大阪・大正区のアパートの一室で、男性の遺体が見つかった事件で、警察は30代の男を逮捕しました。飼い犬をめぐるトラブルがあったとみられます。

きのう午後1時前、大阪・大正区のアパートの一室で、71歳の剣持好夫さんが血まみれで倒れて死亡しているのが見つかり、警察は今朝から現場検証をしています。遺体の首や上半身には10ヵ所以上の刺し傷があり、警察は殺人事件として捜査していましたが、きょう未明、剣持さんの隣の部屋に住む八島茂樹容疑者(35)を殺人の疑いで逮捕しました。八島容疑者は、自分の部屋で飼っていた犬のことで剣持さんとトラブルになっていたということです。八島容疑者は、逮捕前、警察に対し犯行をほのめかす話をしていましたが、現在は、「僕は殺していない」と容疑を否認しています。警察はトラブルなどを調べる方針です。