名言と火薬のオンパレード!アーノルド・シュワルツェネッガーによる肉体派アクション映画『コマンドー』
一部の人たちには熱狂的な人気を誇る『コマンドー』。
特に、軽妙でセンスのある日本語訳は面白くて、一度観たら忘れられません。
最近『ランボーシリーズ』を一気見した時に『コマンドー』のことを思い出したので、久しぶりに見直してみました!
元コマンドー部隊の指揮官だったジョン・メイトリクスは、娘のジェニーと山奥で静かに暮らしていた。
ある日かつての上司であったカービー将軍が訪れ、コマンドー部隊にいた元兵士が次々と襲われていると警告をしにやってきた。
軍の警護を置いてカービーが去った直後、謎の武装集団が訪れ、娘のジェニーを連れ去っていってしまう。
メイトリクスはジェニーを追うも、武装集団に捉えられてしまう。
武装集団の正体は、かつてコマンドー部隊の任務によって失脚したバル・ベルデ共和国の独裁者アリアスの一味だった。
彼らは娘の命と引き換えに現バル・ベルデ共和国の大統領暗殺を、メイトリクスに命じてきた。
メイトリクスは武装集団の要求を飲み、一味に連れられて飛行機へ乗るも、部下の監視から逃れ飛行機から脱出し、ジェニーの居場所を探すために隠密行動に出る。
1985年公開のアクション映画。
主演は若き日のアーノルド・シュワルツェネッガーが務めています。
前年の1984年には、彼が主演を務めている『ターミネーター』が公開し大ヒットを収めており、続く本作のヒットにより、アーノルド・シュワルツェネッガーはアクションスターとしての揺るぎない地位を確立しました。
監督はマーク・L・レスター。
数々のアクション映画を製作しており、現在もご健在ですが、近年の作品は日本では劇場未公開の作品ばかりなのが残念です。
うんうん。この安定感抜群の筋肉映画。
80年代の古臭い感じが、またたまりませんね。
アーノルド・シュワルツェネッガーの筋肉にも惚れ惚れしますね。
がっしりしていて、全体的にバランスのいい体型ですよね。
先日、現代の筋肉(ハゲ)カーアクション映画代表の、『ワイルド・スピード ICE BREAK』を観たのですが、やっぱり『コマンドー』のような、元戦士が身体全体を使って大暴れする肉体派なアクション映画もいいですね。
ストーリーもわかりやすく、テンポもいいので観やすく最後まで飽きません。
まあそんなことはできないだろうよ(笑)と思いたくなるぶっ飛び展開も多々ありますが、それは派手でパワー重視のアクション映画には必須条件なので仕方ないと思いましょう。
この映画を人気不動のものにしている、イカしたセンスの日本語訳も最高にテンションが上がります。
私も、日本語訳のセンスが抜群に面白い、というところから『コマンドー』という作品の存在を知ったくらいです。
色々な名言がありますが、一番好きなのは「お前を最後に殺すと約束したな。あれは、嘘だ」ですかね(笑)
実際に本編でそのセリフを聞いたら、ヒュー!カッコイイー!としびれること間違いなしです。
退役軍人が娘を取り返すために戦う、勧善懲悪のアクションムービー。
単純なストーリーなので、肩の力を抜いてリラックスして観ましょう。
娘のジェニーが世界で一番大切で子煩悩なメイトリクス。
ところがこの大切なジェニーが、人質に取られてしまった!!まあ大変。
娘を奪われた父親は、大抵やばいことになりますからね・・・『96時間』的な。
更に面倒なことに、人質に取った武装集団の中には、かつての部下で、死んだと思われていたベネットがいたのです。
ベネットが生きていたことに驚くメイトリクスと、ベネットとのやりとりの日本語訳も素晴らしい。
娘の命のために、武装集団の要求をのむメイトリクス・・・とみせかけて全くいうことを聞く気がないメイトリクスが本当に面白い。
大体の映画って、主人公が敵の要求にギリギリまでしたがって、最後の最後にどんでん返しする展開がスタンダードだと思うのですが、『コマンドー』はそうはいかないのです。
飛行機に乗って、いざ出発!というところで、さっそくメイトリクスは監視の首を軽く折り曲げて逃げ出します(笑)
早いよ!!
