妊娠菌のついた米や草やパンツや、赤富士の絵をメルカリで販売してるというもの。
中には小遣い稼ぎで別に妊婦ではないが出品している人もいるそう。
私はメルカリで取引した事もそのサイトを閲覧した事もないのだけどブログなどで不妊治療時代から今現在まで「妊娠菌」については目にする事があった。
初めて見た時は不妊治療の時だったので
「え、妊娠菌って…、なんかキモ!」
と思った。
でもよくネットでは言われているっぽくてまぁ、善意のネット用語みたいなものかのかなとその言葉を使う人をみてた。
元々は妊婦さんのお腹触ったり、おにぎり握ってもらったりする事みたいだけど、私は例え親友がそんなこと言ってきたりおにぎりくれても
「え…?」
となったと思う。
世代的なものもあるのかもしれないし、不妊歴がどのくらいかのかにもよるだろうし、それで喜ぶ人もいるだろうし、基本的には善意のことなんだと思うけど。
そもそも、妊娠してない時に妊娠している人からそんな事されても、当時は妊娠のお腹を見るだけで辛かったし、それにまつわる話だって辛かったからそんな事勧められたら
「花畑妊婦死ね!上から目線やめろ!」
と心の中で思ったかもしれない。(まあ、その人との関係性にもよると思うけど)
でも自分と直接関係がないならそれを言う人が居ても、験担ぎ的にそれを受け入れる人もちっとも構わないとは思う。
(私も不妊初期ならありがとー!となったと思うから)
でも商売にしようとする人がいるんだなぁ、とびっくりした。
お金が発生する時点で販売者が妊婦だろうがそうでなかろうが関係ない気はする。
販売する時点で不妊の人を下にみてるんだなぁと思う。
不妊治療してた時は色んな験担ぎ的な事や、あれをするといい、これをするといい、という情報を耳にした。
もちろん出来る範囲でそれぞれが取り入れたり入れなかったりすると思う。
私は基本的には医学しか信じなかった。
あとはお金も掛からずやってもまぁ、いいかなということだけやった。
神社に行く事があればおみくじ引いたり、子供を授かります様にとお願いしたりはしたけど。
あとはルイボスティーくらい?
まぁ、ルイボスティーのお陰で妊娠したとは思ってないけど。
不妊様の全盛期の時に
「そんなネガティヴだから授からないんですよ」
とかいう言葉は1番イラっとはしたから、不妊様の気持ちを消化出来ず、抱えたまま妊娠出来たことは嬉しかった。
「望むものが何年も手に入らない状態なのに、それにお金も時間も体力も使っていて、仕事にも支障をきたしている状態なのにニコニコ菩薩の様な心でいられるわけないだろーが!この感情は当然だし!!」
と思っていたから。
というよりその怒りのパワーが当時は活力だった気がする。
菩薩の心の状態が妊娠につながるわけじゃなくてよかったー!と思う。
妊娠できる人→×心が穏やか、赤ちゃんが選んでくれた
妊娠→どんな心の状態だろうが妊娠する体の条件が上手くタイミング的に整えば妊娠する
だと私は現在思う。
妊娠している今は多少心穏やかに過ごすことは大切と思うからイライラしない様には心掛けているけど人間だからやっぱりしんどい時はマイナスの感情に支配される事もある。
でも無理にそれを押し殺したりなかったことにする方が思わぬところで爆発してしまう気がすると私は思う。
思ってしまうことは仕方ない。
そういう感情と向き合う事で成長できるのかもしれないなぁと思う。
蓋をしちゃうと向き合えないから。
まぁ、なんでも人それぞれ。
ニュースを見ての個人的な感想でした。