「かかとケアしてるのに、なんでこんなに白くなるの?」
そんな悩みはありませんか?
夏はやっぱり、キレイなかかとで可愛くミュールを履きたいですよね!
そんなカサカサかかとの治し方と、カサカサになってしまう原因をご紹介します。
そもそも、なんでかかとは白くカサカサになってしまうんでしょうか?
かかとがカサカサで白くなるのは角質のせい
かかとが白くカサカサになってしまうのは、角質がたまって硬くなってしまうからです。角質はふつう垢としてはがれ落ちていくのですが、肌の新陳代謝がわるくなり、角質が分厚くなってしまうと考えられるのです。
角質が分厚くなると、なかなか剥がれおちずに、そのまま硬くなってしまうんです。これが、白くカサカサしたかかとの正体です。つまり「乾燥」している状態ですから、まずはこの乾燥を改善しなければいけませんね。
また普段の生活の中に、かかとがカサカサになる原因が隠れているかもしれませんよ。
かかとがカサカサで角質が硬くなる原因
かかとがカサカサで、角質が硬くなる原因とはいったい何でしょうか?
合わない靴を履いている
足に合わない靴や、サイズが合っていない靴を履いていると、足に負担がかかってしまいます。一ヶ所にだけ負担がかかっていたり、摩擦が起きたりしてしまうんですね。足に刺激がかかればかかるほど、足を守ろうとして角質がどんどん厚くなってしまうんです。
また足に合わない靴を履いていると、歩き方も不自然になることが多いですよね。歩き方が変だと、やはり足の一部分にだけ負担がかかることもあります。このように足を苦しめることによって、足が自己防衛しているんですね。それが角質が厚く硬くなる原因です。
足だけ冷えてることが多い
かかとがカサカサになるということは、血行がわるくなっていると考えられます。血行がわるくなると、肌の新陳代謝も低下しますよね。だから角質がたまって、硬くなってしまうんです。
また血行がわるくなると、足が冷たくなります。とくに冷え性ではないのに、足だけ冷えているようなら、かかとに角質がたまりやすいタイプと言えるでしょう。まずは血行を促進することが大切なので、冷やさないように気をつけましょうね。
角質を取りすぎている・角質ケアしてない
かかとケアをしっかりしているのに、角質が分厚く硬くなってしまう人もいるようです。それは角質を取りすぎてしまっているのが原因です。角質を取りすぎると、必要な角質まで削いでしまい、足を守るために角質をさらに厚くするんですね。これもまた足が自己防衛しているということです。
逆に、角質ケアをしていない場合には、蓄積された角質が硬く分厚くなっていると考えられます。肌の新陳代謝であるターンオーバーが、正常にできていないということですね。それは年齢が原因かもしれませんし、食事などの生活習慣の乱れが原因かもしれません。
かかとのカサカサの治し方
では、かかとのカサカサは、どのように治せば良いのでしょうか。
今すぐキレイなかかとにしたいなら「やすり」
かかとの角質を落とす定番の方法と言えば、「やすり」で削ることですね。
お風呂である程度、角質が柔らかくなった後でやすりを使います。でも柔らかくなり過ぎると、角質を取り過ぎる原因にもなりますので、お風呂場ではやらないようにしましょう。
①入浴後、清潔な場所で、清潔なやすりを使って角質を落とします。
②やすりは一方向に動かし、往復しないようにします。
・力を入れないで、優しく動かしましょう。
・肌を傷つけないように、角質を取り過ぎないように注意しましょう。
③化粧水・保湿クリームをたっぷりとつけて、靴下を履いて浸透させます。
注意点は、削り過ぎて肌を傷つけないこと!