そもそもメイトリクスの監視役が1人って時点で、武装集団の間抜け感が否めませんね。
それからジェニーを取り戻すために、メイトリクスの反撃が始まります。
ベネットたちのアジトにたどり着いてからの、メイトリクスの覚醒具合がかっこいいんですよ。
コマンドー部隊にいた頃のメイトリクスを拝めます。
顔にペイントを塗って、防弾チョッキを身につけたメイトリクスがアップになったカットはテンションが上がりますよね〜
有無を言わさぬメイトリクスの反撃によって武装集団とベネット共々コテンパンにされ、無事ジェニーはメイトリクスの元へと戻るのでした。
メイトリクスはコマンドー部隊の指揮官を務めるほどの優秀な兵士。
ですが最強の兵士というよりは、時々子煩悩な父親の姿が垣間見えるキャラクターです。
シンディと行動を共にしているとき、ジェニーのことを必死に話しているシーンがあります。
ジェニーが大切で、なんとしても助けたいというのが伝わってくるんですよね。
時々理解を超える行動してくれるけど、いいお父さんじゃないか〜と思いました。
コマンドーを引退した後は、木こりで生計を立てているのですが、木こりにしてはマッチョすぎて笑います。
あんな木こりいないだろ!?
『ターミネーター』からすると、メイトリクスの方が幾分人間らしいですよね。
まあ見た目はいかつくて言葉少なな兵士で、肉体派で無骨な感じではありますけども。
『ターミーネーター』では、強面で無口な悪役の印象が強烈でしたが、本作は正義感溢れる強くて頼もしい父親のキャラクターを演じています。
メイトリクスを演じたことによって、『ターミネーター』の悪役のイメージが覆され、アーノルド・シュワルツェネッガーにとっては役者人生にプラスになったんですよね。
確かにメイトリクスは、時に饒舌に喋りますし(まともな会話かと言われるとそういうわけではない)、頭の回転が早く優秀な兵士なんだなあと思うシーンもあり、人間味のある役を演じています。
もちろん本作でも、強靭な肉体を披露していますよ!
胸筋と上腕二頭筋の鍛えられ方がすごいです。
ボディービルダーをやっていただけあって、もうムッキムキ。
さすが元祖肉体派俳優と言われるだけあります。
銃を使ったド派手なアクションが多く、画面がいつも大炎上しているのも印象的ですね。
敵と認識したら、容赦ない攻撃をかますメイトリクス。
最初に武装集団がやってきた途端、容赦なく敵のお腹に一発ぶち込む!
「娘はどこだ?」
「無事取り戻したければ俺たちに協力しろ、OK?」
「OK!」(ズドン!)
もうこのシーンを見た瞬間、笑いが止まりませんよ。
やばい映画に出会ってしまったと察するはずです。
それからも機会があれば銃を撃ちまくる!
拳銃、散弾銃、ロケットランチャー、手榴弾、地雷、爆発物のオンパレードで、やりたい放題やってくれてます。
もう爆発してないときはないんじゃないかっていうくらい。
ロケットランチャーの迫力はさすがでしたね。
そんなものをさっと手にいれられるのもおかしいのですが(笑)
後半の、メイトリクスが敵のアジトに潜入してからのシーンは最高でしたね!
