今がフリーランスになるのに最適のときである理由
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Inc.:最近、私は地元の美術学校からフリーランスのビジネスに関するパネルディスカッションにスピーカーとして招かれました。学生の皆さんから、現在のマーケットはどんな感じか、とか値段、売上、ブランディングなどについて、熱心な質問を浴びせられました。
このワークショップの中盤にさしかかった頃、私は突然実感したのです。私が7年近く前にフリーランスのライターを始めた頃に比べたら、今はクリエイティブな仕事の人がフリーランスになることははるかに簡単になっていると。
7年前にさかのぼると、フリーランスは就職できない人がすることでした(フリーランスになるきっかけは就職できないからでした)が、今やフリーランスはトレンドです。なぜ今がフリーランスになるには最適なときなのか、過去数年にわたりマーケットがシフトするのを見てきた私の個人的な経験に基づいて3つの理由を挙げたいと思います。
1.インターネットの発達が、フリーランスで仕事をしやすくしている
インターネットが普及したのはしばらく前のことでしたが、インターネットを使うことで場所にとらわれず、どこからでも仕事をする人が出てきたのは、ほんの2、3年前のことです。
私の仕事を例に取りましょう。私はインターネットがある限り仕事ができます。コワーキングスペースからでも自宅のベッドからでも、自分が選んだどの都市からでもどの国からでも、インターネットにアクセスできれば仕事をすることが可能です。
インターネットのおかげでマーケティングや顧客の幅を広げることも容易になりました。スモールビジネスはもはや地元のマーケットに縛られることがなくなりました。私がフリーランスで文章を書いたりコンテンツマーケティングの顧客を持つことができるのもインターネットのおかげです。インターネット様様です。
2.儲かる
Freelancer's Union and Upworkの調査によれば、ほとんどのフリーランサーがフリーランスになる直前の仕事よりたくさんお金を稼いでいると言っています。
私もそうです。今の総所得は、就職していた最後の時期の3倍です。率直に言うと、以前の1週間分以上を1日で稼げてしまいます。さらに、稼ぎに上限がありません。ビジネスをうまく回していければ、その分お金をたくさん稼げるのです。
3.マーケットが完全にシフトした
完全に本職のフリーランスになる前は、私はフォーチューン誌上位500社に相応しい就職志願者を探すことに特化した会社のリクルーターでした。
失業した人たちとの面談に2、3年明け暮れた末、フリーランスをした方が、会社勤めを本業にするより安全だと気づきました。フリーランスなら、クライアントを1つ失っても、その月の収入をすべて失うわけではありません。でも、会社勤めをしていて、もし解雇されたら、全く収入源がなくなります。
経済がシフトして変化の風が「契約ベースの仕事」に味方していると気づいたのも、リクルーターの仕事をしていた頃です。私は、フリーランスでサービスを提供することに俄然興味を持ち始めました。それも、家族経営の小さな店のコンテンツに留まらず、大企業も視野に入れてです。
それから2、3年があっという間に過ぎ、かつてリクルーターをしていた頃に扱っていた規模の会社に今の私はコンテンツマーケティングを提供しています。
まとめ
上記の要因はすべて、今がフリーランスになる最適のときであることを示しています。そして、そう思っているのは私だけではありません。前述と同じ調査で、いまだかつてないほどの多くの人たちが自ら選択して会社を辞めていることがわかりました。
近年の経済におけるシフトを考えると、これは驚くべきことではなく、一過性のトレンドでもないようです。
3 Reasons Why Now Is the Best Time to Freelance | Inc.
Amanda Abella(訳:春野ユリ)