もソワソワし始めました。
いよいよガスや油が引火して、ものすごい爆発が引き起こされます。
ディーブウォーター・ホライゾンが炎に包まれた瞬間は、頭を抱えたくなってしまいました。
このシーンがいちばん迫力があって、印象に残りました。
マイクたちは迫り来る炎からなんとか脱出しようとするのですが、炎はおさまるどころか、どんどん勢いを増していき、さらに恐怖と焦りを感じました。
どこをみても炎が燃え広がっていて、熱さが画面を通り越して伝わってくるようでした。
海上に取り残されているという状況も緊迫感が増しますよね。
石油が海上に流れているせいで、炎が海の上でも燃えつづけているんですよね。
その映像をみて、こんなことがあるのか、とにわかには信じられない気持ちになりました。
・迫力ある映像と音
・人間模様がよく描かれている
事故が起きてからの鬼気迫る映像と、激しい衝撃音にはドキドキさせられました。
前半丁寧に人物描写しているのも、映画に入り込みやすくて良かったです。
・特になし
ここがな〜と気になる部分はありませんでした。
実際にあった人災事故を、映画としてしっかり完成させている作品です。
現場で働く男たちのチームワークや、上層部とのぶつかり合いのドラマチックな部分も熱いものがあります。
社会人、特に男性には人間ドラマの部分が強く響くのかもしれませんね。
事故が起きている時の激しい爆発や衝撃音は目の前まで迫ってくるような迫力があり、映画館の大画面でぜひ見入って欲しいなと思います。
日経ナショナルジオグラフィック社 (2010-09-30)
当時ニュースで毎日話題になっていましたよね。
海上でものすごい勢いをあげて燃え盛る炎の映像は、未だに思い出せるくらい目に焼き付いています。
バーニング・オーシャン(Deepwater Horizon)
監督 | ピーター・バーグ |
---|---|
脚本 | スティーヴン・E・デ・スーザ |
出演者 | マーク・ウォールバーグ カート・ラッセル ジョン・マルコヴィッチ ケイト・ハドソン |
公開 | 2016年 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
あらすじ
2010年4月20日の早朝。
トランスオーシャン社のエンジニア、マイク・ウィリアムズ(マーク・ウォールバーグ)は、愛する妻フェリシア(ケイト・ハドソン)と幼い娘とのしばしの別れを惜しんでいた。
これからメキシコ湾沖の石油掘削施設ディープウォーター・ホライゾンへと赴き、電気技師として3週間の務めを果たさなければならないのだ。
126人の作業員が働くディープウォーター・ホライゾンは、船位の自動保持装置や緊急時の防御システムといったさまざまな最先端テクノロジーを備えた巨大施設である。
しかし問題は山積みだった。
コンピュータ、通信機器からエアコンまで電気系統の故障が相次ぎ、修理を請け負うマイクは頭が痛い。
それ以上に厄介なのはBP社の管理職社員ヴィドリン(ジョン・マルコヴィッチ)が、掘削作業終了前に必要なテストの担当者を独断で帰してしまったことだ。
安全管理を何よりも重んじるジミーは、ヴィドリンが大幅な工期の遅れを取り戻そうともくろんでいることを見抜き、厳しい口調で問い詰める。
それでも掘削の時期を早めたいヴィドリンは、まったく耳を貸そうとしない。
掘削した坑井の中で新たに行ったセメントの強度確認テストでは異常値が示されたが、苦しい決断を迫られたジミーはヴィドリンの主張に反論しきれず、テストは“問題なし”となった。
テスト終了とともに掘削泥水の除去作業が開始され、作業員たちは「これでもうすぐ家に帰れる」と活気づく。
ところがその夜、恐ろしい異変が生じた。
海底のメタンガスが猛烈な勢いでライザーパイプに噴き上げた影響で、大量の原油が海上のドリルフロア上に漏れ出したのだ。
ドリル監視室の若い作業員ケイレブ(ディラン・オブライエン)らは一瞬にして吹っ飛ばされて油まみれとなり、施設内にガス警報が発せられる。緊急防止装置は作動せず、施設のあちこちから原油が激しく噴出。
管理室でマゼンタ色の警告灯の点灯を確認した女性作業者(ドリリングオペレーター)アンドレア(ジーナ・ロドリゲス)は、外部に救助を要請しようとするが、同僚に「勝手なことをするな」と止められてしまう。
その直後、ついにガスや油がエンジン室に引火して凄まじい大爆発が発生し、ディープウォーター・ホライゾンはまたたく間に炎に包まれた。(公式サイトより)
2010年にメキシコ湾にある石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」にて起きた爆発事故を基にした、災害パニック映画。
監督は『キングダム/見えざる敵』や『ハンコック』などを手がけた、ピーター・バーグ。