銃弾は飛び交い、ガラスは割れまくり、まさに戦場のよう。
敵兵に向かってナイフを投げるモーションが綺麗に敵兵に刺さっていて、すごくお気に入りです。
ただメイトリクスとベネットの一騎打ちのシーンがちょっと長ったらしいんですよね〜
やられる!?いややられない!ってのが、だらだら続きます。
うおお、うお?うおお・・・と、いいように2人に転がされながら観てました。
ちなみにこの作品で、メイトリクスは74人も人を殺しているんだそうです。
更にいえば、アーノルド・シュワルツェネッガーの作品の中で一番人を殺しているんだとか。
すごい。
やはりこの作品が支持され続けるのは、センスあふれる日本語訳にあるのではないでしょうか。
特に平田勝茂氏の翻訳による日本語字幕が大人気で、未だにネットやSNSなどで話題になることがしばしばありますよね。
私のお気に入りの日本語訳をいくつか紹介します。
「連れを起こさないでくれ。死ぬほど疲れている」
監視役の男をのして、メイトリクスが客室乗務員に放った一言。
もう死んでいます。
「筋肉モリモリマッチョマンの変態だ」
メイトリクスを表したセリフ。
このゴロの良さは素晴らしいですねえ。
「お前は最後に殺すと約束したな」
「そうだ、大佐、助け、」
「あれは嘘だ」
この容赦ない感じがたまりません。
「何が始まるんです?」
「第三次大戦だ」
短い台詞のやりとりなのに、めちゃくちゃテンポがいいんですよね。
笑うシーンではないのかもしれませんが、勝手に笑ってしまいますね。
全編通してかなり面白くて子気味いい日本語訳が炸裂しているので、ぜひこれは本編を観てほしいです。
・アクションシーン
・独特の日本語字幕
やっぱりアーノルド・シュワルツェネッガーの肉体派なアクションが魅力的ですね。
ゴリ押しゴリ押しのファイトシーンは、食い入るように画面を見つめてしまいます。
そして日本語訳が更にこの作品を盛り上げてくれています。
・最後のメイトリクス vs ベネットのシーン
かなりテンポよく進んでいたのに、ここだけがダラダラ続いてじれったく感じてしまいました。
昔のアクション映画って感じですね。
単純明快な勧善懲悪ストーリーは、観ていて爽快!
時間も90分くらいなので、気軽にちょっと観てみようかなという感覚で鑑賞しやすいと思います。
ド派手なガンアクションシーンもたくさんあり、気分もスカッとしてきます。
アーノルド・シュワルツェネッガーの、ムッキムキな筋肉も見所ですよ!(笑)
日本語訳のネタで知っているという方も、本編も最高に面白いのでぜひ一度観てみてくださいね。
特に、軽妙でセンスのある日本語訳は面白くて、一度観たら忘れられません。
最近『ランボーシリーズ』を一気見した時に『コマンドー』のことを思い出したので、久しぶりに見直してみました!
コマンドー(Commando)
監督 | マーク・L・レスター |
---|---|
脚本 | スティーヴン・E・デ・スーザ |
出演者 | アーノルド・シュワルツェネッガー アリッサ・ミラノ レイ・ドーン・チョン ダン・ヘダヤ ヴァーノン・ウェルズ |
公開 | 1985年 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
あらすじ
元コマンドー部隊の指揮官だったジョン・メイトリクスは、娘のジェニーと山奥で静かに暮らしていた。
ある日かつての上司であったカービー将軍が訪れ、コマンドー部隊にいた元兵士が次々と襲われていると警告をしにやってきた。
軍の警護を置いてカービーが去った直後、謎の武装集団が訪れ、娘のジェニーを連れ去っていってしまう。
メイトリクスはジェニーを追うも、武装集団に捉えられてしまう。
武装集団の正体は、かつてコマンドー部隊の任務によって失脚したバル・ベルデ共和国の独裁者アリアスの一味だった。
彼らは娘の命と引き換えに現バル・ベルデ共和国の大統領暗殺を、メイトリクスに命じてきた。
メイトリクスは武装集団の要求を飲み、一味に連れられて飛行機へ乗るも、部下の監視から逃れ飛行機から脱出し、ジェニーの居場所を探すために隠密行動に出る。
1985年公開のアクション映画。
主演は若き日のアーノルド・シュワルツェネッガーが務めています。
前年の1984年には、彼が主演を務めている『ターミネーター』が公開し大ヒットを収めており、続く本作のヒットにより、アーノルド・シュワルツェネッガーはアクションスターとしての揺るぎない地位を確立しました。
監督はマーク・L・レスター。
数々のアクション映画を製作しており、現在もご健在ですが、近年の作品は日本では劇場未公開の作品ばかりなのが残念です。
これぞ元祖筋肉アクション映画!
