WiMAX2+のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」の評判・口コミ・レビューをまとめた記事です。
後半では、対抗機種である「novas HOME+CA」との比較もしていますので、ぜひ購入の参考にしていただければと思います。
出展:GMOとくとくBB
目次
Speed Wi-Fi HOME L01利用者の評判・口コミ・レビューまとめ
2017年2月に発売されたSpeed Wi-Fi HOME L01ですが、各方面から評判・口コミ・レビューが出てきています。
実態を知るために良い点、悪い点もできるだけ集めました。下にカテゴリ分けして整理しました。参考にしてもらえればと思います。
通信の安定性・速度
- 100Mbps以上の速度が出ている。これだけ出ていれば十分。
- 通信が安定している。同時説可能台数が42台という仕様なので、複数人で利用しても通信が安定していて切れることがない。
- WX01からL01に乗り換えたら、実測値で1.5倍速くなった
- W04やW02でつないでいるときは、一瞬詰まるような感じもあったが、L01はそういうのがない。めちゃくちゃ接続が安定している。WiMAX受信感度が良いからかも。
- 思ったより速度が出ない
デザイン
- デザインがおしゃれ。Macに合う。一見するとルーターに見えないデザインでインテリアっぽくて素敵。加湿器や電気小物みたい。
- road homeと比較すると大きい。とはいえ、市販ルーターぐらいのサイズ。
- 2LDK程度であればコレ1台で充分事足りそうです
設定・機能・仕様
- 通信方式が2種類あるが、シンプルすぎて説明書を見るまで、どこを触れば変更できるか分からなかった
- Modeボタンで「WiMAX2+」と「au 4G LTE」の切り替えができる。「au 4G LTE」は有料オプションサービスだから、意図せず使ってしまうことのないよう注意が必要。ボタンは長押しする必要がある。このボタン一つで切り替わるのは便利。
- au 4G LTEに対応しているので、WiMAX2+が不安定な時にau 4G LTEに切り替えて使えるので安心。
- ハイスピードプラスエリアモードを使わない人は、ルーター管理画面ではじめから「無効」にできるので安心。
- NFC読み取り機能があるので、対応スマホならかずだけでWi-Fi設定が完了できて便利。
- L01には液晶ディスプレイがないけど専用アプリを使うので設定はラク。
- LAN接続口が2個あるのでWi-Fi未対応の機器もLANケーブルで接続できる点が良い。
- パスワードを記載したシールの文字が小さくて読みづらい。
その他
- 夜間、寝ている時にルーターのランプが光らないのでいい。
- HOME L01は極限まで無駄なものを省いたからか、電源ボタンがなく、電源を落とすときはコンセントから引っこ抜くことに。わかりやすい。
- バッテリーを搭載しているわけではないので、コンセントに挿している時だけ利用できる
- 持ち運べない
Speed Wi-Fi HOME L01の特徴
Speed Wi-Fi HOME L01についてこれから調べようされている方は、ここで特徴を把握しましょう。
回線工事の必要がない
WiMAX2+は、無線によるインターネットですので回線工事は必要ありません。
Speed Wi-Fi HOME L01を利用する時も同様です。契約をして、ルーターをコンセントに挿せばネットに繋がります。
忙しい方、一人暮らしの方は工事の立会いが不要なので助かりますね。
最大通信速度440Mbps、だから速い
下り最大通信速度440Mbpsの高速インターネットに対応しています。
4x4MIMO CAというWiMAX2+の最新通信技術により超高速化に対応したホームルーターです。
WiMAX2+ホームルーターで440Mbpsに対応しているルーターは、Speed Wi-Fi HOME L01のみになります。
下り最大440Mbpsは順次全国へ拡大中です。上記の速度はシステム上の下り最大速度であり、対応状況により下り最大220Mbpsまたは110Mbpsとなります。
対応ネットワーク
- WiMAX2+
- au 4G LTE
Speed Wi-Fi HOME L01は、2つのネットワーク(電波)を利用できるホームルーターです。au 4G LTEは、WiMAX2+の電波が入らないエリアで使用する際にも活躍します。
選べる通信モード
- ハイスピードモード(WiMAX2+)
- ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+/LTE)
Speed Wi-Fi HOME L01は、2つの通信モードが搭載されています。「Mode」ボタン長押しで、モード切り替えが可能です。
ハイスピードモード(WiMAX2+)は、WiMAX2+回線を使ってインターネットをする標準的なモードです。月間通信容量の上限なしモードと考えてもらってOKです。
ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+/LTE)は、WiMAX2+の電波が入らない場合に自動的に「au 4G LTE」というKDDIの電波に切り替えて使うモードです。
「au 4G LTE」は、例えばWiMAX2+の電波が県外だった時に、自動的にau 4G LTEに繋いでくれるので便利ではありますが、au 4G LTEは、オプションで月額1,005円します。
また月間7GBを超過すると128kbpsに速度制限がされます。「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の合計通信料が月間7GBを超過すると、「WiMAX2+」の方も道連れで翌月1日まで128kbpsになりますので特に注意が必要です。
Wi-Fiが高性能
2.4G/5GHzのWi-Fi同時利用が可能、しかもそれぞれ20台まで接続できます。合計42台(Wi-Fi 40台、有線LAN2台)の通信機器を接続可能ですから、家族が多かったり、利用するデバイスが複数あっても大丈夫ですね。
Wi-Fiだけではなく、有線LANポート(Gigabitイーサ対応)も2つ搭載されています。
また、小型ルーターよりもアンテナ性能が高いためWiMAX2+の電波を拾いやすく、室内に広くWi-Fi電波を届けることができます。
シンプルデザイン
とてもシンプルなデザイン。どんなインテリアにもマッチします。
LEDの明かりが気にならないように「LED消灯モード」を搭載しているので、就寝時に寝室においても気にならないよう配慮されています。
Speed Wi-Fi HOME L01、実際の速度は?
