アジア開発銀行の新基金に45億円拠出へ
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アジア開発銀行の50回目の年次総会が横浜市で開幕し、麻生副総理兼財務大臣は高い環境技術をいかしたインフラ整備を後押しするため、アジア開発銀行が新たに設立する基金に日本として今年度から2年間で4000万ドル(およそ45億円)を拠出すると表明しました。
アジア開発銀行の50回目の年次総会は6日から2日間の日程で横浜市で開かれ、67の国と地域から財務相や中央銀行総裁らが出席して、インフラ投資や貧困削減などについて議論します。
開会式で麻生副総理兼財務大臣は議長国として演説し、「アジア開発銀行の試算では、アジアのインフラ需要は今後15年間で26兆ドル(2900兆円)の膨大な量が見込まれている」と指摘しました。
そのうえで、「質の高いインフラの推進のためアジア開発銀行との連携を一段と強化したい」と述べ、クリーンエネルギーや交通システムなど高い技術を必要とするインフラ整備を後押しするため、アジア開発銀行が新たに設立する基金に、日本として今年度から2年間で4000万ドル(およそ45億円)を拠出すると表明しました。
アジアのインフラ投資をめぐっては、中国が主導するAIIB=アジアインフラ投資銀行が存在感を高めていて、日本は強みをもつ環境技術などの支援でAIIBとの違いを打ち出すとともに、日本からのインフラ輸出を促進したい考えです。
開会式で麻生副総理兼財務大臣は議長国として演説し、「アジア開発銀行の試算では、アジアのインフラ需要は今後15年間で26兆ドル(2900兆円)の膨大な量が見込まれている」と指摘しました。
そのうえで、「質の高いインフラの推進のためアジア開発銀行との連携を一段と強化したい」と述べ、クリーンエネルギーや交通システムなど高い技術を必要とするインフラ整備を後押しするため、アジア開発銀行が新たに設立する基金に、日本として今年度から2年間で4000万ドル(およそ45億円)を拠出すると表明しました。
アジアのインフラ投資をめぐっては、中国が主導するAIIB=アジアインフラ投資銀行が存在感を高めていて、日本は強みをもつ環境技術などの支援でAIIBとの違いを打ち出すとともに、日本からのインフラ輸出を促進したい考えです。