うんうん。この安定感抜群の筋肉映画。
80年代の古臭い感じが、またたまりませんね。
アーノルド・シュワルツェネッガーの筋肉にも惚れ惚れしますね。
がっしりしていて、全体的にバランスのいい体型ですよね。
先日、現代の筋肉(ハゲ)カーアクション映画代表の、『ワイルド・スピード ICE BREAK』を観たのですが、やっぱり『コマンドー』のような、元戦士が身体全体を使って大暴れする肉体派なアクション映画もいいですね。
ストーリーもわかりやすく、テンポもいいので観やすく最後まで飽きません。
まあそんなことはできないだろうよ(笑)と思いたくなるぶっ飛び展開も多々ありますが、それは派手でパワー重視のアクション映画には必須条件なので仕方ないと思いましょう。
この映画を人気不動のものにしている、イカしたセンスの日本語訳も最高にテンションが上がります。
私も、日本語訳のセンスが抜群に面白い、というところから『コマンドー』という作品の存在を知ったくらいです。
色々な名言がありますが、一番好きなのは「お前を最後に殺すと約束したな。あれは、嘘だ」ですかね(笑)
実際に本編でそのセリフを聞いたら、ヒュー!カッコイイー!としびれること間違いなしです。
娘をとりもどすため元コマンドー指揮官が大暴れ!
退役軍人が娘を取り返すために戦う、勧善懲悪のアクションムービー。
単純なストーリーなので、肩の力を抜いてリラックスして観ましょう。
娘のジェニーが世界で一番大切で子煩悩なメイトリクス。
ところがこの大切なジェニーが、人質に取られてしまった!!まあ大変。
娘を奪われた父親は、大抵やばいことになりますからね・・・『96時間』的な。
更に面倒なことに、人質に取った武装集団の中には、かつての部下で、死んだと思われていたベネットがいたのです。
ベネットが生きていたことに驚くメイトリクスと、ベネットとのやりとりの日本語訳も素晴らしい。
娘の命のために、武装集団の要求をのむメイトリクス・・・とみせかけて全くいうことを聞く気がないメイトリクスが本当に面白い。
大体の映画って、主人公が敵の要求にギリギリまでしたがって、最後の最後にどんでん返しする展開がスタンダードだと思うのですが、『コマンドー』はそうはいかないのです。
飛行機に乗って、いざ出発!というところで、さっそくメイトリクスは監視の首を軽く折り曲げて逃げ出します(笑)
早いよ!!
そもそもメイトリクスの監視役が1人って時点で、武装集団の間抜け感が否めませんね。
それからジェニーを取り戻すために、メイトリクスの反撃が始まります。
ベネットたちのアジトにたどり着いてからの、メイトリクスの覚醒具合がかっこいいんですよ。
コマンドー部隊にいた頃のメイトリクスを拝めます。
顔にペイントを塗って、防弾チョッキを身につけたメイトリクスがアップになったカットはテンションが上がりますよね〜
有無を言わさぬメイトリクスの反撃によって武装集団とベネット共々コテンパンにされ、無事ジェニーはメイトリクスの元へと戻るのでした。
娘が世界一のお父さん
メイトリクスはコマンドー部隊の指揮官を務めるほどの優秀な兵士。
ですが最強の兵士というよりは、時々子煩悩な父親の姿が垣間見えるキャラクターです。
シンディと行動を共にしているとき、ジェニーのことを必死に話しているシーンがあります。
ジェニーが大切で、なんとしても助けたいというのが伝わってくるんですよね。
時々理解を超える行動してくれるけど、いいお父さんじゃないか〜と思いました。
コマンドーを引退した後は、木こりで生計を立てているのですが、木こりにしてはマッチョすぎて笑います。
あんな木こりいないだろ!?
『ターミネーター』からすると、メイトリクスの方が幾分人間らしいですよね。
まあ見た目はいかつくて言葉少なな兵士で、肉体派で無骨な感じではありますけども。
ターミネーターのイメージを払拭したアーノルド・シュワルツェネッガー
『ターミーネーター』では、強面で無口な悪役の印象が強烈でしたが、本作は正義感溢れる強くて頼もしい父親のキャラクターを演じています。
メイトリクスを演じたことによって、『ターミネーター』の悪役のイメージが覆され、アーノルド・シュワルツェネッガーにとっては役者人生にプラスになったんですよね。
確かにメイトリクスは、時に饒舌に喋りますし(まともな会話かと言われるとそういうわけではない)、頭の回転が早く優秀な兵士なんだなあと思うシーンもあり、人間味のある役を演じています。
もちろん本作でも、強靭な肉体を披露していますよ!