本作での主演を務めるマーク・ウォールバーグとは『ローン・サバイバー』でもタッグを組んでおり、日本にて2017年6月に公開予定の『パトリオット・デイ』でも、2人はタッグを組んでいます。
実は『バーニング・オーシャン』と『パトリオット・デイ』は、実はアメリカでは既に去年公開されているんですよね〜
なんでこんなに日本は公開が遅いんでしょうか・・・
緊迫する現場に、ただただ恐怖を感じる
ものすごいハードな映画でした。
目先の利益にとらわれると結果的に損をするのだということを痛感させられましたね。
爆破事故が起きてからの音と映像の迫力が凄まじく、緊張感がどっと押し寄せてきます。
こんな事故が実際に起きたというだけでも恐ろしいですが、更に現場にいた人たちにとっては地獄のような状況だったのではないでしょうか。
事故が起きてからのシーンは観ているこちらも心拍数がどっと上がってしまい、ずっとハラハラしっぱなしでした。
燃え続ける建物、おさまらない爆発。
作業員たちの決死の脱出に一喜一憂しながらみつめ続けていました。
前半は現場の作業員の人間模様がしっかり描写されていて、事故が起きるのは本編の後半からとなっています。
これによって作業員たちの考えや生活、人生を知ることができ、より物語性が生まれて作品に没入しやすくなっています。
実話を基にしてはいますがドキュメンタリー調ではなく、あくまで「映画」として作られているなと思いました。
エンドロールで、亡くなられた11名の方の名前が出ていたのには胸がつまるようでした。
作業員たちが脱出し、ジミーが生存確認をしている時にあげていた名前が亡くなられた方の名前なんですよね。
アメリカが作る実話映画って、元になった人物に対して敬意を感じられる演出が強くてとても好ましいです。
物語の中心を担った登場人物たちの現在が紹介されていたのも良かったですね。
目先の利益にとらわれて安全管理を怠ってはいけない
この原油流出事故は、人災によって引き起こされたことが原因でした。
石油プラットフォームである「ディープウォーター・ホライズン」では、様々な電気系統の故障があり、問題が山積していました。
しかしイギリスの石油会社BP社の幹部たちは、掘削作業が遅れて予算が超過したことに苛立ちと焦りを感じ、様々な安全管理に関する問題を無視して作業を強行しようとしていました。
なんと費用削減と工期の遅れを取り戻すために、作業に必要なテストの担当者を返してしまったのです。
この時点でかなり雲行きが怪しくなってきますね。
掘削した坑井のセメントの強度確認テストでは異常な数値が出たのにも関わらず、結局「問題なし」として掘削作業を強行してしまいました。
ここで現場の作業員の意見をしっかり聞いていれば、事故は起きずに済んだのかもしれません。
その後も、緊急事態にもかかわらず「上からの指示がないから」と、救助要請しようとする作業員を止めたりする場面もあり、なかなかショックなものでした。
こんな場面でもお上の指示待ちですか!?すごい忠誠心だと思いましたよ。
一つ一つの問題は小さくても、それが集まればやがて大きなほころびが生まれます。
BP社は利益を追うばかりに、結果的に甚大な被害を被ることとなってしまったのです。
利益ばかり追い求めると痛い目をみるよ、という教訓と共に、本編では現場の作業員と本社の上層部の軋轢も描いています。
もちろん企業の方針があると思いますが、だからといって一方的に下請けの業者をないがしろにするべきではありませんね。
これは今回のことだけではなく、日々生きている社会の中のさまざまな場面で置き換えられることだと思います。
よく聞きますよね、現場の声を聞かないばかりに、結果的に潰れていくという話。
現代社会で働く人々において、耳の痛いストーリーだったのではないでしょうか。
作業員それぞれの人物描写があり、感情移入しやすい
本作はとても映画らしく作られていていいなと思いました。
本編の前半部分は、登場人物たちの日常を丁寧に描いており、どんな人間なのかというのがよく伝わってきます。
主人公のマイク・ウィリアムズは、トランスオーシャン社の電気技師。
妻と子供がいて、どこにでもいる立派な働くお父さんです。
家族で過ごす時間がゆっくり丁寧に描かれていて、彼がどんな人間なのか知ることができます。
そしてマイクが現場に着いてからは、上司のジミーや操縦士のアンドレア、若手作業員のケイレブなどとの交流が描かれることにより、更に作業員たちの和やかな雰囲気やチームワークも感じることができます。
それぞれの関係性や人物描写がしっかり描かれているので、BP社の幹部との対立には腹が立つし、その後起きる事故での決死の脱出シーンには強く心が揺さぶられるのです。
マーク・ウォルバーグが本人そっくり
主役のマイク・ウィリアムズを演じたのは『ディパーテッド』や『テッドシリーズ』などで有名な、マーク・ウォルバーグ。
これがまた実際のマイク・ウィリアムズにそっくりなんですよ!
