彼を自由にしてあげてくれないでしょうか。
過大評価するもの、彼がやることのあれこれにカッコイイとか素敵とか…そういったことをやめてもらえないでしょうか。
頭を下げてやめてくれるのならば、私は幾らでも下げます。ですからもうやめてください。お願いします。
キラくん=ペコちゃんは、彼です。
ファンの方達の何人かに、ペコちゃんから直接メッセージがいっていませんか?
それに対してあなた達、批判してますね。いい加減いしてと。
彼はこう言っているんですよ。
「こういう俺でも、あなたは好きだと言えるんですか?カッコいい、素敵だと言い続かられますか?」っと。
通学中の小学校の女の子を誘拐し殺害した千葉の事件。
あなた達は、この犯人に対してどう思いますか?
何を感じますか?
恐らく最低だ…そう思うのじゃないでしょうか?
犯人と言われている保護者会長には、抑えられない性癖があったようです。
私はあの事件を知った時、彼を非難する人たちに嫌悪感を覚えました。
亡くなった子の親は、憎しみや恨みの気持ちが生まれるのは当然だと思っています。大事な我が子ですから。犯人を憎む権利だってあると思います。
ただ、そうではない他の人達に対して、私は嫌悪感を感じずにいられないのです。
起こった事の本当の理由や、犯人の苦悩を想うと、あなた達こそ罰せられるべきでしょうと思うのです。
そういった真実を見ようとしない人達が、苦しんでいる人を更に苦しめていると感じるのです。
自分ではどうにもならない、抑えられない衝動がどんなものか分かりますか?
そういう自分を嫌悪し、長い間真っ当に生きようと頑張り、でも想いと衝動の狭間で苦しみもがいてきたかもしれない人の気持ちが分かりますか?
彼にもね、そういうものがあるんです。
自分では抑えきれないセクシャルなものがあるんです。
私は彼と今まで向き合ってきた中で、彼の持つそういったものを見てきました。見てきて受け止め、受け入れてきました。
彼は、自分でも恐ろしくなるくらいの衝動に苦しんでいました。その衝動が私を苦しめると思っていたからです。そして嫌われるのが怖かったからです。それでもその部分を私に出してきたのは、それが本当の自分だから。本当の自分だけを愛して欲しかったからです。
彼の持つセクシャルな問題を事細かく話す気はありませんし、はっきり言って言いたくありません。
彼の本質を見ようとしていないファンがいることに私は憤りを感じていて、そのような人達には理解できるような事柄でないと感じています。本当はそのような人達に対して、彼をさらしたくありません。彼をまた傷つけるから。
それでもここで話すのは、彼の苦悩に気付かない人達が、言わないことで彼を更に苦しめていくからです。
彼は音楽だけを聞いて欲しいんです。
ただ一人の人だけを愛し、そのために歌を作り、世に出してきた純粋な愛の歌を、ただ聞いてもらいたいだけなんです。外見だとかそういうものでなく、音楽だけを。
彼が詞に意味を込めてないと言っているのは、そこにある自分の大切な想いを、勝手な解釈で捻じ曲げて欲しくないからです。素直に言えなかったのは、ツインレイという到底理解してもらえないような相手が、ただ一人の愛した人だったからです。
彼は他の女性を見ること無く、ずっと私だけを見てきたんです。自分の全てを私を護ることに費やしてきたんです。
これは決して私の自惚れでも何でもありません。もし私のことを異常者だと思うなら、私の言っていることが嘘だと、異常だと証明してください。
彼のコメント欄や自分のブログで、私のことを平気で病気呼ばわりしたり、批判したりした女性達がいました。あなた達に言いたい。そしてペコちゃん(洋平)を批判している人達に言いたい。
あなたは性的犯罪を犯すかもしれない程の衝動を持った人を愛せますか?
それでもいいよと許せますか?
そして川上洋平が好みとは程遠い容姿であり、背も低く、太っていたとしたら、あなたは変わらず好きと言えますか?
彼の容姿を含めて私は彼を知ってしまったから、私自身も想像しきれ無い部分はあります。だってもう、彼のことは容姿も含めて好きですから。
それでもね、私は彼がどんな姿でも愛するでしょう。
「ジェーン・エア」という小説、映画でもいいです。読んだり、観たりしてみてください。そこに出てくる男性は、最後は不自由な体になるんです(ネタバレすいません)。主人公の女性はそういう今だからこそ、彼を支え、共に歩む道に喜びを感じたのです。彼と幸せになりたかったから。自分自身も彼を心から必要で、心から愛している人だったから。
それから…。
幕張のライブ。本当に良いライブだったと思ってるのですか?
あなた達の目は節穴ですか?
あの日、何人の人が倒れそうになって運ばれたか知ってますか?
かなり多くいたのですよ。
彼が、メンバーが、それを悲しまないと思いますか?いい加減、気付いてください。
死人が出なかったから良かったものの、数日前にはワンオクのライブでのことがニュースになっていました。知らないのですか?
彼やメンバーが注意をしなかったのは、ファンの方々に自分で気付いて欲しかったからです。言わずとも自分なりのマナーを持ち、ライブを楽しめるファンであって欲しかったからです。
それが分からないなんて鈍すぎます。
私もあの日、ライブに行っていました。前の方でたが、酷い有様でした。
何故そのままその場で楽しめないんですか?
曲によっては倒れんばかりに前に詰めようとするんですか?
あっちに移動したり、こっちに移動したりするんですか?
危ないでしょう!
あれでは子供は見れません。あれではお年寄りは見れません。車いすの方は見れません。あれでは体力の無い方は見れません。
あたたちはそんなに特別なんですか?
みんな平等なはずでしょう。誰だって前で見たいでしょう。どんな人も危険を感じずに見れるライブこそ、素敵なライブじゃないのですか?
他者を想い、怪我の無いよう、倒れる人が出ないように気遣い合うライブこそ、素敵なんじゃないのですか?
体力に自信の無い方は場所を変えて…なんて、言わせないであげてください。
誰だって平等だから、私達が気遣います。大丈夫ですと言ってあげてください。
私達はみんなで楽しみたいのですって言ってあげてください。
本当に彼らの歌が好きなのなら。
アレキサンドロスの歌を、ただ純粋に聞いてあげてください。そして、洋平をもう解放してあげてください。勝手に雲の上の存在にしないでください。
どんなことでも素敵だとか、カッコイイとか言わないであげてください。
彼はそれが嫌んです。
彼も弱い人間なんです。私も同じです。
苦しいことも、悲しいことも、自己嫌悪に陥って自分を傷つけたくなることだってあるんです。不安になることだってあるんです。みなさんと同じなんです。
大きすぎる評価をしないでください。彼が生き難くなるんです。自分を出せなくなってしまうんです。本当の自分じゃない自分で生きてしまうようになるんです。
純粋に歌だけを聞いてあげてください。どうかよろしくお願いします。
山崎 由佳理