胸筋と上腕二頭筋の鍛えられ方がすごいです。
ボディービルダーをやっていただけあって、もうムッキムキ。
さすが元祖肉体派俳優と言われるだけあります。
ゴリ押しガンアクション最高!
銃を使ったド派手なアクションが多く、画面がいつも大炎上しているのも印象的ですね。
敵と認識したら、容赦ない攻撃をかますメイトリクス。
最初に武装集団がやってきた途端、容赦なく敵のお腹に一発ぶち込む!
「娘はどこだ?」
「無事取り戻したければ俺たちに協力しろ、OK?」
「OK!」(ズドン!)
もうこのシーンを見た瞬間、笑いが止まりませんよ。
やばい映画に出会ってしまったと察するはずです。
それからも機会があれば銃を撃ちまくる!
拳銃、散弾銃、ロケットランチャー、手榴弾、地雷、爆発物のオンパレードで、やりたい放題やってくれてます。
もう爆発してないときはないんじゃないかっていうくらい。
ロケットランチャーの迫力はさすがでしたね。
そんなものをさっと手にいれられるのもおかしいのですが(笑)
後半の、メイトリクスが敵のアジトに潜入してからのシーンは最高でしたね!
銃弾は飛び交い、ガラスは割れまくり、まさに戦場のよう。
敵兵に向かってナイフを投げるモーションが綺麗に敵兵に刺さっていて、すごくお気に入りです。
ただメイトリクスとベネットの一騎打ちのシーンがちょっと長ったらしいんですよね〜
やられる!?いややられない!ってのが、だらだら続きます。
うおお、うお?うおお・・・と、いいように2人に転がされながら観てました。
ちなみにこの作品で、メイトリクスは74人も人を殺しているんだそうです。
更にいえば、アーノルド・シュワルツェネッガーの作品の中で一番人を殺しているんだとか。
すごい。
センス抜群な日本語訳に乾杯
やはりこの作品が支持され続けるのは、センスあふれる日本語訳にあるのではないでしょうか。
特に平田勝茂氏の翻訳による日本語字幕が大人気で、未だにネットやSNSなどで話題になることがしばしばありますよね。
私のお気に入りの日本語訳をいくつか紹介します。
「連れを起こさないでくれ。死ぬほど疲れている」
監視役の男をのして、メイトリクスが客室乗務員に放った一言。
もう死んでいます。
「筋肉モリモリマッチョマンの変態だ」
メイトリクスを表したセリフ。
このゴロの良さは素晴らしいですねえ。
「お前は最後に殺すと約束したな」
「そうだ、大佐、助け、」
「あれは嘘だ」
この容赦ない感じがたまりません。
「何が始まるんです?」
「第三次大戦だ」
短い台詞のやりとりなのに、めちゃくちゃテンポがいいんですよね。
笑うシーンではないのかもしれませんが、勝手に笑ってしまいますね。
全編通してかなり面白くて子気味いい日本語訳が炸裂しているので、ぜひこれは本編を観てほしいです。
良かった点
・アクションシーン
・独特の日本語字幕
やっぱりアーノルド・シュワルツェネッガーの肉体派なアクションが魅力的ですね。
ゴリ押しゴリ押しのファイトシーンは、食い入るように画面を見つめてしまいます。
そして日本語訳が更にこの作品を盛り上げてくれています。
悪かった点
・最後のメイトリクス vs ベネットのシーン
かなりテンポよく進んでいたのに、ここだけがダラダラ続いてじれったく感じてしまいました。
昔のアクション映画って感じですね。
まとめ
単純明快な勧善懲悪ストーリーは、観ていて爽快!
時間も90分くらいなので、気軽にちょっと観てみようかなという感覚で鑑賞しやすいと思います。
ド派手なガンアクションシーンもたくさんあり、気分もスカッとしてきます。
アーノルド・シュワルツェネッガーの、ムッキムキな筋肉も見所ですよ!(笑)
日本語訳のネタで知っているという方も、本編も最高に面白いのでぜひ一度観てみてくださいね。
コマンドー ディレクターズ・カット(製作30周年記念日本語吹替新録版/台本付)(初回生産限定) [Blu-ray]
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