越田省吾
2017年5月4日20時09分
通常の虹とは逆向きの弧を描く光が4日午前、栃木県大田原市の上空で見られた。気象庁によると「環水平アーク」と呼ばれる気象現象で、薄い氷の雲で太陽光が屈折し虹のように輝く。光が太陽より高い位置に出る場合は「環天頂アーク」と呼ばれる。
川崎市在住の会社員、来見田恒昭さん(54)が家族と行楽中に気付き、撮影した。30分ほど出ていたという。
「太陽と同じ方角に出ていて、しかも両端が上がっているのは珍しいと思い、急いで撮りました」と話していた。(越田省吾)
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朝日新聞社会部