外資系転職の採用 女性の場合年齢は関係ある?

日本人にとっては、いまだ謎の多い”外資系企業”。転職の採用条件やその仕事の“実態”はわからないことが多いですね。

外資系企業を目指すのは、男だけとは限りません。女性も日本企業の閉そく感にあきあきして転職する方が多いですね。私の周りにも女性がうようよ。

女性が外資系企業への転職を考える場合、年齢などの採用条件に付いて触れておきたいと思います。

採用条件は年齢によって変わる

結論からお伝えしますと、外資系企業の場合の採用条件は”年齢”だけではないと言えます。女性も男性もそうですが、年齢が上がれば、”採用条件”が厳しくなるのは同じです。これは日本企業でもそうです。この場合の厳しいとは、日本企業のように単純に40歳だから、選考の土俵に上がらせないという事ではなく、求めるスキルや人物像が違うと考えた方が良いです。

つまり、外資系企業の場合、年齢が上がれば、マネージメントスキルを求める傾向が、”ぐっと”上がります。即戦力を期待するのが、外資系企業。当然と言えば当然です。

30歳を過ぎれば、日本で言う課長クラス、40代以降は部長クラスのマネージメントスキルは期待されるので結構甘くないことを肝に銘じてください。
ただ、外資系企業と言っても、さまざまな形で日本でビジネス展開しています。日本法人を設立している大企業、数名で展開している会社など千差万別。このあたりは、転職エージェントとよく相談してあなた自身にあう、そして高く評価してくれるところを探していくのが良いと思います。

マネージメント経験がない女子は?

 マネージメント経験がない女子も多いのではと思います。そりゃそうですね。一般の日本の会社では30代そこそこではまだまだ年功序列を維持しているところも多いので、経験できないですよね。下手したら40代でも女子も場合は、部下を持ったことがない。あるいはプロジェクトをリードしたことがない人も結構いますね。

あなた自身がこのようなケースの場合は、専門職を狙う方法があります。つまり、バックオフィス系の職種を考えてみてください。もちろんあなたが経理、人事、法務、秘書などの職種についていない場合は難しいかもしれませんが。。

経理をずっとやっていた場合(例えば10年や15年の経験があった場合)、スキルが若い人より上であれば採用される傾向にあると思います。年齢はあまり関係なくなります。
でも、このバックオフィス系の職種の場合は、簡単な英語能力が必要になってくると思います。ですから、この分野では英語の能力を高めておいた方が採用されやすいでしょう。
繰り返しになりますが、これも外資系企業によります。日本人が大勢いる外資系の場合は英語能力はあまり必要ないかもしれませんが、小さな外資系会社の場合は、直接海外の上司に説明する必要も出てくると思います。さまざまです。

外資系はキャリアアップを目指す女性にはぴったり!

日本の企業と違い、外資系企業では、女性の管理職の比率も多いです。お伝えしたように、30代、40代になっても、経験やスキルがあれば、転職しやすい環境にあります。あくまで、外資系企業は即戦力を求め、仕事は実力主義であり、年齢や性別は関係ないというところが、キャリアアップを目指す女性には働きやすい環境と言えると思います。

ただ、外資系企業は高い給与が期待できる反面、かなりハードな環境もあると考えてください。決して生ぬるい環境を思い浮かべないでください。

私の経験によりますと、外資でキャリアアップを目指すのであれば、早くこの業界(あえて業界と位置づけました)に入るべきです。一度入れば、その働く環境もわかってきますし、またあなたの次のキャリアアップのプランも立てやすくなります。

つまりは、あなたの成長もあなた自身で立てた戦略に基づいた計画次第だと思うのです(これ結構大事!)。周りの状況を見ながら、戦略や計画を修正し、将来の目指す姿に近づいていくのが、女性でも外資系企業で成功するカギだと思います。