人によって利用場所などの通信環境が違うため、当然速度はバラツキがありますが、それでも10〜144Mbps出ています。
通信速度が1ケタというレビューは見当たらないことからも、通常常利用においては問題ないレベルの速度が出ていると思われます。
有線接続で測定した結果、最大速度は70Mbpsぐらい。
Wi-Fi接続で測定すると60Mbps。ちなみにW01では20Mbps。
ダウンロード速度で、12~20Mbps。
30~40Mbpsで少々期待外れ、有線は10~20Mbpsで無線より遅い。
東京23区で速度制限はかかっていない状態で35~36Mbps。同じ条件場所で、HWD15で計測すると11Mbps。
自宅に導入したHOME L01が、67.6Mbps。
Speed Wi-Fi HOME L01を有線接続して速度測定した結果、144Mbps。概ね100Mbps以上で安定。
同じ条件で測定すると、W04では80Mbpsだった。
もし実際にSpeed WiFi HOME L01を利用してみて、速度が遅くこんなに速度出ていないよー!という方は、「遅いポケットWi-Fiにさようなら!」の記事を参考にしていただけると、速度が遅いその原因・改善策が掴めるかもしれません。
「Speed Wi-Fi HOME L01」 と「novas Home+CA」の比較
画像利用;GMOとくとくBB
「Speed Wi-Fi HOME L01」にしようか、「novas Home+CA」にしようかで迷われている方も多いと思います。
※「URoad-Home2+」は性能が低く、「novas Home+CA」の登場により積極的に選択す理由はなくなりました。
大きな違いは、「最大通信速度」、「対応ネットワーク」、「外付けアンテナの有無」の3つです。
最大通信速度
Speed Wi-Fi HOME L01は、440Mbps対応。
一方でnovas Home+CAは、220Mbps対応です。
速度を求めるならSpeed Wi-Fi HOME L01の方が期待できます。
対応ネットワーク
どちらのホームルーターも、月間通信容量の上限のないWiMAX2+のネットワークを利用可能です。
Speed Wi-Fi HOME L01については、これに加え「au 4G LTE」のネットワークも利用可能です。「au 4G LTE」は、「ハイスピードプラスエリアモード」を利用すると月額1,005円で利用できる有料オプションのネットワークです。
優先的に繋ぐのは「WiMAX2+」なのですが、「au 4G LTE」にも対応していた方が、自宅で電波が安定しない時など自動的に「au 4G LTE」で繋いでくれるのは便利ですね。
外付けアンテナの有無
外観を見ていただくとわかるように、Speed Wi-Fi HOME L01はアンテナが内蔵されています。
novas Home+CAは、外付けアンテナが付いています。
外付けアンテナが付いているnovas Home+CAは、アンテナの向きや角度を変更することで、宅内に電波を効果的に飛ばすことが可能です。電波の弱いエリアをめがけて電波を飛ばすといったことができるようになります。この点はメリットですね。
Speed Wi-Fi HOME L01に向いている人は?