それだけは気をつけましょう。
時間はかかるけど安全でキレイになる「スクラブ」
粒子状のスクラブ剤の入ったクリームで、マッサージするようにかかとの角質を取る方法です。スクラブ剤は顔用ではなく、ボディスクラブがおすすめ。
かかとがキレイになるまでに、時間がかかるかもしれませんが、安全にかかとをキレイにすることができます。
ぬるま湯で、しっかりと洗い流しましょう。
肌に負担が少ない「つけ置き」でも見た目が…
かかとのカサカサの治し方は、液体の薬剤につけて、角質を剥がすという方法もあります。イメージとしては、ピーリングと同じです。
やすりで角質を削り取るよりは、肌に負担がかからないと考えられます。ただし、薬剤が肌に合わず、使えない人もいるかもしれません。
そして、もう1つのデメリットは、徐々に角質が剥がれてくるため、キレイになるまでの間は、かかとが汚いです。そしてキレイになるまでの期間も個人差があると言われています。長い人は数週間かかるそうです。
これはやっちゃダメ!NGなかかとケアの方法
かかとのカサカサの治し方をご紹介しましたが、絶対にやってはいけないかかとケアをご紹介しておきます。
軽石で削る
やってはいけないかかとケアの方法は、軽石で削ることです。
むかしは軽石で削るのが主流でしたが、今はダメな方法の1つです。その理由は、かかとの角質を取り過ぎてしまうことと、肌を傷つけてしまうからです。
肌を傷つけたり、角質を取り過ぎると、足を守ろうとして角質を厚くします。角質は、足を守るためにできるものなんですね。
かかとケアの頻度が多すぎる
顔のケアもそうですが、角質を落とすようなケアは、あまり頻繁にやってはいけません。角質は肌を守るためにありますので、全部取る必要はないのです。
角質を取り過ぎると、余計に角質を増やす原因にもなりますから、2~3週間に一度くらいでも良いでしょう。
プラスアルファのかかとケア方法
かかとの角質ケアの方法はご紹介しましたが、それにプラスアルファでかかとケアする方法をご紹介します。
足裏マッサージで柔らかくする
足裏には無数のツボがあります。それは内臓など、全身につながるツボです。足裏マッサージをすることで、全身の血行を良くしたり、不調を治すことでかかとの角質ケアにつながることもあります。
また、かかと自体も柔らかくなり、血行が促進されることで角質が厚くなりにくくなります。保湿ケアの時などに、ついでに足裏マッサージもしてみてくださいね。
足を冷やさないようにする
足が冷えて血行がわるくなると、かかとの角質が硬く厚くなると考えられます。そのため足を冷やさないようにすることが大切です。
足が冷えなければ血行も良くなりますので、靴下を履いたり、マッサージなどを習慣にすると良いでしょう。
また全身の血行を良くし、冷えを防ぐためには、食生活に気をつけたり、睡眠をしっかりとることも大切ですよ。肌のターンオーバーを正常にして、角質がたまり過ぎないようにしましょう。
裸足で過ごす頻度や靴を考える
かかとに角質がたまりやすいのは、裸足で過ごすことが多い人です。夏になるとサンダルを頻繁に履きたくなりますが、できれば靴下を履いて靴を履くことをおすすめします。そしてお出かけなど、ここぞという時にだけ、可愛くミュールを履きこなしちゃいましょう。
また足に合わない靴はなるべく履かずに、足に合った靴を選びましょう。足は全体重を支える大切な場所ですから、なるべく負担をかけないような工夫が必要ですね。
それでもかかとのカサカサが治らないなら病気かも?
かかとのカサカサの原因と治し方をご紹介しました。
この方法を続ければ、硬くカサカサになったかかとが、キレイになっていくはずです。
それでもかかとのカサカサが治らないなら、もしかしたら病気が原因かもしれません。それは水虫です。水虫と言っても、ニオイが発生するとは限らないようです。だから水虫だと気づかないことも多いんですね。
もしかかとのカサカサが治らないようなら、皮膚科を受診することをおすすめします。
ピカピカのかかとで、華奢なミュールを履いたら可愛いですよね。ワタシも大好きです。でもあまり頻繁に履きすぎないようにして、保湿ケアは毎日しましょう。
一日頑張ったかかとを、いたわってあげてくださいね。