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子供に伝えたいお金の話

未来の自分の子供に伝えたい金融知識を書き綴ります。

お金のルールについて 〜フローとストック①〜

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ってか、お金のルールって何?

前回の記事では、国が採用している考え方によってお金のルールが異なること、ほとんどの国が資本主義を採用していることを書いた。(前回の記事はこちら⇩)

hosakunasubi.hatenadiary.jp

 

今回は、前回の続きとして、フローとストックの考え方について書く。なぜなら、この2つの考え方を理解すれば、お金のルールの90%は理解したも同然になるからだ。

 

フローって何?

フローとは英語でFlowと書く。

(絶え間なく)流れる、流れ出る、わき出る、流れるように動く、流れるように通る、すらすらと流れ出る、流れるように垂れる、風になびく、巡る、通う

引用元:Weblio辞書

 「流れる」という意味のとおり、お金の流れを意味する。Aさんのお金の流れを考えてみると、Aさんは会社に勤めているサラリーマンのため、安定した収入と臨時のボーナスが入ってくる。これがAさんに入ってくるお金だ。

 

また、Aさんはマンションの一室に住み、そこで電気・水道・ガスを使い、趣味のゴルフのために道具を購入し、毎週のようにゴルフを楽しんでいる。家賃や光熱費、趣味費にお金が出て行っている。これがAさんから出て行くお金だ。

 

この入ってくるお金と出て行くお金の流れのことをフローと呼ぶ

ストックって何?

ストックとは英語でStockと書く。

(売り物の)在庫品、仕入れ品、貯蔵、蓄え、備蓄、(知識などの)蓄積、蘊蓄(うんちく)、家畜、株式資本、株式 

引用元:Weblio辞書

 「蓄積」という意味のとおり、お金の蓄積を意味する。ただし、お金そのものだけでなく、資産価値のあるものであっても、ストックと呼ぶ。Aさんのお金の蓄積を考えてみると、収入のうち貯金をいくらかしており、マイカー及びマイホームも購入している。最近投資に興味を持ち始め、余裕資金を株式購入にあてている。

 

この蓄積している資産価値のあるもののことをストックと呼ぶ。

 

前提となるルールの次に覚えたいルールは?

フローとストックの考え方を理解すれば、お金のルールの90%くらいは理解したことになる。あなたもとてもシンプルなルールだと思わなかっただろうか?

 

この前提となるシンプルなルールを理解した上で、諸々の細かいルールを覚えていくことが大事なのだ。

 

サッカーも相手のゴールにボールを入れたら1点という前提となるシンプルなルールをまず知ることが大事。手を使ったらハンドになってしまうとか、オフサイドという細かいルールは後で覚えていけばいい。

 

次回はフローとストックの考え方をさらに一段深めてお伝えしたい。実はフローとストックには種類がある。その種類を覚えることで、知らない間に損をすることを防ぎ、上手にルールを活用してどんどんお金を増やしていくことができるようになる。