- 速度にこだわりのある方(最大通信速度440Mbps)
- ワンフロアで部屋が複数あるマンション住まいの方
- auスマホユーザーで「auスマートバリューmine」対象の人(au 4G LTEが無料で使えるから)
- WiMAX2+が繋がりづらいエリアにお住まいでau 4G LTEで使いたい人
Speed Wi-Fi HOME L01はホームルーターでWi-Fi電波の出力も高いので、戸建で1階から2階に電波を飛ばす、あるいは2階から1階にWi-Fi電波を飛ばして利用するケースでも通常ご利用いただけます。
しかし、過去にルーターのWi-Fi電波が弱くて困った経験がある方は、ご自宅の構造に問題がある可能性も考えられます。また3階建で利用しているケースは、まだ口コミ情報もなくやや不安が残ります。
そのような場合は、念のため外付けアンテナのある「novas Home+CA」を選択されたほうが安心ですし、利用に支障がないと思います。
よくあるご質問
Q.持ち運び可能な小型ルーターでも自宅で利用できるのに、ホームルーターを積極的に選ぶ理由は?
A.自宅だけで利用する場合は、ホームルーターをお勧めします。ホームルーターの方が電波が強く、部屋をまたいで使う場合、階が違っていても電波が届きやすいからです。約50メートル届きます。
一方モバイルルーターは、携帯して通信をする前提のため、Wi-Fi電波が届く距離は10メートル程度です。またバッテリーの持ちを考慮すると、やはり据え置き型のホームルーターは「専用機」のため宅内で使い勝手が良いです。
Q.ハイスピードモードなら月間通信容量の上限はなし?
A.はい、その通りです。
ハイスピードモードなら月間通信容量の上限はありません。但し、WiMAX2+が採用している直近3日間の通信容量が10GBを超過した場合に速度制限がかかる点は同じです。ルーターの機種は関係なくWiMAX2+の仕様ということになります。
Q.「au 4G LTE」も月間通信容量の上限はなし?
A.いいえ、月間通信容量の上限はあります。7GBです。
「au 4G LTE」は、ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+/LTE)で利用する時に使える電波です。WiMAX2+の電波が圏外だったり、弱い時に自動的にau 4G LTEに切り替えてくれるため、便利なものです。
しかし、au 4G LTEは追加有料オプションサービス(月額1,005円)です。また月間7GBを超過すると128kbpsに速度制限がされます。
そしてこの速度制限がされた場合は、月間通信容量上限がない「WiMAX 2+」で繋いでも翌月1日まで128kbpsになりますので特に注意が必要です。
Q.Speed Wi-Fi HOME L01の製造元のHUAWEI(ファーウェイ)って大丈夫?
A.問題ありません。
HUAWEI(ファーウェイ)は、中国に本社がある通信機器メーカーです。中国メーカー?と聞くと不安に思われる方もいるかと思いますが安心してください。
日本だけでなく、ドイツ・イギリス・アジアといった世界各地にも端末を供給しているメーカーです。
実際、日本で売られているポケットWi-Fiルーターのほとんどは、実はこのHUAWEI(ファーウェイ)が製造元です。ドコモ・au・ソフトバンクでも取り扱いがあります。何年もHUAWEI(ファーウェイ)を取り扱っていますので大きな問題がないということだと思います。
一番おトクにSpeed Wi-Fi HOME L01を入手する方法
WiMAX2+のホームルーターを無料で入手でき、かつ契約特典としてキャッシュバックを貰えるサービスがあります。
2017年5月現在、もっともキャッシュバック特典がおトクな販売代理店は、DTI WiMAX2+です。
GMOとくとくBB「WiMAX2+」は、ルーターによってキャッシュバック特典が異なり、Speed Wi-Fi HOME L01に関しては表に記載の通りです。
Speed Wi-Fi HOME L01 端末料金 |
キャッシュバック特典 | |
DTI WiMAX2+ | 無料 | 29,000円 |
GMOとくとくBB「WiMAX2+」 | 無料 | 26,800円 |
So-net モバイル WiMAX 2+ |
無料 | 20,000円 |
BIGLOBE WiMAX 2+ |
無料 | 20,000円 |
@nifty WiMAX |
1円 | 20,000円 |
UQ コミュニケーションズ | 2,800円 | なし |
まとめ
WiMAX2+のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」の評判・口コミ・レビューについてご紹介しました。
ルーターの評判を調べていると、マイナスな評判もかなり出てくるものですが、この「Speed Wi-Fi HOME L01」については比較的評価が高く、致命的な点は見つかりませんでした。
選んで問題ないルーターだと言えるでしょう。
またWiMAX2+は、各社キャンペーンが充実しています。
「Speed Wi-Fi HOME L01」は無料で入手できますし、さらにキャッシュバック特典も貰えるようになっています。一番おトクなDTI WiMAX2+は、検討の価値ありです。