今週のお題「ゴールデンウィーク2017」
サウナが生活に組み込まれて2ヶ月ほど。『マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1) (モーニング KC)』や『サウナでは白い椅子が究極体験の鍵を握る!? | ネットラジオ BS@もてもてラジ袋』など、にわかにはじまったサウナブームにのせられて入ってみると見事にハマった。
地元近くの銭湯系サウナや、『アメトーーク』の銭湯大好き芸人でも取り上げられた中目黒の光明泉などに通っていたのだけど、セルフロウリュが体験できる本格的なサウナ施設にいきたくなって、東京サウナのなかでは最古参にして最強と呼ばれている鶯谷のサウナセンター大泉までお出かけ。遠出の旅行をするつもりもあったのだけど、疲労と無精がそれに勝る。
8時間1800円の入館手続きを終えるとドリンク無料券のプレゼント。最高の生ビールまでの組み立てを考えざるをえない。脱衣所で館内着に着替えたら、エレベーターで6階の大浴場まで直行。やや狭い敷地内のビル全体がサウナセンターとなっているため、縦に長い構成となっている。
セルフロウリュと風鈴でととのう
身体をあらってサウナ室。この施設では自分でサウナストーンに水をかけるセルフロウリュができる。ジューッという音とともに水蒸気が出て体感温度が上がる。「ロウリュ」といえば、タオルであおぐのを想像しがちだけど、あれは「アウフグース」という別のサービスで、本来のロウリュはこの水蒸気のことのみを言うらしい。90度を超えるサウナ室が水蒸気で充満すると汗が吹き出る。
12分計が1周したことを確認してから水風呂。掛水で汗をながして、17度の水風呂にどぼん。熱せられた身体がいっきに冷える。銭湯系の水風呂は狭いし19度前後だから、体感温度としてはすぐあったかくなるのだけど、冷たさが持続する。水風呂側にも12分計があるのが嬉しい。最低でも3分は耐えてから小休止。
これを何度か繰り返したのちベンチで大きく休憩。ブラインドごしに風が通って、チリーンと風鈴がなる。冷えた身体を伸ばすと震えとも痺れともつかない感覚に身体の先端から支配されていき、それが頭に到達する頃には快感に変わる。熱いサウナで血管を太くしてから、冷たい水風呂で血管を締めるポンプ効果により発生する「ととのった」と呼ばれる合法トリップ現象。これまで、できる時とできない時があったのだけど、これだけの施設が揃えば簡単にできてしまう。
休憩所でぼんやりしてからアウフグース
1回目の整いができたので、水分を補給してから休憩所でぼんやり。畳部屋にマットを敷いてごろ寝したり、足つぼマッサージ機をしながら漫画。置かれている漫画がスピリッツ多めのラーメン屋センスというか、それはそれで楽しい。心地の良い眠気。
まだまだビールには早いので、2度目の入浴。17時からはスタッフによるロウリュとアウフグースが受けられる。ハーブのアロマオイルでのロウリュとアウフグース。爽やかな匂いと熱波で心地のよい発汗。ロウリュの後は徐々に体感温度があがっていくので、我慢大会っぽさもある。
ここからは、「整い」よりもすっきり感を重視して、大浴場やでだらだら。カミソリや歯ブラシやナイロンタオルなどの無料アメニティが充実しているので、これを機会に全身をメンテナンス。身体中の毒素が抜けたような気がする。
サウナ飯の生姜焼き定食が最高
お腹が空いてきたので、食堂でサウナ飯。渇いた身体にビールが染み込む。プひゃー。
ソーセージ5本+目玉焼き2個の豪華ソーセージエッグ定食が550円という最強コスパなのだけど、身体が生姜焼きを求めていたので注文。今日は徹底的に自分の身体を甘やかせるのだ。
豚バラ系の濃い目の生姜焼きでご飯とビールがすすむ。本当に美味いのかサウナのおかげなのかは分からないけど、この生姜焼きが異常に美味かったのは真実。本当の楽園は鶯谷にあったのかもしれない。このまま沈没してもよかったけれど、歯を食いしばって日帰り。もう1杯だけビールを飲んでの寝落ち。
マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1) (モーニング KC)
- 作者: タナカカツキ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: コミック
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