本編の最後に実際の裁判の映像が流れたのですが、みてびっくりしました。
すごく似ている・・・
こういうのって、似ている人を選ぶんですかね?それとも、役者が似せていくんですかね?
決してこの映画ではヒーロー的な存在ではなく、あくまで普通の男を演じており、だからこそ脱出する際の必死な表情や姿にはなんとか逃げ切ってくれ!と応援したくなりました。
そして最後の号泣するシーン。
あのシーンはとても響きました。
脱出シーンでの活躍で、頼りになる男としてイメージしていた彼が、やっぱり普通の人間だったんだ、と思い出すこととなります。
一本の糸を必死に張り詰めていたのが、一気に途切れた瞬間の感傷的なシーンでしたね。
ジミー役のカート・ラッセルもよかったなあ。
この人みたことあるんだよなあと思ったら、ついこの間『ワイルド・スピード ICE BREAK』で拝見していました(笑)
ノーバディとはまたがらっと印象が違って、仕事熱心な熱い男を演じていてよかったです。
事故が起きたあとに脱出するときのシーンは痛そうでしたね・・・
爆発や火災の描写が生々しく迫る
爆破事故が起こってからの映像は恐ろしくて、こちらに火の手が迫ってきそうなほどの迫力がありました。
この映像は映画館の大画面で観るべきですね。
逆流してきた石油が噴出したところで、ついに恐れていた事故が起きる。
ここからは災害の恐ろしい部分が生々しく描写されており、常に息を飲む映像が続きます。
噴出した石油の勢いは収まらず、作業員たちは石油に飲まれていってしまいます。
勢いで飛び出してきたボルトなどの金属もあちこちに飛び散る。
このシーンから突然画面が緊迫し始めて、私もソワソワし始めました。
いよいよガスや油が引火して、ものすごい爆発が引き起こされます。
ディーブウォーター・ホライゾンが炎に包まれた瞬間は、頭を抱えたくなってしまいました。
このシーンがいちばん迫力があって、印象に残りました。
マイクたちは迫り来る炎からなんとか脱出しようとするのですが、炎はおさまるどころか、どんどん勢いを増していき、さらに恐怖と焦りを感じました。
どこをみても炎が燃え広がっていて、熱さが画面を通り越して伝わってくるようでした。
海上に取り残されているという状況も緊迫感が増しますよね。
石油が海上に流れているせいで、炎が海の上でも燃えつづけているんですよね。
その映像をみて、こんなことがあるのか、とにわかには信じられない気持ちになりました。
良かった点
・迫力ある映像と音
・人間模様がよく描かれている
事故が起きてからの鬼気迫る映像と、激しい衝撃音にはドキドキさせられました。
前半丁寧に人物描写しているのも、映画に入り込みやすくて良かったです。
悪かった点
・特になし
ここがな〜と気になる部分はありませんでした。
まとめ
実際にあった人災事故を、映画としてしっかり完成させている作品です。
現場で働く男たちのチームワークや、上層部とのぶつかり合いのドラマチックな部分も熱いものがあります。
社会人、特に男性には人間ドラマの部分が強く響くのかもしれませんね。
事故が起きている時の激しい爆発や衝撃音は目の前まで迫ってくるような迫力があり、映画館の大画面でぜひ見入って欲しいなと思います。
NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2010年 10月号 [雑誌]
posted with amazlet at 17.05.06
日経ナショナルジオグラフィック社 (2010-09-30)
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